2020年7月3日金曜日
㉓【おいせさん手帳】自分との付き合い方
おいせさん手帳第23回目
担当:ノム
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7月3日
日々の気持ちの浮き沈みを、波をみつめるように味わう。
波の日
よせてはかえす波は、人生を象徴していると感じたことはありませんか?
快晴の日もあれば、雨や嵐の日もあるように、
どんな人にも、気持ちが前向きで自分を無敵! と思える日もあれば、
なにもかもが不安で、朝を迎えることが恐ろしい夜もあるものです。
不安に押しつぶされそうになったら、波を感じに海へ出かけてみませんか?
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今朝、久しぶりの朝焼けの写真を撮った。
そして、今回のおいせさん手帳のページを撮ってなかったことにこれを書いて気づいたΣ(꒪◊꒪ )))) 。
それはそうと、久しぶりの朝焼け写真を撮って思い出した。
名古屋でニートしていた頃(当時は数ヶ月単位のニート)、週5くらいの勢いで夕焼けを見に毎日散歩していた。
誰もいない河川敷とも呼べない河川敷に行って、そこでずっと携帯いじったりしながら夕焼けを見て過ごした。
毎日見ても、同じ空の日も同じ夕焼けの日もなくて、私はそれにいつも救われてた。
そしてあるブログで読んだ言葉をいつも思い出していた。
いつか読んだブログに、その人が子どもの頃の校長先生の話を書いていた言葉があった。
校長先生は、空には世の中にあるありとあらゆる全ての色があると話したらしい。
青だけじゃなく、黒も白も赤も黄色も、とにかく全色揃っていると。
細かい話は忘れたけれど、だから人間も色々あっていいんだよ、みたいな話だった。
ニート時代の心細さは半端なかった。
答えを持たない、いや、持たないんじゃなくて、社会的に受け入れてもらえそうな答えを持っていなかった。
そのことは、罪を犯しているわけでもないのに、罪悪感やら無価値感やら色んな負の感情が毎日止めどなく溢れ返った。
そうしたことと日々向き合うことのしんどさは、仕事で上手くいかない、人間関係で何か問題を抱えるのとは違うしんどさがあった。
そして答えのない答えをずっと探すみたいなことは、本当に心への負荷が半端なかった。
当時もだし、今もごくたまにするけれど、本当にしんどくて1ミリも動けないと感じる時、私はノートを出してきて「今の自分」を記録する。
「しんどい」
「何もしたくない」
「不安」
「とりあえずノートは出せた」
そんな風に書く。
時間も書いておく。
そして、1時間、2時間と経ってノートを開いて見る。
少し前の自分と違うことがわかると、それだけでホッとする。
さっきより私元気だな、とか。
反対にもっと落ちたり変わらない時もある。
その時はまた引き続き同じようなことでもいいから書く。
そういうことをして、幾日もやり過ごしてきた。
今思えば、その自分に付き合うというのは、本当によくがんばったと思うし、その自分に付き合うことこそ今の自分があるとはっきりと言い切れる。
ニートはそんなにしたいこととは違うけれども、そんな風に自分を大事にできた体験をしたのは、私の人生でもものすごく大きなことになってくれた。
上手くいってる自分じゃなくて、何もかも上手くいかない自分や自分の人生を大事にできたのはとっても大きい。
渦中の当時は、その行為が自分を大事にしているなんて全く思わなかったけれども、今はわかる、それこそが自分を大事にすることのひとつだってこと。
そんな自分を大事にした先に、まさかの同じような考えをする人に出会えるとは、当時は想像もしていなかった。
それも、本当にそっくりなくらい、ダメダメ自分とどう付き合うかやその自分をいかに大切にするかをひたすら考えて実践して試行錯誤しながら日々なんとかするみたいなことをする人と。
今日のノムのメッセージだって、まるで私の心の代弁みたいなところがあって、
「どんな人にも、気持ちが前向きで自分を無敵! と思える日もあれば、
なにもかもが不安で、朝を迎えることが恐ろしい夜もあるものです。」
って、わかるー!わかるー!って激しく共感する。
しあわせなことや嬉しいことはいくらでも受け取れても、そうではない辛くてしんどいものからは、逃げれるものなら逃げたい。
そういう日やそういう自分も含めて自分だということを受け止めるのにどれだけ時間が必要だっただろう。
そういう苦しさやしんどさも分かち合える人に出会えるなんて、本当に奇跡だ。
そしてそんな人と一緒に文字を綴るなんて、想像さえしていなかった。
強烈な自分との向き合いがあったから、色んなことに以前よりもうんと喜べる。
ニートや苦しくなる自分になりまくることを薦めるなんてしないけれど、向き合ったら向き合った分楽になれるし、のちのちしあわせなことも増えるなぁと感じる。
まとまりのない文章になったけれど、それも自分ということで(。•̀ᴗ-)✧
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