2015年10月13日火曜日

日々の記録

無印良品で500円の分厚いノートを取り扱っている。

1年半前の2014年の春、日々の記録を残すノートが欲しいと思った。

食べたものや天気、その日にあった出来事、感動したこと、怒ったこと、会った人、文章などなど、

とにかくあらゆる生活の記録=生きた記録を残したいと思った。

色んなノートを探し回り、一番「使い勝手が良さそう」だったのがこの無印のノートだった。

さぼったり続けたりしながら100ページ近いノート1冊目を終え、2冊目を買う買わないで迷った。

2週間ほど迷った後、やっぱり引き続き日々の記録を残そうと思って2冊目の無印ノートを買った

のがつい3週間前。

毎日書く習慣がまだないから、一気に2日3日とまとめて書いたりするけれど、本当に1日前、

2日前のことが思い出せない。

記憶をたぐりよせて何とか書いているけれど、これほどに日常の些細なことはあっという間に忘却

の彼方に葬られる。

だからこそ、わたしは日々の記録を残すことに並々ならぬ意欲を持っている。

もう二度とは取り戻せない日々、それであれば今起こったことは、今書いておこうと。

これもいつかの時にこのブログ内で書いたような気がするけれど、わたしは大学時代の生活の

様子の記録がほとんどない。

大まかな記憶とか忘れられないようなインパクト大の出来事は憶えているけれど、日々の何気

ないことがすっぽりと抜け落ちている。

そして当時の日記と言えば、好きな人にまつわることばかりを書いていて、生活のことなど全くと

言っていいほど触れていない。

当時は、その日常が当たり前だったからそこに価値なんて全く感じていなかった。

今はもうそこに戻れない日々だというのが痛いほどわかるから、せめて記録さえ残しておけば…

と思ったりもする。

その時の教訓を生かして、また今のわたしはせっせせっせと今の日常をノートに記している。

別に大きな出来事もなければ、なんだか今日は何していたんだろう自分は?なんていう日も

色々ある。

だけど時が経つと、そのさりげない日々がどれほど貴重で大切だったかに気付かされる。

もう戻れない過去の時間と自分。

せめて記録だけでも残そうと思い、また2代目無印ノートに日々の記録を綴っている。

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