2021/09/26
日曜日の朝、起きてすぐに「あっ!」と気付いたことがあって、むくっと起き上がってずっと放置していた大きなプラスチック製の収納箱を開けた。
私が間違えてなければ、絶対にそう。
それを確かめるべく、おそらく10数年ぶりにその収納箱を開けた。
収納箱の中には社会人最初の仕事の頃に使っていたノートや資料が入っている。
その中に何かしら確認したいことがわかる資料があるはず!と思って探し出した。
元々はひょんなことから始まった。
またいつものように携帯ニュースで気になる記事をダラダラと読んでいて、記事の最下部にある筆者の名前を見たら、イケメン上司の名前の最初の文字と一緒で、それにプラス「子」が付いた女性の名前が記されていた。
その名前「X子」というのが、社会人最初の職場で席が隣りだった女性と同じ名前だった。
それは前から知っていたからそんなに驚きもしなかったけれども、そんなことを思い出していたら、もっとすごいことに気付いた。
例えば、イケメン上司の名前が「佐藤太郎」だったとする。
その社会人最初に働いた児童養護施設の施設長の名前が、私の記憶違いでなければ、イケメン上司の漢字フルネームの最初と最後の文字が一緒なはず。
例えるなら、
佐藤太郎
佐田次郎
みたいになる。
それを確かめるべく、ごそごそとそのプラスチック製の収納箱を漁った。
漁りながらドミニカ時代の冊子も出てきて、そこに写っている私が今から20キロ弱痩せていて、自分の細さにビックリした。
時期はわからなかったけれど、デングダイエットとふざけて言っていただけあって、デング熱にかかった後数キロ体重が落ちて、その後もさして太らずある程度体重維持ができていた。
その頃ほどになれなくても、ある程度痩せたいなぁなんて思いつつ、また資料探しを始めた。
ようやくいくつかのファイルやノートをパラパラと見た後、当時の施設長の何かイベントの時とかに使っていただろう名刺が出てきた。
やっぱりそうだった。
佐田次郎さんだった。
大当たりだった。
せっかくだから、佐田さんと呼ぼう。
佐田さんは単なる上司ではなかった。
私は年度途中の変な時期から仕事を始めたから、就いて早々に源泉徴収とかに使う申告書を提出しないといけなかった。
諸々書いて出した後、ある時佐田さんに「武士俣さん」と呼ばれて、2人きりになった時間があった。
「武士俣さん、お父さんって三郎(仮名)さんっていうんだよね?」
「はい」
「お父さんの三郎さんは、多分自分のいとこだと思う」
「えっ!?そうなんですか!?」
「自分は今は佐田だけど、元は『鈴木』(仮名)で、お父さんに言えばわかると思う」
そんな会話を交わした。
実際に父に聞いたらそうで、本当に驚いたし父も驚いていた。(佐田さんは三人兄弟の次男で家を継ぐ必要がなく、婿入りして苗字が変わった。)
それは暗黙の了解のように佐田さんと私だけの秘密にした。
今だから余計にわかるけれど、当時の私の採用のされ方はかなり変わっていた。
施設に一度見学にきませんか?と誘ってもらって超普段着で見学に訪れた後、それこそ佐田さんと当時の現場のトップの先生とでお茶飲みをして、そのお茶飲みだけで採用してもらったという超ありえない採用のされ方だった。
見学と言われて普段着で見学に行くなどありえないけれども、いかんせん日本での就職活動をしてない私は何もかもが無作法この上なかった。
自分の履歴的なことは事前にある程度電話越しに説明はしていたけれども、履歴書はなんと入った後に私は書いて出した。
しかも母体はガッチガチの超体裁重視なところなのに、そんなぶっ飛んだ採用のされ方で、今なら間違いなく大問題になる。
さらにそんな経過を経た後、申告書の提出によって佐田さんがうちの父といとこだとわかって、さらに色々よろしくないことこの上なかったから(縁故ではないけれど、縁故で採用されたと言われても言い訳などできない)だからずっと最後まで、なんなら佐田さんの方が先に異動でいなくなったけれども、その後も私は辞める時まで誰にも言わなかった。
とかいう色々ぶっ飛んでいた経過の時の当時のトップの名前とイケメン上司の名前とがかぶっていて、それを確かめるべく朝からガサゴソとした。
おかしな喜び方だけど、今から20年前のちょうど今くらいにアメリカから日本に帰ってきて、2週間くらい先に佐田さんたちとはじめましてなことになって、それがまさか10数年先にもたらされる出逢いとリンクするなんて、そのすごい偶然に偶然を呼ぶ流れにニンマリとしたくなる。
そんな偶然の一致が当時からあったなんて、人生どこで何があるかわからないなと思う。
*
本当は姪っ子と過ごした日々の記録を先に下書きしていたけれども、明日27日がイケメン上司が新潟にいた最後の日だったから、そちらを先に書いてアップすることにした。
今日は朝から米の研ぎ汁を使って豚バラ肉の塊を煮て、その後別鍋に移して煮豚を作った。
この間、モデルをしている大食い美女が作る煮豚をテレビでたまたま見て、それ真似したい!と思っていたら、次の日あたりに国産の塊肉が半額以下に値下がっていて、速攻でカゴの中に入れて、それで今朝無事に煮豚作業をした。
その横でスープカレーも仕込んで、本当はブログを書こうと思ったけれど、元々余力があれば行きたいと思っていた道の駅(当時の職場のすぐ近く)とその近くの牛肉クオリティーの高いドラッグストアに行った。
4年前の自分と比べて、今の自分はなんと元気なことだろう…と思った。
当時の自分はこの世の終わりみたいな感じになっていたけれども、今の自分はスープカレーに煮豚に食材買物行脚に、また日常や休日を1人で楽しむ方法を知っていてそれを普通にこなしている。
悪くはないけれど、どこかやっぱり寂しいな…というのは程度の差こそあれ変わらない。
もう会えない時間の方が圧倒的マジョリティになったからそちらが日常とはなったけれども、そして会わなくても自分は大丈夫なんだというのもわかるけれども、そういうことじゃない。
姪っ子に会うたびに、今の姪っ子にはもう生涯で二度と会えない、っていつも思うけれど、そしてそれはとっても寂しい感覚に毎度毎度なるけれども、それに近い感じがする。
会わない時間はこれから先も生きている限り無尽蔵にあって、そういう人生だと割り切る強さみたいなものもどんどん発展していくだろうけれど、それはそうなりたいからそうするのとは違うからいつも「なんか違う…」ってなる自分がいる。
そんな強さを身につけたいわけじゃなくて、それがないと生きていけない、生きるために必要なものを自分のために訓練している感じ。
自分の第一希望じゃ全くない。
第一希望は、普通におしゃべりできる仲なんだけどなぁ…なんて思いつつ、でも現実は違うからその違う現実に対していかに自分にとって無理がなくギリギリのラインでもメンタルがある程度の安定感を持って保てるか、そちらに力を入れて気付けば4年になった。
*
2021/09/27 真夜中の1時
27日当日のことをあれこれ書きたいなどと思っていたけれども、あれこれ予定が変更して書かずに今を迎えてしまった。
そこで、妙案を思いついた私。
実質、朝起きたら9月最後の月曜日を迎える。
それを当時と重ね合わせて、当時は27日というのは9月最後の水曜日で、だから今年の場合は29日の水曜日に合わせてこれから2日ないし3日の間にあれこれ書いてアップできたらいいなと思った。
3時間ほど前、当時の自分の心情や心境を知りたくて、当時の日記帳を探した。
ほんの数ページしか読めてないけれども、それを読んでさらに当時を徐々に思い出した。
9月11日に分厚い封筒をイケメン上司に押し付けた後からイケメン上司がいなくなる週を迎えるまでの2週間ほど、記憶がどうやっても戻ってこず、覚えているのは、あまりにも嫌がられてる風だったから(「風」と書いたけれども、当時は「嫌がられてる風」ではなく「嫌がられている」一択しか思い浮かばないくらいの強烈な感じだった)、イケメン上司を見ないようにしていたその時の自分と自分の心情ばかりだった。
だから当時の私はどうしていたんだろう…?と気になっていた。
それで日記を探したら当たりで、そこに色々と書いていた。
だからもう一度読み返して、色々記憶も呼び覚まして、それで改めてまた書きたいと思っている。
そしてかなり余談だけれど、朝を迎えて昼休みになったら、ペンジュラム関連グッズを職場のパソコンからもう一度見て、それで「これだ!」となったら買う予定でいる。
突然見つけたグッズで、それを手にすることが私にとって私の魂的な部分の目的をまたさらに引き上げることになりそうなもの。
どうして今なのかはわからないけれども、イケメン上司が新潟でのお勤めの最後の日と同じ日の4年後に、今度は私が、自分の人生におそらくかなり必要となるグッズを買おうとしてるってすごい流れだなと思っている。
買って現物が来たらブログにはもちろんアップするし、何でそんなものを手にしたのかもおいおい書いていきたいとは思う。
やっぱりそういう関係の人なんだと思う。
イケメン上司から見た私がどういう感じかは全くわからないけれど、少なくとも私側の方はこうしたオカルト体質全開みたいなことの節目の時にイケメン上司の何かと重なる。
魂メイトは、人間界のニーズには全く関与しない風だけれど、こと魂界のニーズには余すことなくご協力いただけるみたいな感じになっている。
イケメン上司側に利害の「利」の方が何かしらあるのかとても怪しいところだけれど、私側は変わらずに「利」満載になっている。
変なことに巻き込んでいるかもしれないし、私の妄想じみた脚色かもわからないけれども、まぁ私的にはそのように思っていることで気持ちが上がるからそれでいいことにしている。
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