2014年3月4日火曜日

女子グループの克服

今月で6ヶ月目を迎える、そして今月で終了する派遣の職場でのこと。

今、所属している部署は、9割女子。

3つの部署でワンフロアを使っているけど、全員で60人位いてフロアの半数は女子。

そのうちの20数名の女子がわたしが今いる部署の人数。

勤め出してすぐの頃。

THE女子と言わんばかりの雰囲気に圧迫感を感じ、

誰とも仲良くならずに、一匹狼状態でわたしはただただ通った。

個人的に話せば、この人いいなぁと感じる人もいたけれど、

すでに目に見える範囲で女子グループ?派閥?的なものは存在し、

とにかく、極力関わりを持たないように、遠巻きに人々を見ていた。

THE女子的なグループの存在する組織に属するのは、高校卒業以来だ。



お世話になりつつも、会社そのものの体質というか雰囲気は未だに好きではないし、

頭にくることは、それも、帰宅後もずるずると怒りをひきずってしまうようなことは時々起こるけれど、

でも、なんともうあと3週間もすれば辞めますよ~というところにきて、

まさかの女子グループ克服。



今では、隣りの席になればおしゃべりする人もいれば(席は毎日替わる)、

お昼休み一緒になればお弁当を一緒に食べる人もいれば、

このあいだは、一部の人と飲み会に出かけ、

そして今日はまた新たに、なんと休みの日に、ビール工場見学に行って生ビールの試飲に行こう!!と約束する人まで現れた。


年齢も、ファッションスタイルも、生活スタイルも、考え方も、

色んなことがまるっきし違う人たちばかりだけど、

わたしが好きだなぁ~と思う人たちには共通点がある。

それぞれ違った魅力だけど、人間的魅力にみんな溢れている。

そして、みんな「ひとり」で動ける人たちだ。

変な言い方だけど、

気の合わない人たちとお昼が重なれば、それぞれがひとりで食べることができる人たちだと思う。

席が隣り同士でも、合わない者同士は、暗黙の了解で私語なしで終始貫ける。

それが出来る人たちというのは、わたしにとって居心地がいい人たちだ。

ひとりもいいし(と実際に思っているかはわからないけど)、

人と一緒ならそれも楽しいよね♪

という位のスタンスの人たちだと、わたしは女子グループ集団の中でもやっていけるんだとわかった。


20年前の中学生のわたしはそれがまるっきしできなかった。

クラスで、孤立していた。

そこにいじめもあった。

孤立したからいじめにあったのか、

いじめられたから孤立したのか、

順序はわからない。

でも、ただひとつはっきり覚えているのは、

孤立もしていたし、いじめにもあったこと。

毎日学校に行くのがしんどくてたまらなかった。

その頃の自分では、とうてい想像できない今の自分がいる。

こんな風に、うんと時間が経って、

当たり前だけど、もう大人だから、自分の付き合いたい人たちを選べるようになってから、

まして最初は苦手な人たちばかりだ・・・と思っていた集団の中で、

こんな風に女子と仲良くなれるというのは、思ってもみない展開だけに、

単純にわたしはうれしい。


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