2016年4月28日木曜日

行きつ戻りつそして今

「行きつ戻りつそして今」そんな言葉がふと出てきた。

何が行きつで何が戻りつなのかわからないけれど、今の自分の心情を表すとそんな感じ。

この3日程、日常なのに非日常のような時間を過ごした。

過ごしたと言うより、勝手にありえもしないことが山ほど起こってきてびっくりした。

例えばその一端を担った1冊の本がある。

図書館で借りた本で、さっき調べたらなんと名古屋市内で1冊しか在庫のない本だった。

なんとなく惹かれて借りてきて、そしてその本にあったある実験を行って。

実験は「まさか」を体験する実験だった。

有り得ないということが起きるかどうかを見る実験。

実験って言っても特に何をするわけでもなく、日常を送る。

そうしたら、本当に色んなことが、そう決して日常で起こらないことがいくつもやってきた。

あまりにも非日常のことがいくつも重なって、頭の理解なんか追いつくはずもなく、どうしてこんな

ことが起こり得たのだろう?なんて考えても仕方のないことをぼんやり思う。

本には臨時収入や思いもがけないヒントがきたり・・・と紹介されていた。

それが本当にやってくるなんて、誰が予測できただろう。

しかも臨時収入は、実はずっと家の中に何年も前からあったお金だった。

そして臨時収入というかその現金を手にするのに、それを引火させた人物が2人いる。

1人は10年来の友人のような関係の人で、その人からSNSにメッセージが来た。

1年に1~2回ふらりと連絡をくれる人で、そこはまぁ最初の入り口にしか過ぎなかった。

そのメッセージをネットで確認するにあたり、わたしはある衝撃の事実(2人目)を知る。

あまりにも衝撃がでかすぎて、それでわたしは急遽本格的な断捨離をしたくなり、それで断捨離を

始めたら、なんと意外な場所から現金が出てきた。

そう、だからそのお金は数年前からそこにずっとあったのに、わたしは一度でも気付くことがなく、

ずっとずっとその場所でただ息をひそめていた。

そして最初の本の話に戻ると、すごくいい内容の本でその人ブログやってないんだろうか?と思い

それもチェックした。

その方のブログがいいのはもちろんだったけれど、そこに過去に読んだことのある本の作者との

対談会のような案内があった。

会自体は終わっていたけれど、そのもう1人の方の情報が気になり、それを開いた。

なんと昨日名古屋にその人は来ていて、講演会をするという情報をキャッチした。

情報は先にキャッチしていたけれど、いかんせん先立つものがない。

本当に行けるなら思いがけない方法でお金がくるだろうと(どうせこないだろうと)たかをくくって

いたら、まさかの断捨離の行く末の臨時収入。

めでたく行ってくることができたのが昨日の夜。

さらにその前にも、近所の大学で公開講座があり、なんと無料で一般市民も参加できるタイプの

ものでそこにも足を運んだ。

そこでも思いがけないたくさんのヒントと、そして何よりもわたしがこれまで名古屋市内で見た一番

景色の良い場所に遭遇した。

これまで大学は外からしか建物を見たことがなく、一度も中に足を踏み入れたことがなかった。

だから全くの初めての場所に行くことになったのだけれど、もう半端じゃないきれいな景色で、

そんな素敵な土地が名古屋にあったとは、しかも普段よく通る場所がそんなにもきれいな景色に

なるとは、想定外の出来事だった。

とりあえず、何だかよくわからないけれど、何だかよくわからないことがたくさん起こっている。

そのありえないことが起こる実験を始めた24時間後ぐらいに、72歳とおっしゃった婦人に会った。

向こうから話しかけてくれ1時間弱、互いにベンチに座りながら話をしていた。

その方の飼い犬の名前は、わたしの友達の飼い犬と同じ名前だった。

さらには、なんとその息子さんが数年間勤めたという会社がわたしが派遣で行ったことのある会社

だった。

不思議なこともあるもんだなぁとその時は思って終わった。

そう、断捨離の時も不思議なことがあった。

結局は捨てるのをやめたのだけれど、今回これだけは捨てようと思った1冊の絵本があった。

そこについているわたしのストーリーを断ち切りたくて捨てようと思った。

そうしたら、他のものも見ていたらなつかしくなり、1冊の雑誌を手にした。

3~4年前の今頃、とある雑誌に文章を投稿したことがあった。

それがまさか採用されて実際に掲載されたのがその1冊の雑誌の正体だったのだけれど。

今回も久しぶりに自分の文章を読んだ。

もう何回も読んだし、その時のことはよく覚えているから、その辺りはこれまで通りだった。

これまで通りではなかったのは、自分の文章が載っているページの上の部分だった。

なんとそこに、よく雑誌なんかにある「おすすめの本」コーナーみたいなのがあって、そこに例の

捨てようと思った絵本が紹介されていた。

今まで一度も気付かなかったと思う、そのコーナーの存在に。

だけど今回はそこに初めて目が行き、まさか自分がこれから捨てようとした絵本がそこに載って

いるなんて、想像すらできなかった。

それ見たらあまりの偶然に腰を抜かし、とりあえず捨てることはやめた。

だってこんなにたくさん世の中には本が溢れているのに、何がどうしたら自分が捨てようと思った

本とそのたまたま自分の文章が掲載された雑誌の中で第三者が推薦している本が一致して

いて、さらには自分の文章とその本の紹介とが同じページにある。

もうどんな確率ですか?という話で、捨てるに捨てられなくなった(笑)。

ちなみに絵本は9~10年前に購入したもの。

という、過去も未来もはちゃめちゃなことが山ほど起こって(ここには書いてないこともまだある)、

とにかく行きつ戻りつの今になっている。

これまた余談だけど、今日とある契約に関する連絡をある会社にした。

これももう何回も契約しているから、いつもと同じ流れで契約をするのだろうと思っていた。

ところがいつまで経っても契約書がこないからどうなってるのかと思い、ようやく連絡した。

なんと、契約の方法が今回から変更になることが判明した。

これも全くの想定外のことで、もしこれを早くに知っていたとするならまた違った選択を自分はした

のかもしれないと思った。

とにかく、これまで「○○だろう」と思っていたことが次から次へとひっくり返され、もう何が当たり前

で何がそうではないのかの線引きが薄れてきている。

ありえないことだらけなわけだから、どう解釈していいのか自分でも戸惑っている。

さてこの後もいくつか、普段には有り得ないことがいくつか予定されている。

何が出てくるのかはわからない。

だけど確実に水面下で何かが進行しているような感じがある。

何が進行しているのか、当の本人のわたしでさえわからない。

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