2015年3月25日水曜日

自分ストライキ

「自分ストライキ」

何かと言うと、やることは盛り沢山なのに「やりたくない」の気持ちが勝って、

気付けば本当にやらない、ふて寝したり他の事をして気を紛らわしたりすること。

今日やってきた、自分ストライキ。

24時間みっちり自分の自由に使える日なのに、朝から絶不調。

やることをリストにしたらいくらでも出てくる出てくる。

5分でも10分でもいい、少しでもやれば未来の自分を助けられると言うのに、

気持ちが追い付かない。

朝は2時間かけてノートにぐだぐだ愚痴を綴る。

お昼食べたらとりあえず1時間昼寝。

眠たいと言うより、今の自分から逃げたい、ただそれだけだった。

とりあえず気分転換を兼ねて、スーパー目指して家を出発する。

外は時々ものすごい強い風が吹くけれど、青い空が広がっている。

いつもの通り道だけど、景色がいつもと違う。

「とまれ」の標識が真っ赤ではなくて、近くで見ると細かな線がたくさん入っていることに気付く。

ある家の屋根を見たら、高さ30~50cmくらいの仏像?はにわ?が飾ってあった。

今まで全然目にも入れない風景だったから、この街に住んで5年、初めて気付いた。

ピンクのこぶし?の花の色に目が奪われる。

スーパーの近くの公園で、今日は業者が入っての木の切断が行われていた。

木の切り口の匂いが時々風に運ばれてきた。

見慣れた風景なのに別の風景に見える。

同じもの、同じ日なんて1日もないことを改めて思い知らされる。

そして、多分自分の中でも何か変化が起こっているのだろう。

頭で考えると視界がうんと狭くなって焦りと心配だけがもれなくプレゼントされるけど、

どうも体や心は知らぬ間に変化しているようで、外で目にしたような違いを次々発掘する。

頭の中でぐるぐるしている思考を止められたら・・・と思う。

さて自分ストライキ、どこまでストライキを続行するか見守った。

もう今日1日を棒に振ることも覚悟した。

散歩のようにスーパーに行って、今日の夜ごはんの段取りを頭に思い描いて帰路に着き、

ホームに戻った。

最初に、インスタントコーヒーを淹れて日記を書いた。

今のありのままの気持ち、今日のこれまでの流れを書いた。

ストライキ終了の合図がきた。

なんだか知らないけどスイッチが入って、パソコン開いて作業を始めた。

最低限のことはとりあえず終わった。

プラスアルファは終わってない。

だけど、今日はもうこれでいいかなと思う。

妹夫婦が誕生日プレゼントに贈ってくれた茨城の笠間焼という器が今朝届いた。

第1号のおかずは、煮物にした。

人参と車麩とがんもと糸こんと椎茸。

ごはんがそろそろ炊きあがる。

ストライキの時の気分を今も少し引きずっている。

やることをやりきれてない自分への責めるような気持ちがある。

だけど、ここで何かをしても多分おさまらない。

休もうと思う。

今日はこれにてどろんで、明日仕切り直そう。

0 件のコメント:

コメントを投稿