2019年1月14日月曜日

九州男児たち

「ぶっしー!」
「集合!」

「ん?」←スタンプ

【飲み写真】

「いいな🍻🍻🍻
まだ飲んでる?」

「飲んでるよ」

【☎︎不在着信】(九州より)

「あと15分後ぐらいにかけ直す!」

「OK」←スタンプ

【☎︎発信】2:00:09(新潟より)



遠く離れた九州から連絡が来た。

3人で飲んでいると言う。

かれこれ10年以上、多分もうすでに干支が一周するぐらいの付き合いになる。

そのうちの1人が東京本社に栄転になって、それで残処理で九州に戻ってきた日に3人で集まっていると言う。

とてもうらやましい。

3人とは珍事だらけで、今さら取り繕うようなこともできない。

数々の失態を見られているから、色んな意味で今さら感が半端ない。

その中の最年少、G男と最初話した。

ちょうど電話の向こうで飲み物の注文を受けていた。

「俺日本酒。辛口がいいんだけど、お姉さんどれがオススメ?」
とか聞いてる。

注文が終わると、私に今度は
「ぶっしーは何にする?」
「生がいい!」
「生がいいの?」
「うん、生がいい!」
「生のそうにゅうがいいの?」
「そんなこと、誰も言ってないじゃん!」

私の品性が疑われそうだけれど、相変わらずかっ飛ばしてる。(漢字にするとあまりにも生々し過ぎるから、ひらがなにした)

年賀状の話になる。

G男から年賀状が来て、毎年の方式で来た人にだけ出している。

一応、私は毎年来てからしか出さないから、私から元旦に年賀状到着する人は誰もいないと伝える。

ちなみに今年は、ダウジングの一種、ペンジュラムを使って山で行方不明になった人の捜索を手伝ったり、人の深い意識とやりとりするような仕事が出てきて、今後はそういうものも増えていくと思われることを、思い切って正直に書いた。

まぁ引かれるなら引かれても仕方ない、だけど多分G男なら大丈夫と思いたかったのと、今後もやりとりしたい人だから、私の口から言いたかった。

G男が第三者から私のそうした話を最初に聞くというのを避けたいという気持ちもあった。

で、そんな風にやっと書いたのに、G男は年賀状についてこう言い出す。

「あのさ、ぶっしーの年賀状、追伸の位置おかしくねー?」

「えっ?」

「だって、なんで、『あけましておめでとう』のすぐ横に『追伸』がくるわけ?っていうか、『あけましておめでとう』より『追伸』の方が上だよね!明らかに順番おかしいだろ、それ!到着早々、それ見て嫁と笑ったわ!」

「仕方ないじゃん!書き出したら、スペースに収まりきらなくなって、空いてるところがあそこしかなかったんだから!」

内容は一切突っ込んでこず、なぜG男が突っ込まないのか私はかなり不安になった。

私に、生ビールの「生」と言うだけであれだけのツッコミをする男が、何も言ってこないというのが怖すぎた。

当たり障りのない話をして、次はシオくんに替わった。

シオくんは、ちなみに色んな話をするけれど、個人的に連絡を取り合うことは、余程のことがなければ決してない。

だから、今回まるっと初めて自分の近況を報告することになった。

3人の中で唯一、一番私の話に食らいついて、何ならただ聞くだけじゃなく、じゃんじゃかと質問してきた。

「っていうか、武士俣さん、どうしてそういう流れにそもそもなったんですか?」

シオくんは、基本的に人を敬称で呼ぶ。

何なら私の女友達でシオくんの元カノのことも「ハナコさん」と呼ぶぐらいに、基本的には敬称。

友達に2人きりの時もそういう呼び方なの?といつかこっそりと聞いた時に「そうなんだよ!シオくんのこだわりで、きちんと相手に敬意を払いたいからそう呼びたいんだって!」と教えてもらった。

だから、私はシオくんが私のことをずっと一貫して「武士俣さん」と呼んでくれるのは、そういう意味なんだとわかってからすごく嬉しくなった。

言われてみれば、みんなをそういう風に呼んでいる。

本当に心から気を許せる男友達にだけ、あだ名で相手を呼ぶことを自分に許す、そういうステキな感性を持ち合わせている。

ちなみにシオくんは、私が人生で出会った人たちの中で三本の指に入る超絶インテリ賢い人で、彼の出身大学は、その専門分野における東大になる。

私のスーパーカオス&どこまでもぶっ飛んでるオカルト話を聞いて、なんなら現在取り組み中のものよりも「相手の人と話してると、それが対面でも電話でもメールでも、その人の悩みや状況に対してのヒントやアドバイスをその人自身の潜在意識とか魂とかからもらうみたいで、すぐわかってしまうんだよね。で、これからはそういうことがメインになっていくと思う」ともう少し言葉を足して、実例も披露して言うと、スーパー頭の良いそして回転力も語彙力も表現力も抜群のシオくんはこんな風に私のやっていることをまとめてくれた。

「武士俣さんの話を聞いていると、武士俣さんのしていることって、それぞれの人が持っている周波数に合わせて、それに共鳴していると思うんですよねー。
共鳴しているからその相手と引き合うし、そしてその合ったものから必要なものを取り出している。
携帯の電波と一緒で、対になっているものが互いに流れて通じ合う、あの原理と基本一緒ですよね。見えないけれども対のもの。
ラジオのチャンネルを合わせるようなもので、武士俣さんの場合はそれを本能的にやってる感じですよね。
相手の周波数にさっと合わせられるんですよ。
武士俣さん自身が媒介しているものが何か知らなくても、きちんと誰か第三者がそれをチューニングしている、そんな感じがします。
(相手の意識に繋がるのは)武士俣さんが、本人が悩んでてわからなくなっているところを、コーヒーフィルターみたいになって、そこにかけて抽出して、要らないものは取り除いて、大切なものだけを残して、そしてそのフィルタリングがうまくいっているからこそ、相手も流れに乗ってくる。
武士俣さんがするのは、その余計な情報をゼロにするか軽減すること、そして残ったもの(=大切なこと)を伝えること、そのチューニング合わせ、チューナー的な役割だと思うんですよね」

私は超真剣にメモを取って、そして言った。

「今の超良い!シオくん最高!あのね、まるで私が自分で考えました!と言わんばかりに今の言葉を今後自分の宣伝や説明をする時に使わせてもらうから!本当にありがとう!いつも自分のことを説明する時に困っていたから、超助かったよー!」

私は間違いなく、ドヤ顔でこの超絶素敵でインテリな説明をパクろうと思っているƪ(˘⌣˘)ʃ

本人にもパクるから!と言ったのと、また宣伝文句に困った時は速攻連絡するね!と現金なことを頼んだ。

シオくんは、私の占星術のウンチクにもグイグイと食いついてくれ、ペンジュラムも難なく受け入れるだけじゃなく普通に自分の個人的なことも質問してくれ(答え合わせ的な感じで、自分の感覚で合っているかどうかを知りたがっていた)、まるで占い部屋のごとく色んな話をした。

超インテリなのは知っているから、通常なら占星術の「ドラゴンヘッド」の説明をする時は一言「魂の課題」などと言って終わるけれど、シオくんにはきちんと伝えた方が本人もさらにより一層わかると思って、私は占星術のテキストを出してきて、ドラゴンヘッドの意味を読み上げた。

音読状態で、そんな時にやらかした。

「白道」…、まさか音読することになるとは思っていなかったから何にもフリガナもないけれど、これ「はくどう」で合ってる?とかなり不安になった。

ここは正直に「読み方合ってるかわかんないけれど、白い道って書いてあるやつね!」と付け加えた。

シオくんは、こういう時絶対にバカにしない。

心の中は知らないけれど、基本的にそこを突いてはこない。

ちなみにG男は、勉強面のことは何も突っ込まないけれど、下ネタに繋げられそうなことや私のトンチンカンというかヌケサク的なことは超突っ込んでくる。

シオくんは東京転勤に伴い、今年から来年にかけて1つ大きなプロジェクトを手がけることになり、そこで10数年ぶりに英語を話すことになるらしい。

あまりに久しぶり過ぎて英語を忘れているから(←英語ももちろん東大級に知っている)、英会話の学校に行こうかと考えている、と言った。

一応ペンジュラムに聞いてから提案してみた。

「あのさ、シオくんさ、英会話はいいと思うんだけど、イーオンみたいな英会話スクールに行くよりも、とりあえずワイン会とか日本酒会みたいな会に行って、そういうとこ行けば外国人とかいそうじゃん、東京なら。英会話の先に趣味とかじゃなくて、趣味というか好きなものに入って行ってそこから英会話の人探せば!なんなら、飲みながら英語を話すみたいなさ!」

シオくんはその前に言っていた。

スタバによくいる英会話レッスンみたいな人に僕なるんですかね?あれなんか嫌なんですよね…と。

そして一応聞いた。

「だってさ、シオくんさ、入学金とか教材費払って、それでもし急用で休んだら『振替レッスンの日、いつにします?』なんて聞かれても、面倒だと思って、もういいや!ってならない?」

「もう絶対なりますね!」

「だから、やっぱりワイン会とか日本酒会だよ!趣味の会がいいよ!本当の飲みニケーションしてよ!」

「それですね!やっぱ僕それがいいですね!」

こんなはちゃめちゃな提案もすんなりと良いと言ってくれるシオくんがいい。

しかも、即座に「それまではNHKの英会話講座とかに手をつけて、そして何か興味のあるものがきたらそれに飛び乗る!それがいいですね!」とそこまで計画を立てていた。

基本的に有言実行型な上、淡々としてそうなのに実はすごい行動力を発揮する人だから、本当にそうするんだろうなぁと思った。

ついでにと言うより、むしろあえて、見えない世界やスピリチュアルなこととか抵抗がありそうなシオくんに、私のしていることを、世間一般では怪しいとされることに関わることをどう思っているかを聞いてみた。

「世の中には色んなことがありますよね。そして武士俣さんがすることを必要とする人たちも必ずいますよね。だから、そういうお仕事も大切だと思うし、あって当然だと思います」

この言葉にどれだけ元気をもらえたか計り知れない。

否定どころか肯定、そして肯定以上に「当然」だと言う。

やっぱりこの人すごい!と思った。

さらに、質問を重ねて、「これ、世間ではオカルトに入るから!めちゃくちゃ怪しいから!シオくん、本当に平気?」と聞いた。

「僕、オカルト寄りですから(^_^)」

なんて優しい受け答えなんだろう!と思う。

シオくんは、どんなジャンルも基本的に興味を持つことができる人だけれど、決してオカルト寄りではないと思う。

だけど、そこをあえて「オカルト寄りですから」と笑顔で言えるシオくんはすごい。

さらに凄いと思ったのは、「武士俣さん、今度は近くなるんでね、うちに遊びに来て下さいね!奥さんにも武士俣さんの話をしていて、奥さんも会いたい!って言ってるんで、本当にうちに来て下さい!」と言ってくれたこと。

私は奥さんは全く知らないけれど、そんな風に言われてとにかく嬉しかった。

シオくんを決して落とすつもりはないけれど、会話中シオくんは普通にトイレに行って用を足しただろうことを一言付け加えたい。

さすがツワモノ!と思った。

ちなみに何でわかったかと言うと、突然周りの喧騒が一切聞こえなくなって、最初自分の個人的な話をしたくて場所を移動したのかと思ったけれど、次に聞こえたのは、どうやら用を足している音と手を洗った音、そしてその後はまた喧騒に変わったから、口には出さなかったけれども「あぁ…」となった(笑)。

リーダーに替わると言われて、リーダーへバトンタッチ。

リーダーとはおとといちょっとだけLINEを交わした。


その時のやりとり↓

[私]
リーダー今更だけど、私がダウジングしてるだの死者の魂のメッセージのやりとりをするだの(するのは他の人だけど、今回私はそれをまず家族に伝えて、そして家族とその死者の方と通訳者を繋げるのが役割)聞いてひいたりしやい?
まぁ今さらだけど

[リーダー]
特に引くとかはないよー(^^)
ごめんね!仕事先だったからすぐ返せなかった!


この人はめちゃくちゃ優しい。

そして、人の痛みや苦しみもよく知っている。

名古屋で誰よりも長く共にいただけある。

私が引きこもりの時も会えていた、数少ない友達だった。

「あのね、みんなで『やっぱ、ぶっしーは持ってるよね!』って話してたんだよ。ぶっしーだよねって。
そしてそれ誰でもできるわけじゃないから、『天命』っていうのかな、そういうのだよね」

シオくんも似たようなことを言ってくれてた。

私がドミニカの前や後で何をしていたかは具体的には知らないけれど、話を聞いてて武士俣さんそのまんまだなと思った、と。

少なくとも、3人と出会った頃は、私はアンチスピリチュアルで、見えない世界=怪しい世界で、絶対に近寄らなかったから、そういう要素が1ミリもなかった。

外にも現れていなかったと思う。

なぜなら、自分の中の辞書には存在さえしていなかったから。

なのに、当時も今も変わらないと言ってくれて、そのまんまと評される、それは最大限の祝辞、最高の贈る言葉だった。

本当に嬉しかった。

リーダーに今年生まれた子どもの名前を聞いて、その由来も聞いた。

「『どんなことがあっても、それを乗り越えていけますように』っていう意味を込めて付けたんだよ」

リーダーらしい理由だなぁと思った。

「ぶっしー、G男が『この年になったら、40代50代も射程距離になった!』って言ってるから、ぶっしーまだまだ(結婚)いけるからね!」

そう言って、またG男に替わってくれた。

私は最初のモヤモヤがまだ残っていて、自分から年賀状に書いたことを切り出すのもおかしいし、まぁいいかと思って口にはしなかった。

「ぶっしー、1時間46分52秒だって!どんだけ話してんの?」

「いやいやいや、みんなが話してくるからじゃん!」

「いやぁ相変わらず、ぶっしー話しすぎでしょ!
っていうかさ、俺、ぶっしーにいつだったか電話したんだよ。だけど、どうして返事もくれなきゃ折り返してくんなかったの?」

「えっ?電話なんて来てた?」

「したした!」

「私、秋に機種変したからその時かな…」

「いや、もっと前!」

壊れたiPhoneの履歴を辿ると、たしかに5月のゴールデンウィークにかかってきてた。

「ごめんね!気付かなかったか、忙しくはないけれど、ちょうど姪っ子来たりしててバタバタしてたかも」

「そういう時、返してよ!」

「わかったわかった!次はきちんと返す!」

「あのさ、7月8月九州きて子供の面倒見る?一番の繁忙期だから、技能実習生としてきて!16時間労働、飯付くし酒も付くよ!どう?」

と冗談で言ってきた。

「じゃあさ、子供には『きれいなお姉さんが来る』ってきちんと言っといて!」

「はっ?『白目剥くお姉さん来る』って言うわ」

私は自分ではわからないけれど、時々話している時に白目を剥くらしい。

G男をはじめ何人かに私の真似の実演をされて(そんな顔してるのかと思ったら、自分でゾッとした 苦笑)、未だにG男はそのネタをよく使う。

「そんなのやだ!白目剥くババアがくるじゃ全くテンション上がんない」

「いいじゃん!白目剥くババアの方が面白くて!」

「いや、私は面白さを求めてないから!」

「(爆笑)!ぶっしー、それより今年のぶっしーの目標は『結婚』でどうだ?」

「本当だよ!私はもう10年前の三十路会の時でも結婚したいと言って、うっかり10年経った今も結婚したいと言って、こんなはずじゃなかったのに!
あのね、知ってると思うけれど、私があくまでもなりたいのは、専業主婦だから!」

「ほんと、同じこと言ってるじゃん!っていうか、もうさ、この際、結婚を今年の目標じゃなくて人生の目標にしたらいいじゃん!」

「えっ(  ̄Д ̄;)?そんなのやだ!人生の目標にしちゃうと、延々と私結婚できないってことになるじゃん!」

「え、それでいいじゃん( ̄▽ ̄)!」

「嫌だ嫌だ!結婚はあくまでも今年の目標にするわ!さっきリーダーからG男がこの年になったら40代50代も射程範囲に入るって聞いたから、私それですっかり自信を持てたわ!」

(G男は私の7こか8こ下で30代前半)

「えっ?俺狙われんの?」

「ごめん、狙う気ないから大丈夫!心配しなくて大丈夫!」

「もう、ぶっしーの年のあたりだと、結婚したらもれなく子どもがついてくるとかだね」

普通なら嫌味に聞こえそうなものなのに、G男が言うと全く嫌味に聞こえない。

「私もう今後はバツイチ子持ちみたいな人たちが、私の前に現れるなら主流になると思う。だって、この年で1回も結婚したことない人の方が圧倒的に少ないんだから!
子どもは欲しいけれども、もうこの年になってきたら細かなこだわりは無くなってきて、もう結婚できたら御の字だと思ってる。
もうバツイチだろうが子持ちだろうがいいと思ってる」

G男は何か答えてくれたと思うけれども、何て言ったかは忘れた。

「ねぇ、ぶっしー、この携帯、充電残り5%だ(爆笑)!どんだけ話したん?」

「えー!そんなの私知らないよ!」

「ぶっしーが結婚式挙げる時は、誰呼ぶの?」

「式挙げないかもよ」

「ウエディングドレスとか着ないの?」

「着たいよ!(←これは本当に本音)だけど、式は相手が挙げたいとかなら別だけど、そうじゃなければ私はドレス着て写真撮るとかでいいんだけど」

「着たいんだ!」

「何度も言うけれど、私があくまでなりたいのは専業主婦だから!」

「(笑)!人生の目標だな!」

「いや、そんな風にはしない。っていうか、私、死んだ人のメッセージを届けるとかそんなことしてる場合じゃないから!(笑)」

「だけど、それやってんでしょ」

「そうだけど、私はそんなことじゃなくて自分の結婚に対して忙しくなりたい!」

「忙しいの?」

「忙しくはないけれど、火曜日にご家族に会うから、そのメッセージの資料を少しでも伝わるように今作ってるんだよ」

「なに?死者のメッセージってこと?その資料ってこと?」

「そう、その資料ってこと」

「しりょうのしりょうを作るだって(大爆笑)!」
(=死霊の資料)

「そうそう、そういうこと」

「わかったわかった!
死霊の資料作りに忙しいんだね!
もう本当に充電無くなるからまたね!」

多分、この最後のG男の言葉を読んだら、普通にどれだけ不謹慎で配慮のない言葉かと思われると思う。

だけど、私は電話が終わってから、それがG男の最大限の、そしてG男らしいやさしさに溢れたエールだと気付いた。

G男は昔からそうだった。

周りに人がいると、ふざけるし、私をいじるし、下ネタバンバン言って、毎回みんなに笑いを提供している。

だけど、基本的に本当に真面目で、そして人が一生懸命していることに対しては絶対に茶々を入れない。

G男はたしかに何も言わなかった。

私は最初「私のしていることに対して、何て言っていいのかわからないから何も言えないのかも」と思い込んでいた。

でも最後の「死霊の資料」と言ったその言葉に、すべてが込められていた。

G男は何も聞かなかった。

私に何も聞かなかった代わりに、反対に否定や批判もしなかった。

あぁ…と気付いた。

G男は、私が何をしていようがそれをガチでしている私を本当にそのままOKに、これまで通りにしてくれてるんだということ。

そして、本気で応援してくれていること。

何も言えなかったんじゃない、何も言わなくてもわかってるよのサインの方だった。

もし2人きりで真面目に話したら違っていたかもしれない。

でも近くにもう2人いて、そうするとG男は確実にふざける。

ふざけつつも私をきちんと見ていること、それが最後の「死霊の資料」に全部表れていた。

G男の裏の面を知りたい方は、
『農業はセンス』
2013年10月31日
を読んで下さい。
(リンク貼ってないので、リンク飛びません)

あの話はG男がしてくれたこと。

しかも、私が本気で生き方に迷って超絶キツかったその時に掛けてくれた言葉だった。

頑張れとも無理するなとも言わず、G男はG男らしいやり方で私を励ました。

そして私の心に寄り添ってくれた。

その時の私のことも知ってくれているから、余計とG男の今回の不謹慎極まりない言葉が響いた。



余談だけど、この九州男児3人、めちゃくちゃモテる。

今は知らないけれど、独身時代はそれぞれ話を聞いていると、確実にモテていた。

モテ男たちはモテてる自慢は一切しないどころか、モテてるとさえ思っていないかもしれない。

それぞれ話を聞いてて、モテてんだなぁとわかる。

この3人の名言集を作ったら、『モテる男の言葉』とか『モテるための会話術』とか、本を1冊出版できる!

先に書きたくてこれを書いたけれど、今仕上げないといけないのは、資料の方…。

数時間後、長年の友達と朝からモーニング多分ランチコースまでして、その後家に帰ってから数時間で仕上がるのかは不明…(  ̄Д ̄;)。

決戦は火曜日ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

0 件のコメント:

コメントを投稿