迷った時のお助けマンスポット、図書館。
相当迷い込んだ時は、自己啓発やスピリチュアルや心理なんかの難しい本は手に取らず、あえて
小説をその時の感覚で選ぶ。
基本的に、本は買うものではなく借りるものと思っている。
膨大な数の本を手放してからは、買う時は「一生かけて何十回も読み返しそうなもの」のイメージ
ができたら買うことにしている。
1回きりの読み切りなら、買っても手放す手間が出てくるから、それが面倒で買わない。
ということで、最近また数ヶ月ぶりに読書熱復活に伴い図書館通いも再開した。
昨日までに6冊の小説を読んだけど、もう今の自分に必要なメッセージがじゃんじゃか小説の中に
溢れている。
6冊ともどこかで泣き、どこかで一旦本を脇に置いて考え込み、そして登場人物たちの様々な思い
と自分の今の姿を重ね合わせて、何かしらを心で感じ取っている。
作者も全然違う人たちだし、出てくる登場人物の生き様も様々だけど、それでもそれぞれの物語の
中で訴えてくる何かは絶対にある。
今のところ6冊全部の唯一の共通点と言えば、みんなどこにでもいそうな普通に生きてる日常が
物語に詰まっているところだろうか。
だからこそ他人事ではなく自分のこととしてもそれらの物語がすっと入ってくる。
大型書店ほどではないにしても、図書館の蔵書数もかなりある。
そして書店と違うところは、最新作やベストセラーよりも昔からずっとあるような本たちが並んで
置かれているところじゃないかと思う。
無名の作家さんの本も読んでいる。
手に取る時は、最初のページを少し読むか、表紙の帯とかに書かれているものを読むかの程度
で、あとは自分の勘を頼りに選んでいる。
今回もそんな勘頼りなのに、ものすごく良書が当たっている。
あんなにたくさんある本の中で、数冊をその時の感覚で選び取っているだけなのに、百発百中。
1冊としてハズレがない。
今のわたしの状況への偉大なるヒントとして選ばれた本たちは、元々読むことに出逢うことに
なっていたんじゃないかと勘違いするほど。
あともう2冊ある。
残りもどんなヒントやメッセージが潜んでいるのか楽しみでならない。
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