2013年9月8日日曜日

修復のチャンス

数日前、ほんの小さなことで母親に対してキレた。

母親はまた新たな地元の自殺者を話題にし、
要は私に「そんな風にはならないように」とか
「がんばってね」ということを言いたくての話だったと思う。

しかし、私にはそんな風には映らず、
いつまでも定職に就かない私を責めているのかと思って、
「そんなことを言われても私のヤル気にスイッチが入るわけじゃない!!」
と言って、お互い後味悪く電話を切った。


土曜日の昼、母親からメールがきた。
一言「食べているかい」

夕刻前
「今日はホットケーキと昨日の余りのカレーを食べた。
仕事は引き続き探し中」
と返答した。

その直後
「了解:)」
とメールがすぐにきた。

(注・:)はスマイルマーク)

土曜日は2冊本を読んだ。
1冊は死にゆくことが若くして決まった人と共にする旅の話。
もう1冊は短編集だけど、2話に1話の割合で誰かが死んでいく。

それらのおかげもあってか、
生きているからこうして修復のチャンスがあるんだと思った。
なんてことはないやりとり。
でも、それが生きていることが第一条件で初めて成り立つことなんだと、
当たり前だけどよくいつもは忘れている当たり前を思い出した。

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