2019年12月18日水曜日

Facebookの友達申請

2019/07/21

久しぶりにFacebookの友達申請が来た。

見たことない名前で、いたずらかと思った。

一瞬、学生時代に仲良くして最後は仲違いした子が思い浮かんだけれど(下の名前が同じ)、どう考えても今さら来ないだろう…と思った。

「共通の友達1人」と出ていた。

共通の友達がいるということは、全く見知らぬ人ということではなさそうだった。

これが決定打で、気になって見てきた。

名前を見てもやっぱりわからなくて(経歴はもっとわからなかった)、もしかして…と思って写真を見たら、知ってる人だった。

共通の友達って誰?と思ってそれも表示されて(Facebookの現行の仕組みすらよくわかっていない)、あぁ…となった。

結論から言うと、どちらもフェイドアウトした人間関係だった。

っていうか、よく私を見つけ出したね?と驚き半分皮肉半分で思った。

今まだ『eat LOVE』シリーズの最終話の途中にいるけれど、書いていて気付いたことがある。

30歳以前に出会った人たちというのは、今も健全な関係が細く長く続いている。

30歳以降に出会った人たちは、みんなではないけれど、私が大幅な人間関係の断捨離をした人たちは、みんな共通して30歳以降に出会った人たちばかりだった。

何年も前になるけれど、今回友達申請を送ってきた人やその共通の友達1人とされた人たちも、何年も前に私は徹底的に距離を置いた。

理由は簡単で、「利用される」から。

利用されると書くと、利用価値の高い人みたいだけど、そういうことじゃない。

誰にでも1つ2つ得意分野はある。

これは絶対にある。

何百人と見て、なんならオール1の子どもたちも見て、それでも絶対にあると言い切れる。

もちろん私も得意分野がある。

で、利用しようとする人たちの欲しいものと私が持っている得意なものが一致してるから、そういうことが起こるだけで、別にそれが私がものすごく利用価値が高い人ということじゃない。

相手の人たちは何も思っちゃいないだろうし、利用してる気さえないような気がする。

なんだけど、実に軽々しく人を使おうとする。

ちなみに今回の人は、数年前の当時、まだ会って3回程度だったと思うけれど、突然私は連絡をもらってお願い事をされた。

自分でオラクルカード(※)を作るから、その英訳をして欲しいというものだった。
(※…天使のカードや一言カードみたいな、神託カードと呼ばれるもの)

しかも、私は英語ができることを彼女には言っていなくて、何かしらの手段で(人づてか何か細かいプロフィールでも見たか)知り得て突然言ってきた。

こういうのは普通なのか普通じゃないのかは知らないけれど、私からして非常識の他の何ものでもなかった。

そもそも仲良くもないのに、簡単に英語のことをお願いする、それもどう考えても超大変な英訳をお願いするなんて、そこそこ丁寧な人間関係を持ったことのある人なら、まず発想すら思い浮かばないと思う。

すごい余談だけど、私は英語のことで2人の人に知恵を借りたいとお願いしたことがある。

その2人は本業で翻訳をしていて、当時私はある団体名の英訳をお願いされて、それで自分1人だと本当に合っているのかどうかも判断できなくて、それでチェックや他にもっと相応しい単語があれば教えて欲しいとお願いした。

自分がそもそも無償でお願いされたこともあって、自分も2人には友達的な立ち位置で相談ということをした。

1人からやんわりと「きちんとしたものなら、プロにお願いした方がいい」と言われた。

無知な自分はそこでようやく気付いた。

私がしていたのは、そのカードの英訳をお願いするような感じで、本来ならきちんとお金を払ってお願いすることなんだということ。

そして、私も私で引き受けるなら有料でやるレベルのものだということ。

お金云々というよりも、相手への敬意や配慮が足らないことが問題だった。

2人には謝り、そして私も今回は返事したから引き受けたけれども、細かな経緯も全部説明して次回以降は私は引き受けないことを依頼主には伝えた。

そんなこんなのことを、今回のFacebookの友達リクエストを見て思い出した。

そのままスルーしている。

今後も関わることがないし、幸いに遠くに住んでいるからご近所になる予定もない。

すごい些細なことでも、私は不快感を覚えたものはねちっこいぐらいに覚えている( ̄∀ ̄;)。

思いやりって何をもって思いやりとするのか、個人の感覚で全然違っていたりする。

私の当たり前は誰かの当たり前とは限らない。

特に人付き合いの初期の頃は、どうしても相手の感覚がわからないから、お互いに確認しながらみたいな風になる。

そう思ったら、今回会った『eat LOVE』シリーズに出てくる占星術講座のクラスメイトのノムとその恋人のミッチー、そして2人の大家さんであるレイさんは、初っ端からそういうことの探り合いみたいなことが一切要らない相手だった。

私は3人になら今後の付き合いで減点ポイントが出てきても、付き合い継続の方が大事だからそこを何らかの形で自分の中で消化すると思う。

かいかぶりとかではなく、3人は本当に人への気遣いや接し方が真似したくなるぐらいに丁寧で、それは計算してそうしてるのではなく、本当に人を大切にしよう!という気持ちに溢れている。

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