少しだけ書きたいから書いちゃおう。
ゴールデンウィーク明けから過去最高に酷い納期の英訳がやってきた。
もはや誰が悪くてそうなってるのかわからず、ひたすら量をこなして正確にやる他なかった。
一応私1人でやるわけではなかったけれども、私が8割以上は担当しなきゃいけないのは明白だったし、間に合う間に合わないは私の進み具合に全てがかかってると言っても過言ではない、超強烈な状況だった。
今までしてきた全ての仕事の中で今回ほど「間に合わない」と感じたことはなかった。
昨日(5/11)周りの協力を得てやっと終わりが見えてくるまで(ちなみにいつも以上にありえないお願いを方々にして巻き込みまくった)、真面目にこんなにもザワザワしていなきゃいけないこともなかなかないなぁなんて思った。
そんな最中(=ザワザワMAX)の時のこと。
外側も自分の内側もとても忙しかったのに、いつもと変わらずかいつも以上にその人がチラチラと出てきて、変わらないなぁなんて思った。
目の前の半狂乱になりそうな日常にはその人はいないし今後もいなくても、色々思い出すトリガーはあちらこちらにあって、トリガーは知らないうちに引かれる。
今年も夏服の時期がやってきて、今週から日焼け止め用のアームカバーを職場に持って行ってる。
仕事は制服だけど、冬用のジャンパー的な作業服を着るかもしくは半袖の夏のシャツを着るかの2択しかない。(女性たちも全員そうで、カーディガンを羽織るとかいうことは絶対にない。)
そうなると今みたいな時期は冬用のものを着て暑いか夏用のものを着て寒いかのどちらかになって非常に都合が悪く、そこで私が考えたのが制服の色とそんなには変わらないアームカバーだった。
そのアームカバーは、その人も新潟にいた頃の職場の中で一度仕事中に使ったことがある。
だからそのアームカバーを着ける度に、その時のことを色々思い出す。
普段は仕事の邪魔になるから手首のところを終点にするけれど、時々わざと手のひらと指の第二関節までアームカバーを上げて、アームカバーやアームカバーからはみ出ている指先を眺めたりしている。
その状態で自分の腕を近くにしたり遠くにしたりしながら、当時を回想した。
書いてて気付いたけれど、トイレに行く時間さえも忘れるほどにやらなきゃいけないくらい切羽詰まっていたはずなのに、そんなことしてたんだなぁと思った。
なんなら自分の指先をじっと見たりもしていた。
その人の目にはどんな風に映っていたんだろう?なんて思いながら見ていた。
あとは、その超ザワザワした感じ、間に合わないとわかってザワザワするあの感じを、その人も仕事中味わうんだろうか…なんて想像したりもした。
最後の方なんかは本当に色々多忙を極めていたんじゃないかと思うけれど、そんな時に私がフラフラと寄ってきたんだと思ったら、その温度差になんだか恥ずかしくなった。
昨日なんかは特に私も忙しい側に立っていたわけで、かたやのんびりと仕事ができる人もいれば、一分一秒も惜しいくらいの自分もいて、そのギャップを目の当たりにした時に、自分も当時こんな風だったのかもなぁなんて思った。
定時で帰れるわ、仕事は基本的に締切のないもしくは締切まで時間的余裕があるのどちらかで、緊張感なんかとはほぼ無縁でいられた。
私は派遣でどうしても手の足りないところを少しフォローするくらいのそういう仕事しか当時はしていなかったから、その人の責任量とは雲泥の差だった。
はぁー!?( #`ω´)、忙しい時に何面倒くさいこと言ってくれるんだよ!?みたいに思われたのかどうかも知らないけれど、本当に迷惑だったのかもしれないと今でも思っている。
その人の社会人人生の中でも私ほどに場や空気を掻き乱してやる気なんかをことごとく削ぐわせる人物もいないんじゃないかと思う。
そう思うと不名誉すぎるけれど、もう過ぎ去ったことだから仕方ない。←えっ( ̄O ̄;)
目指したかったのは内助の功でも実際の私は天敵とか邪魔者とかそういう立ち位置だったのかな…なんて思う。
その人の気持ちに添うようにしたり、息が詰まりそうな時にひと息抜けるような相手だったりを目指したかったけれども、もはやそんなの目指す方が間違えてるくらいに私は間違えていたんじゃないのかななんて思う。
何はともあれ、激務過ぎるここ数日の中で、心の中ではその人のことやその人との間に起こったことやらを色々思い出していた。
とても自然に。
忙しいのに、そこだけは別の何かが作用するみたいで、自分にとってすごく気持ちの良い場所と時間になる。
手も頭もフル回転以上に回転させて仕事をしていたけれども、終わりが見えなくて変な汗もかきまくったけれども、それでも心の中はなんとも言えない平和な感じがその人を通じてもたらされていて、なんか良かった。
今日(5/12)の午前中には今のスーパー激務締切仕事から解放されるけれど、また今日も今日でアームカバーで遊んだり心の中で自由にあれこれ回想したりして楽しむんだろうなぁなんて思う。
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