明日14日、オルゴナイトの制作者の方に会えることになった。
あれは3月の終わり。
突然湯船の中で「伝えなきゃ」と思った。
「伝えなきゃ」というのは、私経由で旅立った34個のオルゴナイトたちがその後どんなストーリーを紡いだのか、それを作り手の方に伝えなきゃと思った。
それは私しか知らない。
そして私が口を開かない限り、その制作者の方がそれを知ることは生涯ない。
それで委託販売しているお店の方に連絡して、そういう理由だから何とかして連絡を取れるようにして欲しいとお願いして、それで連絡取れるようにしてもらった。
その日が明日になる。
そのために、周りの人たちにもお願いをして、どんな変化があったのかを教えてもらってる。
色々面白い話やすごい効果を体験した人たちがいるから、それについてはまたおいおいここで書きたいと思う。
このオルゴナイトに関しても私は2つの全く別の物語を見ることになった。
この1週間で、すごく腹の立ったこととそれも全部含めて癒されたことと両方あった。
最初に腹が立ったことがやってきた。
オルゴナイトを信じる信じないは私的にはどちらでも良いと思ってる。
そこはもう個人の自由意思だから、別に信じない人は信じなくていいし、私みたいに信じたい人は信じる、それでいいと思ってる。
でも(あまり)信じてない人に「どんな効果があるの?持っててもわかんない」と聞かれたから、具体的なエピソードを山ほど紹介したけど、全くと言っていいほど伝わらなかった。
エピソードさえ「言われてることがよくわかんない」と言われ、本当に伝わらなくて私も他にどう説明していいものかわからなかった。
もう私はぐったりして、「今わかんなくてもいつかはわかるようになるかもね」ぐらいで話はやめた。
今思うと、私は「伝わらない」と諦めたんだと思う。
基本的に良いものは、きちんと伝わって欲しいから私はしつこいぐらいに説明する。
伝わらなかったら言葉を変えて説明を追加したりする。
でもあの時は「もう伝わらない。何をどうしても伝わらない」、それを自分で感じ取った、そんな気がする。
それから数日置いて、別件でやり取りした時に「オルゴナイトを個人でオーダーできないか制作者の人に聞いてもらえない?」と言われた。
何で信じてないのに欲しがるのかそれも意味がわからなかったし(それはさすがに説明を求めた)、今回のいきさつも改めて説明した。
会う一番の目的は、オルゴナイトのストーリーを伝えること。
しかももう作らないと決められていて、それが並々ならぬ覚悟の上でされてるだろうことはお店の人の話から伝わってきたから、私としても安易にお願いできない、とはっきりと説明した。
最終的に、色々聞いて当日様子を見てお願いできそうならするとは言ったものの、私はその後もすごく悶々として自分の言ったことを後悔した。
頼まれた理由もよくよく考えたら私が納得してない。
そこに気付いたからさぁどうしようかと思ってる(これは今悩んでも仕方ないから、明日の様子見ての感覚で決めようと思ってる)。
私はこの一連の流れで本当に腹が立った。
大切な話は伝わらないわ、よくわからないのにオーダーしたいと言われるわ、とことん私が大切に思ってるところが踏みにじられてる感じで、それで腹が立ったんだと思う。
私はその作り手の方をものすごく尊敬しているし、その人のプロ意識は自分も本気で真似したい。
その人じゃなきゃ作れないもので、そしてその人が作ったもので私はものすごく貴重な一期一会の体験や自分の力を引き出してもらう機会をもらった。
感謝してもしきれないぐらいのことをしてもらってる、見えない部分で。
だから、何かしら頼んできた人も何かを感じてて新たに欲しいと言うならわかるけど、話した感じだとそんな風では一切なかったから、だからその時も今も違和感が残ってる。
今度は反対に、他の人たちからオルゴナイトの件ですごく救われた。
同じようにいきさつも説明して、感想や変化があったら教えて欲しいとお願いしてた人たち。
本当に丁寧に細かく教えてくれた。
そして1人の人はその行き渡った人たち数人分の声も全部事前に聞いてくれてた。
本当にありがたいばかりだった。
もう1人の友達は、仕事が連日本当に遅くてとりあえず返信が直前になるということをわざわざ連絡くれた。
自分もオルゴナイトにすごく助けられてお礼や感想をきちんと書きたいから、だから自分の状態が整ってる時に書く=ギリギリになる、というようなことまでわざわざ伝えてくれた。
誠意ある対応をしてくれる人たちを見て、私は本当にめちゃくちゃ感動した。
そしてあの変なわだかまりを残した最初のやり取りに関しても癒された。
他の人たちがそれをうんと上回ることをしてくれて、それで自分の気持ちもほぐされていった。
ドミニカに住んでた頃、日本人の友達が教えてくれた言葉がある。
彼女も先輩だか誰か他の人に教えてもらって救われた言葉なんだよね〜と説明してた。
「人を裏切るのも人なら、人を救うのもこれまた人なんだよね」
友達はそう言った。
ドミニカで現地の人と大トラブルに発展して(大家からガチのボッタクリに遭った)、ほとほと疲れてた時だった。
そして言葉の通り、私は裏切られたけれど、その後別の人たちからたくさん救われた。
人生すごく良くできてるなと思った。
今回は裏切りとは違うけれど、でもネガティブで心が疲弊するようなやり取りの後、次はめちゃくちゃ心を温めてもらう・救ってもらう出来事に行き着いた。
周りの人たちから救ってもらった。
だからその最初にお願いされた分ももうあまり気にしてはない。
なんなら、オブラートに包まずそのままを伝えてもいいのかもしれないとすら思う。
いずれにしても、私は1つの物で2つの違うタイプのストーリーを見ることになった。
いつかの友達の言葉をまた思い出す。
何か負のものを与えてくるのも人なら、人を救ってくれるのもこれまた人、本当にその通りなんだってオルゴナイトからも教えてもらった。
とにかく明日は指折り数えるぐらいに楽しみにしてた集まり。
思いっきり楽しんでこよう♪♪♪
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