私が振り返りノートを書く理由。
私が見ていた景色、見せてもらえた景色を伝えたいから。
たった1人の人が人生に現れたことで、自分の見ている日々の景色が変わった。
そして、それまでいまいち受け止めきれない、もしくは「仕方ないよね」と自分に言い聞かせるしかなかった過去たちに対しても、気持ちが変化した。
その人に出逢えて、そしてそれが数々の過去の選択、その選択すべての上で成り立っているとわかって、初めて過去に対して「それで良かったんだ」と思えた。
自分の生き方の一部を私はどうやっても良いなんて思えなかったし、できればそうあって欲しくなかったと思ったこともある。
そうしたものたちが、その人の登場によって、「それで良かったんだよ」と初めて教えてくれた気がする。
それまでは力を入れて「受け入れよう」としてて、でも受け入れられなかった。
でもその人が現れたら、あっさりと「それで良かったんだ」ってなった。
小難しく考えなくても、それで良かったって。
今回書いているシリーズは同じことを振り返る関係上、同じことをまた言う時もある。
たとえ同じことでも、繰り返し人生の中で思い起こされるものというのはそんなにはない。
そして繰り返し振り返る=それだけのインパクトがあったということ。
そして、今回の場合は、自分の中で特に大切なものだから、繰り返し振り返っている。
交わらなくても、会えなくても、永遠にサヨナラでも、それでも私は書く。
会えるかもしれないから書く、とかいうことじゃない。
書きたいから、伝えたい言葉があるから書く。
そして、伝わる伝わらないに関係なく、「伝えたい人がいる」というのは、しあわせなことだと私は思っている。
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