今週、久しぶりにセミナーに足を運ぶ。
講演会ではなく、セミナーに行くのは2年3年ぶりになるかと思う。
セミナーの告知自体は1ヶ月程前からあり、すぐに満席。
その頃は、もっと純粋にセミナーで語られるだろう内容に興味を持って申し込んだ。
具体的な手法の名前はわからないけど、最近はセミナーの案内を出す前に何本か無料動画配信
をして、視聴者(=セミナーの参加者候補)にある一定の利益を主催者側が先に渡す、
それを数回繰り返してから最終的に本セミナーの案内を出す方法が取られている。
勿論、本セミナーの参加・不参加は各自の選択に委ねられている。
紛(まが)い物も沢山出回っているから、かなり気をつけて見る必要はあるけれど、
無料動画の部分も通常であれば有料でも構わない内容のものを提示する個人・団体もいて、
開いてみないことにはわからない。
そんな経緯で申し込んだ今回のセミナーだった。
今回はかなりな本数が配信されたけど、途中から違和感満載過ぎて今では申し込まなければ
良かったとすら思っている。
ちなみに、内容はコーチング系統×マーケティング系統を掛け合わせたようなものだ。
今回は2人の人が共同開催という形を取っている。
元々、コーチング系の人の考え方や実践方法が好きで、ずっとメルマガを取っていた。
わたしはその人のしていること、実践の軸になっているものに興味があって申し込んだ。
ところが、マーケティング部門の人というのが、全く真逆の発想で動いている。
この人は、お金を儲けることや自分にお金を払ってくれそうな人脈にしか興味がなさそうだ。
わたしの主観だから実際はわからないけど、でも「お金ください」にしか見えない。
そして、どうしてそんな人と今回組むのか、不思議でならない。
動画では前者が実践的な内容を話す時間が圧倒的に多いから、
申込の時点では気付けなかった。
後半に差し掛かり、後者も前に出てくるようになってから、これは違う風が吹いてると認識した。
セミナーはこれからだけど、良い部分だけをもらってきて、不要なものは受け取らないでいいなぁと
思って、とりあえずお金もったいなさに行ってくる(前払い制)。
(※変な誤解を招くと嫌なので言うと、参加費は飲み会1回分くらいです)
ふと、昔参加したことのあるセミナーの先生のホームページをさっき開いて見た。
一生こんなすごい人にはお目にかかれない、という位の実践者で実力者だった。
ホームページを見て驚いた。
紙の名刺、あれがデジタル版になっただけのものだった。
書いてあるのは、名前や住所、電話番号、職業のみ。
あとは、サービスについては「紹介制」とあった。
それだけがぺろ~んと1枚のページに書かれていて、それ以上メニューも何もなかった。
前はメニューとあと挨拶程度のものはあったけど、それすらもなくなっていた。
この方は言葉なんてなくても、百のものを伝える力のある人だ。
それを見た時に、今回のセミナーで何を見てくるのか楽しみになった。
良いとわたしが思っているものと、別の意図が働いたもの、その2つが融合しているものには
そうそうお目にかかれない。
そこで自分が見て感じることが、もっと明確になるだろう。
どうしてか気になって目にした名刺のような別の方のホームページも、ヒントになっている。
すべてはわたしの主観だし、わたしの価値観が軸になっている。
色々見誤ることはあるけれど、「何か違う」と感じるものに関しては、100%と言ってもいい位に、
はずれがない。
「何か違う」は最初はあまりに小さくて、たいがいわたしは見過ごす。
感じたくせに、一瞬すぎて忘れてしまう。
そして、事が動き始めて「何か違う」がもう少しわかりやすく出ると、百発百中変なものを見る。
それで「あぁ、そういえば最初こんな風に思っていた」という小さなサインを思い出す。
今回は会場で何を見てくるのか、ある程度は想像できるけど、
おそらくそれ以上だろうと思っている。
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