今日は満月。
昨日から一気に冷え込み、今日はまた一段と冷え込んでいる。
さっきベランダに出て満月を探した。
東の方向に満月は浮かんでいた。
すっきりと晴れ渡っている空には、星もちらほらと見えた。
ザ・都会までいかなくても一面コンクリートのご近所で無数の星を見つけることは難しい。
でも、冬の空で空気が澄み渡っている晴れの日だと、いつもより少しだけ多く星が見える。
今日は満月の近くにうっすらと存在している星を見た。
北極星だろうか?
月のすぐ隣りにいつも陣取っている星があったと思うけど、何星かは忘れた。
新潟の空を思い出す。
実家の近くは、今のところに比べたらうんと街灯が少ない。
その分星もよく見える。
しかも新潟の冬の寒さは半端ないから、その寒さゆえの空気の透き通り感も名古屋とは比べ物に
ならない。
新潟の冬は、ほとんど晴れの日がない。
毎日くもりか雨か雪のいずれかだ。
だからわずかばかりの晴れの日の冬の夜空はとっても貴重だ。
そんな中で見る月は格別で、そして月のすぐ近くの星も新潟で見ると大きく見える。
月を見たのには理由がある。
ちょっと勇気の要る申込をネットで丁度するところだった。
最後の「申込」ボタンを押せば、申込は完了するというところだった。
それがどんな結果となるのかは、神のみぞ知るの世界だ。
だから少しばかりの勇気が必要だった。
その勇気をもらうために、ベランダに出て月を眺めた。
寒いから1分も外に立っていられなかったけれど、それでもその月と薄らぼんやりと見える星を
見てたら、もう結果はどちらでもいいと思えた。
結果がどちらに転んでも、また満月を見てはいいなぁと思ったり、過去の良いシーンを思い出す
きっかけになるだろうということがわかったから。
もちろん良い方に転じて欲しい。
でもそれは五分五分の賭けで、うまくいかない可能性だって十二分にある。
だからこそ月を見て心を落ち着けて、そして部屋に戻って「申込」ボタンを押した。
結果を聞くのは早くて明日、遅ければ週末。
もうどちらになっても、申し込んじゃったものは仕方ないと思っている。
またこれを書き終えたらもう一度外に満月を見に行こう。
満月見たって結果が変わるわけじゃないけれど、せめて気持ちだけでも満たすもので満たして
いけたらいいなぁと思っている。
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