2022年9月9日金曜日

9月の倉庫

真ん中のペンジュラムは、2019年の秋とかに
行方不明になってしまったまま。
真ん中のペンジュラムと右のペンジュラムとが
5年前の9月7日にマジックショーみたく
真新しい動きを私の目の前で見せてくれた。
私にしたら、太陽が東ではなく西から昇る、
それくらいのスーパーミラクルだった。
それが起こらなければ、
もしかしたら今のこの瞬間のこのブログも
この世には誕生していなかったかもしれない。


2017年9月の備忘録

このページ、もしかしたら
以前にもアップしたかもしれない
(過去の写真は、どれを使ったのか記憶がない)


9月の日程(2017年)

9月5日仕事の伝言をして華麗なスルーを浴びた日

9月7日イケメン上司の異動を知らされた日

9月8日倉庫で作業しているイケメン上司をつかまえて時間が欲しいとお願いしてみるも断られた日

9月9日イケメン上司に手紙を書こうと決めて下書きをした日

9月10日手紙を書いた日

9月11日イケメン上司に手紙を渡した日




色々書きたいことはあるけれど、今こうして振り返ると8日のイケメン上司を倉庫でつかまえて話しかけた時のことはほとんどブログにも書いてなければ、自分側の手書きノートにもたしかほとんど書いていないから、その時の今残っている記憶を書いておこう。


イケメン上司に仕事の伝言をした5日、ガン無視されて、これは誰がどう見ても「近寄るな、危険」としか思えない、本当に私が嫌なんだとわかった。


本当はどんな気持ちであの時あんな風に振る舞ったのかわからないけれど(本人もわかってなかったりして)、当時は私じゃなくてももし他にも誰かもその様子を見ていたのなら、本気で武士俣さんが嫌なんだね、としか解釈できないような有り様だった。


その辺りは割愛するけれど、とにかくもう近寄ってもらいたくないオーラが半端なさすぎて、私としても9月8日以降の行動は何の計画もなければ超行き当たりばったりだった。


もう誘ったりしないし迷惑行為となりそうなこともしないから!!!、と大真面目に思っていた。


ところが、ガン無視の2日後イケメン上司の異動話を私の教育係だった事務さんから教えられて、色んなことが全てぶっ飛んだ。


あの時は超超超謎の勢いに任せてあれだけ動けたけれど、今の私なら当時と同じようにできたかはわからない。


私は賭けに出た。


絶対に起こらないとわかっていることがもし目の前で起こったのなら、イケメン上司にももう一度時間が欲しいと言ってみようと。


ちなみに絶対に起こらないとわかっていたからその賭けをしたわけで、今振り返ってみても「天変地異」の他の何ものでもない事態が目の前で起きた。


その時もペンジュラムを使った。


ペンジュラムは私の意志の力で動かすこともできなければ、ペンジュラムの動き方(回るとか縦に揺れるとか横に振り子のように動くとか)も私は決められない。


確実に何かしらの力が作用して、勝手に動く。


そしてYESNOの動き方が決まっていて、それ以外の動き方はしないこともわかっていた。(その後から今に至る5年という時間の経過でペンジュラムが進化するのは徐々にわかったけれど、当時はそんなこと一切知らなかった。)


だから動かないと知っていて、それでもしペンジュラムが未だかつて見たことがない動きをしたらもう一度イケメン上司に話しかけてみようと思った。


私は絶対にそんな超常現象が起こるなんてない、と100どころか10000%確信していたから、何かがその時に変わるなんて微塵も思わずに2つのペンジュラムを片手に1つずつ持った。


そうしたら未だかつて見たこともない、なんなら今だって普段見ることもない動きをその時ペンジュラムが突然し出した。


車の窓の向こう側には灰色の暗い空から雨が降っていて、その雨粒が車の窓にポツポツと当たっていた。


そんな風景の中でペンジュラムは真新しい動きを私の目の前で始めた。


まさか過ぎる展開に私も大パニックになって、そこから24時間もしない翌日の午前中には私は自分の体をイケメン上司の前に運んで、本当に本人に話しかけた。


事務所内の動きはいつも一定ではなくて、運送屋から運ばれてくる荷物が届くのも曜日も具体的な時間もまちまちだし、届く量も違うし、事務所内のメンバーの出入りから1階・2階間の各自の動きまで丸っと日々違っていた。


ましてやイケメン上司など全くもって私には個人的な仕事のスケジュールがわからなくて、唯一確信していたことは、事務所にいる日の昼休みは昼休み開始5分前にはいなくなることくらいだった。羨ましかった。


5年前の9月8日もイケメン上司は突如事務所からいなくなった。


細かいことは覚えていないけれど、少なくとも仕事で外出する様子ではなくて、事務所内建物のどこかにはいる風だったと咄嗟に判断できたと思う。


書いといてなんだけれど、あまりにもテンパり過ぎた当時、断片的な記憶は残っているけれども細かい記憶は抜けているし、上に箇条書きすると単なる数日の予定だけれど、私からしたらその数日は普段の生活のイレギュラーなことが起こることの1年分かき集めた以上のことが当時は起こっていたわけで、だから時間の経過による記憶の薄れ方だけじゃなくあまりにも日々インパクトがありすぎてその日のことは実はあんまりきちんと覚えていない。


そんなこんなで、とにかくイケメン上司がいなくなってしばらく戻ってこないだろう予測が立った私は、階下にいるだろうイケメン上司を探しに出た。


そんな無計画無鉄砲な動き方がよくぞできたなと思う。


今振り返ると、その日は荷物が届かなかったのかどうかもわからないし、他の人たちとバッタリ出くわさないとも限らないし、イケメン上司が階下は階下でも事務所とは比べ物にならない広さのところでそのどこにいるのかは普段入らない場所すぎて皆目見当もつかなかったしで、よくぞそんな中イケメン上司をピンポイントで見つけて話しかけられたなと今になって思う。


階下は倉庫みたいな感じになっていて、私は数えるくらいしか行ったことがなく、というよりもよくよく振り返ると倉庫部分に行ったのはイケメン上司相手の公用私用の用事の時だけじゃないかと思う。


イケメン上司宛ての電話で相手から折り返しの電話をお願いされてその伝言をイケメン上司にした時と、お土産の後ろに付けたメモに気付いたかどうかという本当に朝から変な質問をした時と、そしてこの9月8日の時と、それ以外で用事なんてなかったから1階の倉庫部分に関しては入らなかったと思う。


そんな実態や中の配置なんかもほぼほぼ知らない中で、よくぞイケメン上司を見つけられたと思う。


私の目に映ったイケメン上司はこんな風だった。


たしか異動の話を事務さんから聞いたと切り出した時、「だから何?」と言われたわけじゃないけれど、ものすごく冷たく「だから何?おまえには関係ないだろう」と思われているように感じた。


そうだよね、本当に関係ないよね、とこれが友達ならそうやって返しそうになるくらいの、そんな風に返せるほどの心の余裕も何もなかったけれども、本当に何か取り返しがつかないものを感じた。


時間が欲しいなどと言うのも色々ツッコミどころ満載過ぎたけれど、それ以外の言葉も思いつかずそのままを口にした。


もはや自分がどんな口調でどんな感じで話したか全く記憶がないけれど、イケメン上司は断り謝り、謝られてむしろ私の方がごめんなさい過ぎてすみませんだったかごめんなさいだったかを口にしてまた事務所へと戻った。


私の目を見て断ってきたイケメン上司の目からは、表情が読み取れなかった。


冷たい感じもなければ邪険にしてるのとも違う風で、あの時イケメン上司は面食らってはいただろうけれどもどんな面持ちでいたのかはわからない。


驚いているのとも違っていたし、喜んでいるのはもっと違うのはわかった。


きちんと目を見て断った方が良いと思ったのか、最後に挨拶した時は目も冷たく射すくめられるみたいな感じだったけれど、その時はそうじゃなかった。


面倒くさそうではなかったし、迷惑そうでもなかった。


書きながら「物悲しい」という言葉がスルリと出てきたけれど、それは私が物悲しかったのかイケメン上司の目の中に本当に物悲しさがあったのか、記憶をどんなに辿ってもわからない。


淡々としている風ではなかったし、かと言って激情でもなかった。


目の翻訳機があればいいのになんて今思った。


倉庫にいたイケメン上司は小さな道具たちを整理している風だったけれど、それもそれでなんだか不思議な光景だった。


次の地へ移るのに必要なものとそうでないものとを振り分けていたのかもしれないけれど、それも引越しに向けて必要な作業だったのかもしれないけれど、もし勝手にナレーションでも付けるとするなら、物の整理というよりも心の整理という感じだった。


床にどっかりと腰を下ろして、暗い中で淡々と物を整理していて、元々現場になどほとんど出ない立ち位置の人ゆえにそんな風に細々としたものたちを整理している風なのがなんだか不思議な感じに見えた。


イケメン上司の仕事内容はほとんど知らなくて、だから知っている人たちからしたら何の違和感もない様子だったかもわからないけれども、元々何も知らないに等しい私からして、事務所ではなく倉庫にこもって黙々と何かをしている様子はかなりイレギュラーな感じに見えた。


それがどのくらいイレギュラーだったのか知らないけれど、それ以上に私の突然の襲撃などもっともっとイレギュラーだったと思う。


「来訪」と書こうと思ったけれど、あれは「襲撃」の方が適切な気がする(苦笑)


書きながら思ったけれど、イケメン上司が2年半なのか3年くらいなのかいた新潟時代にイレギュラートップ10とか挙げるとするなら、私も間違いなくランクインできそう。


トップを狙えるかどうかはわからないけれども、間違いなくイレギュラー困った事件の上位には食い込めそう、なんなら困った事件第1位とか、名誉なのか不名誉なのかはさておいても。


わからないけれども、ペンジュラムが突然新しい動きを見せたこともだし、その次の日にイケメン上司を階下で見つけて話しかけた時もだけれど、特に話しかけた時は間違いなくあれは見えないところで相当な配慮が為されていたと思う。


見えないところというのは、天界でも神々の審議会でも魂連合でも、とにかく時間にして1分2分程度は、絶対に邪魔が入らないように、そしてそれが何にもならなくても私の中では生涯強い記憶として残るように配慮してもらえた時間なんだと思う。


この後死ぬまでどうやってもイケメン上司の人生と私の人生とが重なり合わなくても、魂繋がりの人と会えましたよ、といくら鈍い私でも気付けるようにものすごいインパクトが残るように図らってもらえたんじゃないかと今は思う。


日々色んなことが起こるし、今だって毎日色々盛りだくさん過ぎるけれども、それでもイケメン上司とあの倉庫での超一瞬過ぎる時間、今電卓叩いて計算したところ、仮に80年生きるとしてその中のあの時間が仮に2分だとするなら、あの時間は人生全体における0.001%、1%の1000分の1という、とてつもなく短い時間になるけれど、インパクトは100どころか1000%でも数としては足りないぐらいのインパクトがあった。


すごくおかしな感想だけれど、とても強い関係のある魂メイト、ソウルメイトと言うとあまりにも甘い感じがするから、ここはあえて魂メイトと書いたけれども、その相手がイケメン上司で本当の本当に良かった。


望んだ関係とは全く違うけれども、その相手がイケメン上司だったのは望外の喜びだし、色々不都合なこと満載な我が人生の中でそして色々選べないことが盛りだくさんな中で、変な話、魂絡みの関係さえ自分じゃ何も選べないけれども、それでもそんな自分がどうこうできないものに対して相手がイケメン上司だったことは本当にとっても嬉しい。


向こうからすると迷惑千万でも私側はとても良かった。


これもまたおかしな分析だけれど、イケメン上司は本当にピュア度が高い。


goo辞書によると、「純粋」とは

1、まじりけのないこと。雑多なものがまじっていないこと。

2、気持ちに打算や掛け引きのないこと。また、そのさま。

3、ひたむきなこと。また、そのさま。

とある。


今何せ100人くらいの男の人たちを日々見ているわけで、そういうことだけはなぜか鼻が効くというかこれもオカルト体質とも近いんだろうけれど、人の雰囲気を感じる力は多分相当強いと思う。


それは黙っている時の方がてきめんに出るというか、どうしても人柄的なものは出る。


イケメン上司というのは本当に混じり気がなくて、駆け引きとか計算とかとても苦手そうだし、頭はとても良い人だと思うけれども計算づくで物事に臨むとかいうのは苦手というよりできる感じがあまりせず、とにかく真っ直ぐな感じがある。


清く正しく美しく的な意味ではなくて、サボることもあるだろうし、適当にやったり逃げたりすることだってあるだろうし、腹黒い考えを抱くこともあると思う。


でもそういう瞬間瞬間の行動ではなくて、本質的に備わっているものが純粋な感じ。


根底にいつの時もあるものというか。


持っているもの、うーん、子どもの頃からベースにあるものと言えばいいんだろうか、とにかく純粋で真っ直ぐな人だというのは本人の空気から出ている。


大人になると、特に男性多めの組織とかになると、何か色々計算的なものや上下関係やそうした世界に身を置くことで色々擦り減るものがあると思うけれども、イケメン上司というのは仕事はしていても自分の素地というか素の感じをとても自然に守っている人という感じ。


変に染まらないし、かと言って何か信念めいたものがあってそうしている感じはなくて、本当にあるがままみたいな空気感をきちんと持っている。


自分を大きく見せることもしないし、かと言って仕事は責任を持ってやっているのは見ていて伝わってくるし、とにかくすごい絶妙なバランスの中であの純真さを持っている、不思議な感じの大人の男の人という感じ。


擦れてない少年の心みたいな感じを保ったまま大人になった、そんな感じの大人の男の人。


そんな人が自分の魂メイトって最高!!!と思う。


金の発掘現場でいきなり金を引き当てるみたいな、それくらい難しい確率だと思うけれど、どうしてかその部分はとてもスムーズに叶えてもらえて、叶うも何も願ってもないことが目の前で起こってくれて、イケメン上司にまつわる全てのことは今でも感謝しかない。


怖すぎてイケメン上司側の感想など聞けないけれど(私と魂レベルでの強い関係などと言われて嬉しいんだろうか滝汗)、とにかく私側は良かったといつの時も感じている。

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