2013年12月17日火曜日

夢ではない夢の時間

きのうのこと。
ある友達に会ってきた。


この人との出逢いは不思議だ。
わたしはその人を、自分がとっても信頼している人から
「こんな人がいるよ~」
と教えてもらったのが最初。
会ったこともない、当然名前も顔も知らない、
だけど人柄や生き様は知ってると言う
「森山直太朗知ってます」と同じレベル、
実際はそれ以下の情報しか握っていない人だった。


ある時。
わたしはその人とコーチング系の勉強会で席が隣りになった。
その時すらもその人がそのうわさの人物だとは知らなかった。
とにかく、頭のきれる人だと思った。


後日、別の人から、隣りに座っていた人が、そのうわさの人物と同一人物だと初めて知らされた。
その人にお願いして、なんとか時間を作って会って欲しいとお願いしたのが
多分去年の秋くらいだったと思う。


しばらく色んなことから距離を置いていたけれど、
また様々なことが重なって、この間数ヶ月ぶりにたくさんの人がいる会場で会った。
今度またお茶しよう!となって、会ってきたのが昨日。


昨日の3時間くらいの時間は、まさに夢のような、でも夢ではない時間だった。



わたしはそこでひとつ決心をする。


ずっとずっとやろうと思っていたことがあった。


実際は、もうすでにやり始めていることだった。


だけど、ああでもない、こうでもないと自分に言い訳して
やることから回避していた。


やることと言うより、それを誰かに伝えるのをずっとためらっていた。


正直、やってどうなるんだ?と思っていたし、
一体ぜんたい、わたしのやってることは何なんだろう…?
といつも答えの出ない質問を前に動き出すことから逃げまくっていたし、
言い訳だらけ、逃げ道だらけだった。


深層心理で「この人ならわかってくれるかもしれない」と思ってわたしは話をしたのかはわからない。
気付くと、とても自然に
「実はね…」
と前々から構想としてあったものの話をした。


それはこのブログとはまた別の「書くこと」。


その内容は、わたし自身が生み出した表現ではない。
だけど、すれ違いの見知らぬ人たちや、知ってる大切な人たちが
発した言葉とそれにまつわるエピソードを形にしたいという、
とりあえず聞いたもの見たもの、
わたしの五感すべてもしくは六感も使って感じているすべてを表現するものだった。


そのアイディアを得たきっかけや、
今年の夏、ほんとうに「これだ!これをかたちにしたい!」と思った、
ある見知らぬ親子の会話を話した。
時間にしたら1分にも満たなかったと思う。


「ぶっしー、それやろうよ!」

というようなことを言ってくれてたと思う。


細かな内容はほとんど聞かず、
わたしの簡単な説明だけ聞いて
「やろう!」
ほんとうに、その言葉だけだった。


具体的に動くステップも、とってもわかりやすく提示してくれた。


「えっ!?それだけでいいの?」
とわたしはすぐさまに聞いた。
まじめに、そんなにも簡単でかつ確実にわたしが無理なくやれる動きで、
そのシンプルさに心底驚いた。


「そんなもんだと思うよ」
と、驚いてばかりいるわたしに、相手はさらりと答えた。

  
「ねぇ、ぶっしー。
今だったら、やっても失うものないじゃん!
やることで新たな可能性が生まれることはあっても、
やることで何かを失うって絶対ないじゃん!」


と続けて言ってくれた。


ほんとうにその通りだった。


今のわたしは、特に今回のように自分の頭の中にあるものを「見えるかたち」にするのにお金はいらない(注)。


やったことで、それが何にもならなくても、
やるだけでわたしの中に後悔は100%ない。


そして、
「『わたしは○○です』と宣言した瞬間に、もうそうなるんだよ」
と、とても優しく諭された。
友達は、わたしにある称号を与えてくれた。
その称号は、友達いわくわたしのやってることそのものだと断言してくれた。
なんとも心強かった。




今年1年、とにかく悩んだ。
進む方向性も見えず。
どうしたいのかもわからず。
もう失敗も痛みもこりごりだと思った。
しばらくは派遣に逃げ込んで、なんとか生活を立て直すところから始めよう…
何かを始めるまで、まだまだうんと心の準備がいると思っていた。
先の見えないトンネルを前に、一生このままだったらどうしよう…と焦りも不安もいつも隣り合わせだった。
何かを始めるだなんて、まだまだうんと先だと勝手に決めていた。


昨日も、
そんな展開になるとはつゆ知らず、
のんきに地下鉄に乗って出かけ、
遅刻魔で有名の友達が本当に時間を守って集合場所に現れたことに驚き、
今の時間ならモーニングできる!ラッキー♪
位な感じでコメダに入った。


当たり前だけど、動くのは自分。
何かを変えられるのも自分。


だけど、わたしの場合は、大きなプッシュが必要だった。
軽く背中を押してもらう感じではなく、
具体的なステップはライトな感じでも、
動くには大きな後押しが必要だった。


まさか昨日のような形でそのプッシュがもたらされるとは、ゆめゆめ思わなかった。


そう、昨日はまさに、夢ではない夢のような時間だった。




一夜明けて、空が明るくなり出した頃。
わたしは早速、昨日話していたことを行動に移した。


それはとても自然に、まるで朝ごはんを作るかのように、その作業に没頭した。


友達にそのデータを送ってから、今日は仕事に行った。


わたし、できるんだ、
と自画自賛ではないけれど、
無理なく動けた自分に感動した。


近日中、これからしばらく取りかかるぶっしープロジェクト発表予定☆


(注)始めるのにお金が0円なのは、ほんとうにほんと。
それはまるっきしウソがない。
ただ、ひとつだけ、そこには上には書いてないことが含まれている。
わたしが今回形にするのに、友達がひとつ全面的な協力をしてくれる。
友達もプロだから、本来ならそのサービスに対してお金が発生するもの。

今回、「出世払い」という、大真面目に、そういう名のもとで絶大なる協力を得ています。

2 件のコメント:

  1. ぶっしー、動き始めたのね! 
    文章から、とっても大きなエネルギーを感じる!(^^)
    新しいプロジェクトの発表を楽しみに待ってます♪

    悩んで迷って・・・たくさんのことを考えてきた今年も、残りわずか。  
    私もぶっしーに、誕生日までにひとつ「変化」の報告をしたいって
    思ってる。
    「怖いからまだ動かない」、もしくは「大丈夫になったら動こう」、
    という段階でぐずぐず停滞していたこの1年を経て、
    「怖いままだし大丈夫とも全然思えないけれど、ともかくもう動く!」
    という気持ちにようやくなってきた。 ようやくね;;
    やっとやっと、自分の中で「怖い」よりも「もう、変わろう」が
    ほんの少し・・・1%とか、上回ったような実感がある。
    この1%分のエネルギーを生むのに、ものすごい時間がかかった。
    でも、この「たった1%」がすべての変化のきっかけになるでしょう。
    来年は、世界の見え方が少し新しくなると嬉しいな、と思う(^^)

    追伸: 年末年始、帰省のご予定は??

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  2. さんごさんへ

    おめでとう☆
    「もう、変わろう」が「怖い」より上回るって、すんごいエネルギーの要ることだと思う。
    自分にとって大したことないものは考えなくても勝手に決めて勝手に動いているけれど、
    自分にとって大きなものはそう簡単にはいかない。
    たったひとつのステップが、トンネルの終わりが見えない位に先のように感じることもある。
    何か決められたなら、そして動こうと思えることがほんとうに本当にすごいことだよね!!!
    おめでとう☆

    年末年始は、帰ることはすでに決まっていたけれど、
    上にある通り「計算」を今日して、
    遊ぶ余裕多少ありと判断できたから(笑)
    明日あたりみんなに連絡します!!

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