2019年6月17日月曜日

「好き」の確認作業



自分の「好き」の確認作業を最近思いついた時にやっている。

年齢と共にかなり自覚するようになってきたけれども、私の好きなものは人には大きな声で言えないものが多かったりする。

今は全く読まなくなったけれども、婚活ブログに一時期どハマりして読んでいた時、「趣味」についてのハウツー本的な説明や解説を何人かの人が書いていたのを読んだ。

私が覚えている限り、婚活のプロフィールで多い女の人たちの趣味は、
・ヨガ
・旅行(海外旅行)
・ゴルフ
・ワイン
・食べ歩き
とかが多くて、お金がかかりそうなイメージでイメージダウンになったり、意識高い系が感じられて逆に気が休まらなかったりして、あまり良い風には言われていなかった。

私からしたら、意識高いかどうかは別にして、聞いてパッと何を指すのかがわかるし、あまりつっこまれないタイプの種類なのが羨ましいなぁと思った。

ちなみにこの24時間以内で私が一番萌えたのは、「呼び方の確認作業」だった。

相手の人が初めて私のことを「ぶっしーさん」と呼んだ。

それまではぶしまたさんだった。

私は用事そっちのけで、「ぶっしーさん」に目が釘付けになった。

実は私もひっそりと「別の呼び方をしたい」と考えていた。

苗字にさん付けの味気なさといったらなく、でも積極的にフランクな呼び方をいきなりするのもどうかと思った。

しかもあだ名を知らないから、普段他の人たちの前で何と呼ばれているのかを知らない。

ムクムクとその考えが出てきても、かなりしょうもない話すぎて、話をするのもためらわれることこの上なかった。

そんな時に、まさかの「ぶっしーさん」が登場してくれて、私はすぐに食いついた。

相手もまた素晴らしい人で、私のその話にのってくれた。

今は相手をどう呼ぶか考え中で、何て楽しい考え事だろう♪と1人で悦に浸ってる。

こういうのって、どの人相手でも一生に1回しか体験し得ないものだけど、私にはそれが相手との距離が縮まる感じですごく好きな瞬間だったりする。

しかもそういう些細な話で盛り上がれると、さらに私の中のボルテージは上がって、ますます「楽しい瞬間」が増え続ける。

とかいうことを仮に趣味として紹介するなら、
「お互いの呼び名を考える時間やそれについて話す時間が好きです」
とか言うんだろうか。

別に婚活の場でなくても、一般社会の中でもかなり言いにくい類いの「好きなもの」だったりする。

何でこんな話をしたかと言うと、私の「好きなもの」は往々にしてこの手のタイプのものが多い。

私は好きでも、その好きを理解できたりなんなら「同じ趣味持ってます」なんて人に遭遇できる確率がかなり低い。

「ヨガ」とか「旅行」なんてのは、話のネタとして先が広がりやすいけれど、私の好きは非常にマニアックで先が広がりにくい。

だからこれまでは、公の場では好きなもの談義に仮になるなら、当たり障りなさそうな「読書」とかにしておいた。

でも、もうそういうのもそろそろ終わりにしていいんじゃないかと思った。

一応、外用の言葉とかコミュニケーションはこれからも常備しておいて、そうではない個人の時間の時は、そうした好きなものたちを自分には正々堂々と示して、そしてそんな変わってる好きでもそれをいいとしてくれる人たちとおしゃべりしたら楽しいだろうなぁと思った。

どうしてこんなことを突然思ったかと言うと、呼び方トークももちろんのこと、2015年9月から2017年12月までの振り返りをしていたから。

(↑今日6/17射手座満月は、それを振り返ると良いとあって、早速やってる。)

その時に何があったかを振り返っていくうちに、今の私は「自分の好き」を確認しているんだなぁと思った。

ちなみにこうした振り返りも好きなことの1つ。

どハマりすると、私は何冊ものノートを広げて、ピンポイントで知りたい時期に何があったかをノートの記録から探し出す。

そしてシンクロを発見するとそれをまたノートに書いて、「ここでこれとあれが繋がって、次にあれとこれがまた繋がって…」なんて分析するのが大好きだったりする。

「好き」を難しく捉えたり、周りの目を気にしていたり、そういう自分とそういう自分でいる時の窮屈さに気付いた。

そうした自分に気付いたら、もっと心の中は自由でいいんじゃないかと思った。

呼び方トークで盛り上がった人から先週ものすごく素敵なメールが届いた。

先日誕生日を迎えたとのこと。

誕生日プレゼントの話に触れていて、なんと「星が見たい」という願いを急遽叶えてもらったそう。

その話がものすごく素敵で、そして私よりいくつか年上の大人がそういう願い事をさらりと口にできる、そのカッコよさに超憧れた。

それで、本当は別の場所に行く予定が、天気の関係で新潟になって新潟で星を見てきたのだそう。

その時に私のことを思い出してくれて、私とこんな素敵なところでお茶をしたらおもしろいだろうなぁと思った話まで聞かせてくれて、鼻血ブーなぐらいにのぼせる話だった。

その時に、シンプルな好きや、願いはもっと単純明快でいいと教えてもらってるみたいで、その辺りから自分の好きを確認することも始めた。

ということで、今絶賛振り返りの途中(2015年秋〜2017年冬の入口まで)。

写真のノート数冊の一番下が、今振り返り用に使ってるもの。

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