ここ1年くらいかと思う。
気に入っていたお店や美味しかった飲食店が続々と閉店している。
ついこの間も、実際に我が家にやってきた物を購入した雑貨店が1つは最終日、
もう1つはもうすぐ閉店と大きなお知らせが店内中に貼ってあった。
店員さんがその物がとっても好きと見ているだけで伝わってくるお店や、
手抜きをせず1つ1つ丁寧に食べ物を扱い作っているお店とか、
そういうお店こそ閉店するから悲しい。
美味しくない店やいい加減なサービスを提供する店が残っているのも残念だ。
内情は知らないけど、決して閑古鳥が鳴いていたわけではない。
いつ行ってもお客さんが入っていたのに、なぜか閉店。
たった1つのコンビニだけは、あぁあそこは閉店しても仕方ないなぁと思った。
すぐ近くにわたしの中で断トツに接客の良いコンビニがある。
そこはいつ行っても、誰がレジの担当でも、とにかく気持ち良い買い物ができる、
コンビニにしてはすごくめずらしい。
そこがオープンしてから、例の閉店した方のコンビニ、大丈夫かな・・・と思った。
名前は出さないけど、日本一のシェアを誇るコンビニだ。
だけど、そこはとにかく店員さんの私語が絶え間なく続き、
どの時間帯に行っても、なんとなく居心地悪く感じていた。
店の中の空気全体が澱んでいるというか、何かすっきりしていないというか。
どう考えても、もう一つのコンビニに負けちゃうだろうなぁと思っていたら閉店した。
それ位わかりやすいお店が閉店するならわかるけど、
冒頭の部分に該当するお店たちは、そういうタイプじゃない。
特に飲食店は、それぞれ美味しいものがあって、それらを二度と味わえないかと思うと
とても残念だ。
閉店とは関係ないけど、化粧品の移り変わりの速さにもびっくりする。
今使っている眉描きと同じものを母親が欲しいと言ったので、店に見に行った。
それは別物に代わっていて、通販の方でも調べたけど店舗と同じ結果だった。
すごく使いやすくて良かったのに、これまた残念。
こうして良いものがひとつ、またひとつと消えていく度に、日本の流行や最新型を追い求める
姿勢にものすごく落胆を覚える。
これ1ヶ月前に書いて保管していた記事だったけど、さらに昨日久しぶりに市内遠方に
出掛けたら、お気に入りの店が2つも閉店していた。
1つの店は、妹のいつかの誕生日プレゼントを買った店でもあった。
もう二度とあの店にも入れなければ、同じものを求めることもできない。
ものも人と一緒で、出逢うタイミングがあって、それこそ一期一会なんだと気付かされた。
何でもいつでも存在し続ける、なんて勝手に思い込まずに、
いつの時もすべては一瞬一瞬の出逢いでタイミングなんだということを心に刻んで身を正した。
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