2020年9月6日日曜日

社窓の窓からー残暑の頃

気付いたら、今のところ10ヶ月目になった。

子どもだったら臨月!

対照的な出来事があった。

先週金曜日に大至急英訳の依頼があった。

それは2ヶ月目、もとい一人立ち1ヶ月目の時に頼まれた営業会議の議事録で、その時も超苦戦したけれど、今回も前回ほどの量ではないにしても苦戦した。

多分会社の1番の客先だと思う。

何が大変って、議事録はじめ客先に向かうもので「対応」とか「確認」とか、日本語だとその通りでも英語はそうはいかない。

単語の選び方1つで事は全く別物になる。

それが交渉事に関わるものだと、本当にきちんとしないとまずい。

言い方を間違うと、クレームや交渉決裂になりかねないから、とにかくフルに神経を使う。

このおかげ(?)で、とうとう私は社長にも重箱の隅をつつく質問を二たび三たびと行い、その後私の英語の先生たちのトムさん、そして最後はMr.ダンディに見てもらって事なきを得た。

2人とも超忙しいのに「今日中に提出」だと説明して、それぞれ1時間ほどで戻してくれた。

本気で鬼みたいなことを無理くり頼んでるのに、なんとかしてもらった。

もはや何様!?状態だったけれど、2人とも素晴らしく惜しみない協力を買ってはないけれど出てくれて、本気の本気で助かった。

1月に頼まれた時と全く一緒のパターンで、これがこの数ヶ月で積み重ねた人間関係なんだと嬉しくなった。

私の置かれている状況も会社としての責任も全部わかって対応してくれた。

まさに神対応だった。

最後社長はじめ重役たち向けに英訳資料のデータをメールで報告する時も、まずはトムさん、その後Mr.ダンディに見てもらったことを書き添えて出した。(でなければ、私オンリーの目となると重役たちも怖いだろうと思って)




その一方で、今週頼まれた英訳は酷かった。

元々苦手さんからの依頼で、何が苦手というか嫌かと言うと、基本的な挨拶「お願いします」「ありがとう」「すみません」が言えないところ。

だから投げかけられた質問にきちんと丁寧に答えても、それには何の反応もなく。

頼む時は、私がすると知っていても、私じゃなく上司の名前だけ出して上司に依頼。

もうこの時点で私はプンプンだった。

誰が対応するか知らない時は別にいいけれど、明らかに私がすると知っていて(上司も「武士俣さんに確認します」とはっきりと書いてる)、さらには私が依頼されたことに対しての回答やお願いを伝えていても無視するとは、本当に根性腐りまくりで、もう一度幼稚園保育園から出直してください状態だった。

そうやって一連の無視を決めこまれ、それでも私は淡々と依頼されたものをこなし、その英訳をMr.ダンディに見てもらって返した後のこと。

英語は問題なく終わったけれども、1つ日本語がおかしいところがあった。

私が見ても変だと思うもので、それを見事にMr.ダンディはズバリ指摘して、とりあえず担当者にそのこと引き継いでみてと言われたから、私は苦手さんにその旨も書いて連絡した。

そうしたら今度は苦手さんから返信は来た。

来たけれども、これが過去最低でかなりイラッとするものだった。

苦手さんは、手柄的な内容、きちんとできてる報告の時は、毎回私の名前を消して、私のメールの文言をコピペして上にあげてる。

私は完全にゴースト化していて、誰も苦手さんがしたとは思ってなくても、報告部分だけ見たら苦手さんがキッチリやったみたいに見える。

自分で言うのもなんだけど、私はどこにその内容が回っても大丈夫なように、細かいことは毎回連絡事項で書く。

そしてその書き方は、社内でもかなり上のクラスのクオリティだと思う。

要は冗談抜きで、私の携わるものは色んな重役を介して上に行って最後は客先みたいなパターンが多いから、とにかく不手際がないように、伝えるべきことは箇条書きにして伝える。

そんなことしている人社内にほぼいないから、自分でもこれまでの数々の職歴で鍛えられた分だけあるな!と自画自賛(笑)。

そういうのは、苦手さんは自分のしたことのように名前を変えて上に出す。

苦手さんの上への報告メールの中で、私は完全に不在の状態で成果物は上に引き継がれる。

それは別に構わない。

私の場合、評価されたところでお金が上がるわけでも待遇が変わるわけでもないから、どうでもいい。

だけど今回は違った。

なんと。

Mr.ダンディからの伝言を書いたメールは、私の名前のまんま転送されていて、まるで他人事のようにして、こんな指摘があるので確認してくださいと苦手さんは重役に流していた。

最初見た時から違和感で、なんだろうこれ?と思ったけれど、よくよく考えてわかった。

私は良い悪い関係なく、とにかく色んな可能性がある時はそれを全て報告するけれども、苦手さんは良い内容は自分発信、問題になりうる内容は私発信にするとわかった。

( #`ω´)\\\٩(๑`^´๑)۶////( #`ω´)

何この事なかれ主義的な。

悪いことは私を矢面に立たせるみたいなの。

本気で腹が立った。

ちなみに担当の重役には、私がMr.ダンディとやりとりした後に即刻席に伺って、まずは「すみません」から言って、その後事の顛末を伝えた。

私はてっきり苦手野郎が対応すると思って、苦手野郎にだけわかる書き方をして出したら、まさかの言葉足らずなまま重役グループに転送されて、結果重役グループに余計な混乱をもたらしたから、苦手野郎の不手際については全て黙って、ただ一言「私の説明が足りなくてすみません」と謝った。←相手の不手際を言わない私は本当にやさしさのかたまりだと思うv( ̄∀ ̄)v。

その人とは何回かやりとりしているし、基本対面で対応する分には機嫌良くいてくれる人だから、今回も事が荒れることはなく、「こちらもよく読まずに返してすみません」と逆に謝られて、あとはお互いに情報交換して普通に会話して終わった。

とにかく機嫌良く丁重に対応すれば、よほど相手の虫の居所が悪いとかもしくは素の性格に難ありでなければ、基本何とかなる。

ジワジワと日増しに腹が立ったけれど、絶対に同じ土俵に立ちたくない!!!、あんなのと同じレベルに成り下がりたくない!!!という気持ちになって、とにかく私は相手がどんなにバカでダメ男でもそれと同じにだけはならないよう、これまで通りでいこうと思った。





苦手さん対応が動いていた中、上司に呼ばれた時があった。

何をやらかしたのかと思って、ガクブルで話に臨んだ。

しかも別室に呼ばれるくらいのやらかし…。

冷汗たらたらだった。

そうしたら、まさかの正社員登用のオファーだった。

Σ(꒪◊꒪ )))) !?!?!?

42歳になろうとしている今、まさかの派遣から正社員オファー、それも上場企業!

ものすごく光栄な話だった。

この話はまた別記事で書きたいと思う。





ちなみに苦手さん話はさらなるオチが付いていた。

それからまた何日もして、短時間で一気にいくつものメールが来ていて、何事かと思って見た。

苦手さんから、上司と子育て中で時短勤務英訳担当の育子さんと私に宛てられたものだった。

私が先日関わったものと同じシリーズの追加の英訳チェックを苦手さんが依頼していて、元々は育子さんが担当した資料をベースにしていたから、今回は育子さんがチェックをするようになっていた。

それのやりとりが全部メールにあって、私はそれを見た瞬間ブチ切れた。

育子さん担当分は何の不備もなく滞りなく終わっていた。

私の時みたいな面倒な展開も一切なくて、ものすごく平和な感じで何の障害も問題もなく最初から最後までスムーズだった。

それに対して、苦手野郎はきちんとお礼を言っていた。

はっ( #`ω´)( #`ω´)( #`ω´)!?

私の時は基本全部返信がない。

こちらが出したものに対して基本スルー。

そして良いとこ取りした内容のものが上に引き継がれる。

もちろん私の名前はそこからは消えている。

その引き継がれたものが私にも送信されて終わり。

もしくは先日の矢面事件のような感じにしかならない。

なのに、育子さんのものには育子さんに対してきちんと返信している。

お礼まで言っている。

それを見てしばらく怒りが収まらないぐらいにイライラした。

そしてどこまでがそうかは知らないけれど、苦手さんは育子さんの時はきちんと自ら足を運んで頼むなり聞くなりしていた。

珍しい組み合わせだなと思って一瞬目を引くような光景だったから、今となれば育子さんに頼んだ英訳チェックの話だったことはすぐにわかった。

私の時は、私の名前で転送された後のやりとり付きの最上段に「よろしくお願いします」とだけあって、最初何がお願いしますなのかわからなくて、もう一度よく読んで、どうやら日本語が変更になってそれをもう一度英訳して欲しいということ!?と思って、それを私は直接本人に確認したくらいだった。

そんな大事なやりとりさえも私の時はメールで終わり、私側が内容確認するという、本来動くのは私じゃなくてあなたじゃないの!?状態だった。

そしてその後変更点についてまた一悶着あったから、その一悶着の部分のMr.ダンディと担当重役にそれぞれフォローと確認で動いたのが私だった。

とんでもなく色々と動いたものに対して、それも苦手野郎は少なくとも私が直で調整したものは一切関わらず、出来上がったものだけ手にしているにも関わらず、何のお礼もなく、本気で人としてこの人は何なんだろう!?と思った。

時間が経って、今私は上司にお願いしようかと考えている。

苦手野郎担当のものはもう育子さんが単独担当になってもらって私を外して欲しいことを。

苦手野郎のものは量も少ないし即日対応しなくて良いものだから時間的余裕がある。

育子さんがどうしてもいないとかいう以外は、苦手野郎担当のものだけは私はやりたくないから、他の面倒なものは実際に全部私が受けてるのもあるから、そこはお願いできないものかと真面目に考えている。

幸いにして、苦手野郎は育子さんには人としての最低限というか当たり前の気遣いはできているから、育子さんに失礼なことは多分しない。

私は自分をすり減らしてまで苦手野郎の対応する必要なんかないし、この間Mr.ダンディに苦手野郎担当分の外向け資料はMr.ダンディが基本目を通すことも聞いてきたから、私が抜けても最後の砦があるから大丈夫と思う。

上司も苦手野郎の在り方の酷さには閉口していて私と一緒に怒っているぐらいだし、少なくとも育子さんにはきちんとしているのもわかるから、そんな超個人的な理由で担当を外してもらえるかは知らないけれど、とりあえず頼むだけ頼んでみようと思う。

他のもっと大変な案件をやらないと言うのとは違うから、そして大変な案件は多くの回で何かしら問題が持ち込まれるケースが生じるけれど、それらも私は全部交渉やら確認やら足繁く誰相手でも出向いて対応するから、苦手野郎案件のみ外れたいと言っても、了承してもらえるかどうかは別として訴えてもいいレベルだと思っている。

面倒なことは今後苦手野郎が全部引き受けて対応したらいいし、上の人たちの調整もあなたが見えないところで動いてやったらいいと思う。

本人に直接言っても、相手のレベルがバカすぎて何にも響かないか、中身はボロボロのまま形だけきちんとして終わると思う。

そのしょうもないことで自分の神経をすり減らすなんて本気で愚の骨頂だし、私しかできないことなら別の方策も考えるけれど、こと苦手野郎案件なら育子さんの勤務に負担にならない範疇での対応が可能だし、最後はMr.ダンディもいるから、よほどの理由がない限りは私でなくてもいい。

あやつの人間的にふざけすぎたことに私は自分を巻き込みたくない。

超面倒くさい派遣というか超面倒くさい人になっているけれど、もう自分がこんなくだらないことですり減るのは嫌すぎるから、ここは自分のために立ち上がりたいと思う。

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