8時間おしゃべりタイム。
金曜日18時前に集合して夜中の2時過ぎに解散したサノさんと私。
最後もう一杯だけお茶飲んで帰ろう!と言ってから気付けば2時間経過。
同じ時間働けと言われたらこんな風には時間が過ぎない。
本当に色んな話をした。
8時間お酒なしでひたすら食べ物+ソフトドリンクで私たちは話し倒した。
サノさんと私には一緒に仕事をしていた以外に共通点はない。
共通の趣味もない。
唯一、サノさんに紹介した洗顔ソープだけはお揃いの種類(の匂い違い)を使ってるけど、他は本当に何1つ共通点がない。
だけど、何かが通じ合ってる。
バイバイの直前にサノさんは睡眠について教えてくれた。
サノさんの次男が科学雑誌『Newton』なるものが好きでそれを読んだのと、他にも別の本を読んで、たまたま睡眠について面白い共通点を見つけたと言って教えてくれた。
サノさんいわく、そもそも「寝てる間に脳が勝手に記憶を処理する」らしい。
その辺りは私も聞いたことがあるから、ふむふむと復習するような気持ちで聞いていたけれど、その後のサノさんが2冊の別々の本から受け取った情報が本当に素晴らしくて、私は超感動した。
「眠るというのは記憶を定着させる行為で、本人もその記憶を定着させてもいいと思ってる」ということらしい。
反対に、「辛いことや苦しいことがあると眠れないのは、体がその辛い苦しい記憶を定着させないようにしてる」らしい。
その両方の説明にものすごく納得した。
まず最初の「記憶を定着させてもいいと判断してよく眠れる」方の話。
私の中で思い当たる節が2つある。
1つは、2月から3月にかけて、潜在意識に長年くっついていた心の傷のようなものをセラピーで取ってもらった時。
2回に渡って取ってもらったけれど、そのどちらの時も、本当に異常なほどの眠気にその後襲われた。
サノさんにそれを言ったら、「傷を取ってもらったらスッキリするよね!そのスッキリ気分爽快になった感じを体も記憶に定着させようとしてた、そう考えると納得だよね〜!」と返ってきた。
確かにそう考えると、あの眠気も単にエネルギー的に疲れたとかではなく、その新しい心地良い状態を記憶したいと、体が必死に眠ろうとしてたと考える方が私もより近い気がする。
もう1つは、最近ちょいちょい出没してる、他の人へのメッセージをキャッチすると体がだるくなって、その後毎回眠って回復しようとしてる件。
私は単に体が不慣れなことして疲れて眠くなるのかと思ってた。
確かにそれも否定はできない。
でもそれよりも、せっかく出てきた新しい感覚を体で覚えたくてそれで眠って記憶の貯蔵をしてるのかもしれないと思ったら、そっちの方が合ってる気がする。
なぜなら私は、それぞれキャッチした時のことをきちんと覚えておきたくて、覚えてる限りの感覚や起こっていたことを詳細にノートに書いてる。
そう、それは今の私にとって覚えておきたいことになってる。
眠りとは話が少しそれるけど、木曜日に具合が悪くて動かずに横になったおかげで、仕事探しとかをやらずに済んで、それで最終的にはなんとハローワークに行ったら失業保険がすぐに出ることが判明した時。
体の具合が良ければ、天気も良かったから私は間違いなく動いてた。
だけど体があちこち痛くてだるくてやめた。
その日の私の記録には面白いことが書かれている(今見つけた)。
「色々と動き出さない(やらない)のは私の意思ですか?」とペンジュラムに聞いたらスーパーNOが出た、とある。
私はこのやらないことや色々先延ばしにしてるのが私の意思じゃなかったら何だと言うんだろう?と不思議に思ってた。
「だって私の体なんだから、私の意思じゃないの、これ⁉︎」と何度も疑い、何度も同じ質問をするけれど、ペンジュラムは一貫してスーパーNOを出してた。
そしてその後の私の質問が今読むともうビックリするぐらいにピッタリなことを聞いていて、ペンジュラムからもYESをもらってる。
なんと私は「具合が悪くなったことさえ、与えられたものですか?」と聞いてる。
具合さえ良ければ動いたはずだから、でももし動いてたらハローワークの失業保険の手続きに完全に差し支えた。
求職活動をしたり、仕事の問い合わせや面接なんかをしていないか、ものすごく細かく聞かれて、私はすんでのところでギリギリセーフ、助かっていた。
だから、具合が悪くなったことさえ与えられていて、そのおかげでやってはいけないことをやらずに済んだ。
そして私の今の状況をものすごく救ってくれる選択肢が生み出された。
体がストップをかけてくれなかったらこんな風にはいかなかった。
体が全力で私を守ってくれたんだなと思った。
睡眠の話に戻って、2つ目の辛いこと苦しいことの記憶を定着させないために眠らないようにさせることの方。
9月から10月にかけ2ヶ月弱、私は本気で毎日3時間睡眠が続いた。
3時間以上継続して眠れた日は1日もなかったはず、何回も目覚めて…とか日記に書いてた。
本当に眠れなくて、まともに寝てるのが3時間ほど、あとは起きたり、必死に目をつぶって寝ようとしたり、そんな風だった。
サノさんが言った通りだった。
辛いことや苦しいことを記憶させないために、体は体で必死に攻防を繰り広げてたんだなとその話を聞いて思った。
自分で自分を守ろうと体は必死に全力で働いてくれてたんだと今になってわかる。
今は睡眠は回復してるけれど、半年前と今とで状況は変わってないどころかマイナスで、そんな話も少しサノさんとした。
「ねぇbushi俣さん(←サノさんは本当にこうやって私の名前を書く)、無理して忘れなくても私はいいと思うよ。好きなだけ好きでいたらいいと思うよ。忘れようとするよりもそのまま好きでいる方が私は楽になれたから、だからそんなことふと思ったの」
サノさんの言葉はどこまでも優しかった。
夜中の2時、車の中、頭は妙なテンションになっていて、普段なら思わないようなこともスルリと頭から出てきた。
「もう本当に会えないの?」
半年ぐらいしたら記憶も気持ちも薄れるのかと思ったりもしたけれど、それは違っていた。
頭の中で反芻し過ぎたせいか、記憶は部分部分によってはさらに強化されてしまった。
「もう本当に会えないの?」の99.9%は私の再会願望に基づいた思いだと思う。
でも残りの0.1%が何かと言えば、夜中の2時ぐらいのテンションにならないと出てこないけれど、私が本心で感じた部分。
もうこのまま会えないことの方が普通っぽく見えるけれど、でも0.1%はもう会わなくなる、このまま一生会わなくなる方に違和感を覚えてた。
直感みたいなもので、「もう会わないっておかしくない?」みたいな。
もちろんそんなこと言わなかったし、言える状況でももちろんなかったし、さらにはそれどころじゃなさすぎて私の方はいっぱいいっぱいだったし。
でもこれが本当に今生最後の瞬間だとするなら…っていうイメージの方が本当は間違ってる、そんな風だった。
次がある…というより、「これが最後なんかじゃない」という、その感覚の方が強かった。
書きながら何回も寝落ちしてる。
すごいこと書いてる気がするけれど、もうこのままアップしよう。
読み返して変なら後日訂正すればいい。
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