4時過ぎに目が覚めてしまって、二度寝を試みるも上手くいかず、5時になる今。
起きるまでの1時間と限定してまたつらつらと思うままに書き綴りたいと思う。
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毎回どうでもいいことだけれど、自分側の空想が止まらないから書いてしまう。
ここ最近関わった英訳の仕事が、今回初タッグを組んだそろそろ中間管理職になります的な若い人だった。
適当なあだ名を考えたけれど思いつかないからAさんとしよう。
Aさんは若いけれど、早くからエリート街道を行く人なんじゃないかと思っている。
海外勤務を経ての今で、海外勤務の中でもランクがあるとするなら、本当に優秀でないと抜擢されないところの勤務を経ている。
私は全く好みではないけれど、普通にモテていわゆるハイスペックと呼ばれるところにいるようなタイプの人だと思う。
仕事だから毎日2回とか3回とか通って顔を突き合わせて、余計なおしゃべりをするようなタイプの人ではないけれど、最後はポロリと愚痴を私に言うくらいの関わりは為された。
とかいうようなことが仕事であって、どうしても私の中で比べることが止まらない。
Aさんがベラベラとたくさんおしゃべりをするタイプだったのならまた違ったかもしれない。
でもAさんは普通に受け応えはしてくれるけれど、余計なことは基本しゃべらない。
余計なことはしゃべらないけれど、仕事を完成させるためにはどうしても協力せざるを得ないから、私とやりとりする必要が出てくる。
そうやって話をすること数回、当たり前だけど目も合わせるし愚痴も出てきたし、笑うしかないような状況になれば一緒に笑ったし。
とかいうことを経て、何でイケメン上司の時にはそういう超おいしい役割が回ってこなかったんだろうと思った。
なんならAさんもAさんで、用事があれば私の席に来たのが2回ないし3回とあった。
私は想像した。
もしイケメン上司と何でもいいから仕事の絡みがあれば、Aさんとやりとりしたくらいのやりとりはできたんだろうなと思う。
当たり前だけれど、イケメン上司も社内では必要に応じて事務の女性たちと話もしていたし、なんなら毎日、その中の1人Sさんは趣味仲間も兼ねていたから本当に楽しそうにやりとりをしていた。
Sさんの立ち位置はあまりにも目指すレベルが高すぎるからそんなことまでは求めないけれど、せめてAさんとやりとりしたくらいのやりとりはイケメン上司としたかったなと思った。
Aさんと目を見ながらやりとりした時に、私は仕事そっちのけで(話は聞いていたけれど( ̄∀ ̄;))、これがイケメン上司とのやりとりだったらどんなに良かったかな…と意識は全く別のところに飛んでいた。
Aさんもいきなり最初からくだけるタイプではなく、回数を重ねても仕事は仕事として割り切るような感じの人ゆえに、ベラベラとおしゃべりはしない。
だけれど、普通に仕事のやりとりはするし、その辺りの会話はスムーズだし、同僚と呼ぶにはあまりにも立ち位置が違いすぎるけれども、それでも同じ仕事に関わる者同士必要最低限の関わりはした。
イケメン上司と仕事で絡むことができたのなら、もっと目を見たり声を聞いたり話し方のトーンとかその人個人にしかないクセみたいなのとか、私が知りたいこと体験したいこと満載だったんだな…と目がどこまでも遠くなりそうな想像が止まらなかった。
私が欲しかったものはそういう時間や体験だった。
そうそう、Aさんと関わりながら、もちろん年齢差が多分一回りくらい違うからそもそもの前提も違うけれども、普通に社会人の顔をしてやりとりしてみて、こういう人と自分とが何か関係が親密になるなんて普通に考えられないなと思った。
それを思うと、イケメン上司と私とが何か関係めいたものを築いて、さらには親密になるなんて私は本当に飛んだ勘違いをして全くもって手にも届かない何かに手を伸ばそうとしてたんだなと改めて強く強く思った。
幸いにして、当時は全員が全員、誰が誰さんかわかるくらいの規模だったから、少なくとも私が武士俣さんだということは知ってもらえたけれど、今の職場なら私は到底認識などされずに知られることもなかっただろうなと思う。
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来月は6度目の夏を迎える。
早いなと思いつつ、6度目の夏を前に、あの時のことが本当に自分の人生に起こってくれたことなのかどうかわからなくなる時がある。
実は今の仕事に就いてから睡眠の具合がずいぶんと変わって、毎晩いくつもの夢を見る。
そしてその夢というのが毎日違うものばかりで、眠りが浅いのかなんなのか1つではなくて2つ3つと違う夢を毎晩見ている。
その夢たちが妙にリアルだったりして、時々現実と夢の区別がつかない時がある。
そんなことを毎日体験すると、夢と現実の境い目が時々ぼんやりとして、それと同じ感覚をイケメン上司がいた時の時間にも感じることがある。
ブログは最近いまいち書き進まないし、他のこともなるべく体力が温存できるように気の進まないものは全部避けて、家と仕事の往復で時々スーパーに行く、そんな毎日の中で6度目の夏は自分は半分夢の中の世界にいたのかな…と感じることがちょいちょい出てきた。
当たり前だけれど、イケメン上司の日常の中に私はいないし、これから先もそういう日常は起こらないだろうと思うと、ますます自分の向かう先もわからなければ、こうしてブログを書くことも何なんだろう?なんて思うことまで最近は出てきたりして、とにかく自分の中で何が何だか本当によくわからない感覚が日に日に増している。
ブログでさえも接点にならなくなる時がいつか来るのなら、それも普通に日常に自然に溶け込んで、それがあたかも普通に当たり前になる日もそう遠くはないのかもしれない。
接点がなくなったら寂しいし怖いし悲しいけれども、そういうことがもう近くにまで忍び寄ってるのかもしれない。
Aさんとやりとりしたことで、すごく冷静に客観的に物事が見えて、本当に私は何を無茶で無謀で望みゼロみたいなものを目指していたんだろうか…と思った。
毎回毎回イケメン上司の話がちょいちょい登場するのは、それくらい頭というか意識というかに占める割合が大きくて、自分でもどうすることもできないからそこはおとなしく抵抗せずに為すがままにしているけれど、その自分の中に占める割合と現実とのギャップが酷すぎて、そのギャップにさらに悩みそうな6度目の夏になりそう……。
ちなみに割合が大きいも何も、常にあって、それを言葉にするかしないか、意識の優先順位が例えば仕事とか町内会業務とかに変わるか変わらないか、その差くらいなもので、基本的に「常にある」。
こういうことだけはずっと変わらないところが何とも憎い。
現実が伴わないのに意識だけは常に無尽蔵みたいなのは、私が望むものとはずいぶん違っている。
中途半端だけれど、これから起き上がってアイロンかけたり弁当作ったりしないとだから、起き上がろう。
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