2020年9月26日土曜日

社窓の窓ー秋のはじまり

2020.9.26
ずっとアップしようとしていたのに、姪っ子が来たり、なんだかバタバタして今になってしまった。

仕事の話。

相変わらず仕事はすごい形相を見せている。

今現在着手中のものは、最終的にどういう形に着地するか知らないけれど、会社の悪しき慣習がもろに出てしまっているものに当たってしまって、悪しき慣習の指摘はしないけれど、本気でありえない不具合については指摘をせざるを得ないところにきている。

昨日から始めて、本来なら既存の資料を使って、使えるものはそのまま転用して新規のところだけ私が英訳すれば良かった。

ところが、その本来参考にする既存の資料側にあれこれ不具合が見つかった。

社内資料くらいならどうでもいいけれど、客先にいくものなのに、それも単なる資料ではなく顧客側からすると重要度が相当高いものなのにそれに不具合がある。

とんでもないことに発展するんじゃないかと思う。

どうしてこういうおかしな案件ばかりに当たるのか相変わらずだけど、とにかくやれるだけのことはやってあとは会社の判断なのか天の采配なのかを待つ他ない。

そうしたことはいくらでもネタがあって、私は毎日書けそうなくらい何かあるけれど、それではなく、ずっと下書きに入っていたものをアップしようと思う。







2020.9.7
42歳になる年、突如降って湧いた正社員オファーの話の備忘録。

聞いた時からはっきりと答えはわかっていた。

引き受けないこと。

けっこう早い段階で辞めるイメージは難なく思い浮かぶし、むしろそれしか思い浮かばない感じではあったけれど、正社員を務める自分の姿は全く見えなかった。

仮に10年、なんなら3年でもいい、私が3年勤める姿さえどうやっても想像できなかった。

違うことをしてる自分が思い浮かぶとかはなくても、とにかく現状のところに居続ける自分は、あれから何度も想像しようと試みたけれど、一度として思い浮かばなかった。

単純に、話はものすごくありがたかった。

42歳のどこの骨の馬かもわからない、しかも派遣会社経由で会社に提出された私の職務経歴書のボロボロ加減と言ったらなかったけれど、それでも私を雇いたいと思ってもらえるのは本当にありがたいことだった。

無駄に立派な学歴も伏せられているし、職務経歴書だけを見るとかなり信用できない大人にしか見えないにも関わらず、そうやって声をかけてもらえたのは本当に嬉しかった。

もっと言うと、自分の力1本で勝負(してはないけれど)した結果だと思うと、さらに誇らしい。

自分の日々やっていることに対して、それで合ってますよと教えてもらえたみたいだった。

しかも相手は業界ではわりと大きなところらしく、全国各地から人を雇うような会社で、そんな大企業から声をかけてもらえる日が自分の人生にやってくるなんて想像さえしたことがなかった。

だから、本当の本当にありがたい話だった。




なんだけど、私はそれを引き受ける気持ちがない。

こんなこと言ったら怒られそうだけど、今の仕事は「通過点」という感じがする。

英訳がたしかに表面上の仕事だけど、内実は英訳とはかなり違うことをしている。

とにかく色んな人たちとコミュニケーションをとる。

そしてその相手は、いわゆるエリートと呼ばれる賢い人たちで、理系で、キレッキレの頭の持ち主ばかりと言ってもいい。







2020.9.17
これは9月7日に下書きして、その後違う記事をいくつかアップしているうちにそのまま今になった。

もう一度話し合いというか、私側が返事する時が設けられた。

私は最終的に、いつまで続けられるかわからないことは変わらないけれど、会社の業績次第で即刻切られる(内実を無視して一斉に派遣を切ることも過去にあったらしい)というのも部署として避けたいことは話を聞いてわかったから、いつ辞めるかもわからない私側の状態を踏まえてあとはどう雇用するかは会社の判断に任せたいと答えた。

とりあえず、次派遣の更新が提示されるなら、何もなければ更新する意向ですとも伝えた。

上司から、もし正社員となっても、武士俣さん側の事情が変わればそちらを選ぶってことですよね?と聞かれて、そうなった時は待ったなしだと思うのと、私は来たものについては選べないから来たものに向かっていくしかない、やりたいやりたくないということではなく、やらざるを得ないと思いますというようなことを伝えた。

その時に私が自分で自分の答えを聞いて思ったのは
「私に来るものは、例えば今の仕事であれば私でなくても他の人でもできることですが、私個人に来るものは私にしかできないことで、それは代わりの効かないものだからやらざるを得ないと思っています」
って自分でも覚悟してるんだなということ。

おこがましさ満載だけど、多分今のところにいるのは、今のところで一歩間違えたら会社全体として大きな問題に発展しそうなものや、仕事のプロセスと言えばいいのかわからないけれど、そういうものに対してメスを入れてるみたいなところがある。

大きな会社に対して派遣1人の力なんて見えないに等しいけれど、実際にお願いという名のブーブー文句を言って、かなり改善されたことも色々出てきた。

それが今の私のやるべきこと、ブーブー文句をいうことじゃなく、不具合なことを訴えてより良い方法にしてもらうことが会社にとって必要な気がする。

とにかく、先々のことは自分で決めれるのとは違うように私は感じているから、会社に一存するという答えになった。







この後に書かれているのは、同じく9月7日の時点で書いたもの。

時間が経つとより一層はっきりするけれど、最後に書いたことはその時は小さなことかと思っていたけれど、時間が経って実際に返事も終わってみたら、そのことだけが色濃く自分の中にあって、相変わらずだなぁと思いつつも、それが本当に自分の中で大事なことなんだとわかる。

私が思っている以上に大事なんだと思う。







最後に、一番関係ないことの心の機微の備忘録。

「一番関係ない」とは言ったけれど、本当は一番気にしてるからそういう反応をする自分がいるような気がする。

正社員で長くずっと勤めるとなった場合、◯◯さんはとはどうなってしまうんだろう…?、もっと物理的に会えなくなる…、そんなことを思った。

相変わらず頭の中はとんでもなくぶっ飛んだことを自動再生的に軽やかに想像していた。

相手の意志をまるっと無視できるのが想像だと思う。

普通に起こりうる可能性を想像してるのならまだしも、全くもって起こる気配もないものを私は想像していた。

単純に、ずっと新潟片田舎にいたら会えないと思った。

自分でこれ書いてても変なこと言ってるなと思うけれど、お願いしてもないのに勝手に想像は始まって、会えない状況は困ると思って、それは嫌だと思った。

さらにドン引き確定なことも、想像は暴走して出てきた。

私の正社員オファー話に反応してくれないかなぁと。

「えっ!?それは困る」とか思われたいとか、もう暴走はどこまでも暴走した、勝手に。←自分の思考回路だと思うと耐えられないから、魂の引力でそうなってることにしようと思う。最近覚えた技(笑)。社会的に都合の悪いことはすべて「魂のせい」にすること(苦笑)。

とにかく頭のネジが飛んだとしか思えないおかしな想像をあれこれ始めた自分を見て、相変わらずだなぁと思った。

あなたの人生に俺を巻き込まないでくださいとか思われかねないおかしな想像をして、これがもう自分だというあきらめと、何を私はそれこそ都合の良い起きることもないことを想像しているんだろう…?と思う自分もいた。

でも正社員になって身動きが取れなくなって会えなくなるのは困るな…と本気でおかしな思考回路ではあったけれど、はっきりとそれは思った。

冷静になればなるほど、どうしてそういうことをいきなり突拍子もなく私の頭は考えだすのか不思議でならない。

0 件のコメント:

コメントを投稿