墓参りの時、久しぶりに泣いた。
自分の中の色んな不安や心配がムクムクと沸いてきて、お墓に手を合わせてるうちにそれがパンクして泣いた。
守ってくださいとお願いした。
お礼やお願いをする度に風が吹くから、まるで会ったことのないご先祖様から「わかった、わかった」と返事してもらったみたいに感じてた。
その後6人のお地蔵様にも手を合わせて数段の階段を降りて車道に出ようとした。
集合墓地自体は地上より数メートル高いところにあるから、車が通ったぐらいはわかっても屋根しか見えない。
当たり前だけど、ナンバーなんか見えない。
しかも階段は両脇コンクリートの壁に囲まれてて、下から1段目にならないと車全体なんか見えない。
そのまさに階段を降り切った辺り、車道脇の歩道に出ようとしたら1台の車が通った。
そもそもその道は多分市道だと思うけど、墓上の1つの町内かその上の学校・市の小さな施設の関係者しか通らないような道で、滅多に車は通らない。
ましてや昼間なんて1時間に数台通るか通らないかぐらいだと思う。
数分走れば途中で隣りの市に出る国道には繋がるけど、まずその道を使って出る人はほとんどいない。
他の道の方が広いし便もいいから。
まぁだからほぼほぼ生活道路と言ってもいい。
そこへ1台の車が通った。
八王子ナンバーの車だった。
本当に驚いた。
生活道路だから、まず県外ナンバーなんか通らない。
盆とかゴールデンウイークで墓参りしてる人でもいない限り、県外ナンバーなんか通らない。
私は普通に普段運転してて県外ナンバーをかなり見るけれど、八王子ナンバーは私の中では超まれで、他のナンバーに比べたらほとんど見ることがない。
しかもその階段を降りてすぐのところは急な坂の中腹にあって、しかもカーブになってる。
だからナンバーを見れるのなんて本当に1秒とかそんなもんでしかない。
そんなピンポイントで見た八王子ナンバーで、私はそれだけを見て「繋がってるから大丈夫」と思った。
そもそも今日の外出も予定にはなくて、オルゴナイトの追加依頼が昨日の夜遅くに来て、それで週末行けないから今日行くことにした。
出かける前にも郵便局やガソリンスタンドに寄って、あれこれ用事を足してからの墓参りだった。
しかも墓参りも珍しくいつもよりは長く手を合わせて(要は不安高まってありとあらゆる不安を吐き出してた、先祖供養どころか先祖に毒を吐くというひどさ)、2、3分はいつもの長さと違った。
それで終わってすぐにその八王子ナンバーの車を見た。
どんなすごい確率でそれが起こっているのか私にはすぐにわかって、鳥肌が立ちそうだった。
そしてそのピッタリなタイミングを見て「大丈夫」と思った。
不安の中にはそれと関わることも入ってた。
だからこそ本当に驚いた。
それで不安の素が解消されたわけじゃなくても、その1秒としてズレてはいけなかったタイミングに自分が居合わせたことが「これで大丈夫だよ」というサインみたいで嬉しかった。
ちなみにこの話にはさらに続きがあって、何回も聞いたり見たりしてようやく気付いたことがある。
オルゴナイト購入のついでに、図書館にも帰り道寄った。
事前に調べていて、市内の西図書館には占星術の詳しい本があることを知ってた。
西図書館に行くのに南図書館の前にも出て(というよりペンジュラムが左折を指示した道で曲がったら南図書館前に繋がった)、ついでに何か占星術の本があるかもだからと寄った。
南図書館には何もなく、すぐに館内を出た。
入口すぐ近くには図書館員推薦の本があって、ひとつは大きくひらがなで短いタイトルが書かれていたから、そのタイトルが目に入った。
見ようと思って見たのではなく、館内から外に出る時にちょうど目に入る位置に置かれていた。
だから目に入った。
タイトルはある食べ物関係の名前だけど、それはある人の下の名前と同じ発音になる。
だからその人の名前をひらがなで見ることになった。
ひらがなで書かれていたのを見てようやく合点がいった。
それは漢字に直すと1文字で表される。
その漢字を私はこの間からやたらと色んなところで見ていた。
別に興味があるわけじゃないから、何でそれを見るのかなとずっと思ってた。
しかも漢字の時はその前に塩だの米だのがセットでつくから、だから全く気付かなかった。
ひらがなで書かれたタイトルを見てようやく気付いた。
その人の名前を音で見てたんだなって。
そんな発想にはならなかったから、漢字を見る度に何だろうと思ってたけど、ようやく納得した。
偶然と言えば偶然だし、別に意味がないと捉えようと思えばそうも捉えられる。
でも、私には八王子ナンバーも図書館で見たひらがなのタイトルも、もう十分すぎるほどの意味やインパクトがあって、何もないと片付けるよりもこれで大丈夫と思う方が気持ちが楽になる。
今書かないと書けなさそうだから、夜中に目が覚めてささっと書いてしまった。
半分寝ぼけてるけど、このままアップしよう。
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