2015年4月8日水曜日

葉っぱの成長

「葉っぱの成長」を語る前に、まず先に自分の労苦について語りたい。


上の写真を編集(「葉っぱ開く前」と「葉っぱ開いた」を挿入)するのに、30分以上かかった。

しかも、文字の位置が気に食わず変更を試みたけど、変更する度に文字が消える。

もうあきらめて、とりあえず初回はこれで十分上出来!ということでアップ。

話は違うけど、結婚式とかでよく流れてるムービーや動画を編集する人、心底尊敬!

わたしは上の作業をするだけで、相当ひいひいだった。

もちろん片手間じゃない、固唾をのむぐらい真剣に全力でやって、ようやく上の状態。

パソコン音痴は本当に大変だ、と毎回新しい作業をする度に悟る。


本題の「葉っぱの成長」について。

写真右側の「葉っぱ開いた」の葉っぱの方。

去年の秋ぐらいに茎に葉っぱがにょきっと現れた。

その状態というのが、写真左側の「葉っぱ開く前」の状態。

葉っぱと茎が一心同体になっている状態がずっとずっと続いていた。

春や夏だと1~2週間ですぐに葉っぱが茎から独立するのだけど、

秋や冬は独立しないまま越冬する。

たしか最初の年は、越冬がうまくいかなかったようで、春に開いた葉っぱは半分枯れていた。

今年もどうなるかなと思ったけど、なんとか独立するまでにこぎつけた


この葉っぱの成長には毎度とても感動する。

わたしは基本的に土が乾いたら水をやる(月に3回程度)ぐらいの世話しかしてなくて、

時々じっくりと眺めることもあるけれど基本は放置だ。

でも、植物は外界の気温を敏感に察知して、それに合わせて自分で勝手に成長していく。

植物自らの力で、茎から葉っぱは独立していく。

例えば、今回独立した葉っぱ。

昨日の夜寝る前までは、少なくとも茎についたままだった。

そしてわたしがぐうすか眠っている間に、茎から独立して葉っぱが葉を広げる準備を始めた。

で、今朝起きたら上のような独立した状態にまで一気に進化していた。


桜なんかもそうだけど、冬の裸の木を見ると、それがあと何十日かするとたわわな桜の花を

咲かすなんてとても信じられない。

でも、水面下で少しずつ少しずつ成長している。

目に見えている状態は、あくまで成長のある一側面でしかない。

見えない部分でも同じようにエネルギーがずっと注がれ続けていたんだと思う。


植物たちの成長を見る時に、自分に置き換えてみる。

もちろん植物のような純粋に伸びようなんていう潔白さはなくて、

邪念に計算にと色々余念がないけれど、実は花を開かせる前の今というのがとても大切なんじゃ

ないかと思うことがある。

当然、その作業たちは目には見えにくいし、それは他者と言うより自分自身から見て見えにくい、

何度もやめようと思うし、一体何をしているのだろう?と思うこともある。

今日の写真の編集作業だって、丸っきりの無駄や徒労に終わる場合もある。

それでもやり続けた先に何かがあったとしたら、それはうれしいなぁと思う。

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