*伝えてもらえること
今日の仕事中、私より確実に一回り以上年下の男性が私のところに来て、私が仕事でやらかしたミスとその防止方法をわざわざ伝えに来てくれた。
会社の超重要な資料だから、本当に気付いてもらえてありがたかったし、私が何をこれから気をつけるべきかもわかって本当に助かった。
それの方が後の出来事だったけれども、その数時間前に別の人とやりとりしたことを思い出した。
その人は、人としては悪くない。
なんだけれど、仕事は考え方が違いすぎるというか、典型的な「やりたくないことは、どんな手段を使っても逃げ通す人」だったりする。
そのことは時間を重ねれば重ねるほど酷さの度合いもわかって毎回げんなりする。
今回もげんなりした。
げんなりしただけじゃなくて、とにかく何もかもがズレていて、この人は何をしてるつもりなんだろう?と疑問に思った。
しばらく怒りと呆れが止まらなかったけれど、夜になってその2つのことを比べてみた時にはたと気付いた。
たとえば今日のそのズレた対応をした人は私よりも年上で社歴も長い。
長いけれど、あまりにも仕事ぶりが酷くて、私だけじゃない、多くの人々が注意もしなければそのまま放置している。
何もしないわけじゃない。
けれど、ズレている。
言うなれば、今日も今日で確認をしてもらわないといけないことがあったのに、例えばそれが営業方針についての確認なのに、それを営業担当ではなく研究部門に問い合わせをする、一事が万事そんな風になる。
しかもその理由たるものが、営業担当側の人のことが個人的に嫌いもしくは苦手で、だから聞きやすい別部門の人、でも担当外だから絶対に答えなど知らない人に聞きに行く。
で、肝心要の答えがわからないから、私などは我が身に色んなことが降りかかるのは目に見えてるから、他のキーパーソンと重鎮に伺いに行く。
ある程度の指針さえわかればこちらも動けるから、私が知りたいのはそのことだけなのに、どうしてその肝心要のたった1つのイエスノーが確認できないのかと思う。
しかも、本人はとりあえず聞きには行ったから「仕事をやった」つもりでいるから、余計とたちが悪い。
明らかにやり方も考え方もおかしいのだけれど、本当に仕事をやらないというか本来自分がしないといけないことを私情最上主義でやらないから、周りもみんな自分がイライラするのが目に見えてるから、おかしくても注意はしないし自分のところに余計な負担がこないためのことは相手にしても根本的な仕事に対するやり方は誰も口出ししない。
そこまで思ったら、私のやらかしたことの程度の重さもあって言わざるを得ないこともあったにしても、それでも本当に伝えてもらえるのはとってもありがたかった。
*長靴探し
去年の大雪の時になんと長靴が見た目的にアウトな壊れ方をした。
みすぼらしい感じになって、さすがに買い替えないといけなくなったけれども、大雪のおかげで去年は長靴が売れに売れてついには買うことができなかった。
なんなら平日の仕事の後にも見に行った日、信じられないくらいに人が殺到していて、コロナで密だとか言ってる場合ではないくらいに長靴を求めるお客さんでごった返していた。
その時にとある店舗の人が、今年の冬はいきなりの大雪でとにかく長靴難民たちがたくさん出て買えなかった人たちがいるから、来年も大雪かどうかは関係なく、その長靴難民の需要に合わせて長靴そのものはたくさん流通されると思うので、値段は高いですけれど早めとお探しになると種類は選べるので良いと思いますよと教えてくれた。
だからまだ冬タイヤにも替えてはいない今の時期から私は長靴探しを始めた。
こんなの暖かい地域に住んでいる人にはわからないことだろうけれど、前回買った長靴を見て知ったのは、今時は「豪雪地帯仕様」なる文句を出している長靴がある。
これは10数年前に東京に住む妹が言っていたけれど、長靴を買うなら東京じゃなくて新潟が絶対に良いとのこと。
なぜなら新潟で売られている長靴は、靴裏が雪国仕様だからしっかりしていると言っていた。
たしかにそうで、長靴を選ぶポイントの1つに靴裏を確認することは欠かせない。
それはそうと長靴探しは全くテンションが上がらない。
そもそも長靴だけじゃなく履き物全般は、私の場合試着しないといけないから、通販でポチッてわけにはいかない。
幅のある足は、通常のサイズ展開ではまず履ける靴がない。
スニーカーや長靴はまだ通常のサイズのLLがあれば履ける可能性もあるし、そもそも長靴の大きなサイズ用の店なんてないから、ひたすら店舗を巡るしかない。
ちなみに去年は、とにかく何かしらは買わないといけなくて、メンズのスノーブーツを買った。
これが不思議なことに、同じサイズでもレディースものだと履き口も中も狭いのに、メンズものだと履き口が広くて中も余裕がある。
なんとかゴツくないスノーブーツを見つけて、去年はそれで通した。
長靴探しを3軒しただけでグッタリとして、1つだけ保険で履き心地抜群のものを見つけたけれど、デザインとあと靴裏が気に入らなかった。
ネットでも買えるとわかって、それは本当に見つからない時に買おうと決めた。
福岡の会社が出していて、勝手に靴裏は福岡仕様だと命名した。
ちなみに週末は長靴探しに出るけれども、本当に苦痛だから、私は苦痛緩和のためにランチを楽しむことに切り替えて、台湾喫茶的なお店を見つけたから一番のメインはそれで行こうと思っている。
余談だけれど、私は長靴もだし先日の化粧品もだけど、とにかく装飾物全般の買物が面倒くさい。
これが食器巡りとか本屋巡りとかならもう何時間でもいけるし超ワクワクするけれど、服も靴も化粧品もそういうのは面倒でしかない。
名古屋にいた頃、数十分の電車で行ける瀬戸市の瀬戸焼巡りは何回行っても飽きることはなかった。
ちなみに瀬戸市はかの有名な藤井聡太棋士の生まれ育った町。
なんなら仕事でも時々瀬戸市に行かないといけなくて、多少は町の様子を知っている。
そういう買物なら嬉々として出かけるけれど、他はさっぱり。
ちなみにスーパーも私は好きで、スーパーは普通に何軒か使い分けるのが楽しいから、その手の買物が苦にならなかったのは救いだなと思っている。
*朝残した、夜の洗い物
土曜日は朝からオイル交換とワイパー交換、その後農家組合的なところが直営する果物市に寄って、その後台湾喫茶やら本題の長靴探しをしようと決めていた。
翌朝にまとめて金曜日の朝と夜の洗い物をしようかとも考えたけれど、朝からバタバタしたくないと思って、それで飲んだ後に洗い物をした。
朝は弁当作りが面倒で、私はフリルレタスという本当にフリルみたいになっているレタスと安いけれど美味しくないハムと卵焼きとでサンドイッチを作った。
サンドイッチというと面倒なイメージを持たれるけれど、私はサンドイッチは面倒だと思わない。
むしろおにぎりの方が面倒くさい。
ちなみにセンスとか丁寧さのかけらもない私が作るサンドイッチは、自分が食べるなら全く問題ないけれど、それを人様に出すとなると話は変わってそれは出さない。
それはそうと、その卵焼きを作るために使った小さなプラスチック製のボールがまだ朝の卵の足あとを残していた。
水に浸けていたのに、卵液がまだ黄色く底に少し残っている。
それや無造作に重ねた夜の晩酌の皿たちと使った箸とを見た。
このシーンを時々感慨深く眺めることがある。
『すいか』というドラマがある。
もしかしたら、カタカナのスイカかもしれない。
その中で、キョンキョンが演じる女性は、銀行で1億とか横領して逃走する設定だった。
で、キョンキョンが昔の同僚だと思うけれど、小林聡美を訪ねてきた時に、小林聡美の家の台所の洗い場に重ねて置かれた使い終わった食器たちを見て、私は1億というお金と引き換えにこうした当たり前のしあわせを自分自ら手放してしまったんだみたいな言葉が出てくる。
お金さえ手に入れば…と思っていたけれども、今はその重ねられた使い終わった食器の重みとそこにしかない日常のしあわせとがわかる、みたいな感じで言っていた。
私の記憶だからものすごく曖昧だけれど、数年前にそのドラマを友達から借りて見た時からそのシーンは強烈に残って、今も時々思い出す。
卵の残った小さなダサいボールも、これが自分の日常なんだと思ったら、かけがえのない、他に変えられない今日なんだと思った。
洗い物全般が好きではないけれども、洗った後の食器たちを眺めるのはけっこう好き。
そして、基本的に毎日毎食使う食器が違うから、たとえそれがヤマザキの春のパン祭りでゲットしたものでも(母の趣味)、その一期一会を見たり見つけたりするのは楽しい。
さっぱり理解されない話かもしれないけれど、私はそういうことさえも楽しめるある種の才能があるから、たとえ生涯独り身であっても日常を楽しめる自信はある。
そんなことを思った夜の洗い物だった。
*ギター
松本人志のツマミになる話、たしかそんなタイトルの酒を飲みながらゲストたちとトークする番組を見ていた。
X JAPANのToshiが出ていて(名前がまた少し変わっていたけれども、面倒だからここはToshiで通す)、番組中ギターを弾く様子が流れた。
で、そこではたと気付いた。
男のロマンなのかなんなのか、男の人でギターを自前で持ってる人たちが多い。
パッと思いついただけでも5人、多分きちんと思い出したらもっといる気がするけれど、とにかく5人の男友達が自分のギターを持っている。
家や部屋に遊びに行って、普通にギターがあった。
反対に、私は女友達でギターを持っている人は1人も知らない。
この辺は明らかに男性脳と女性脳の違いだと思うけれど、ギターを持たない理由として、物としてかさばるし、当然安い買い物ではなく高い買い物なわけで、そんなの実用性に見合わないから買う発想がない。
男友達を見ていると、今の住んでる町で近隣の仲間たちとバンド組んでやっている1人を除いてはみんなそんなのなくて、本当に純粋に憧れとか興味関心ゆえに持ったと思う。
高校で書道・美術・音楽の中から1科目を選択するようになっていて、私は音楽にしたけれど、その時ギターを人生で初めて弾いた。
子どもの頃にピアノを習っていたおかげで絶対音感を私は身につけたけれども、ギターは信じられないくらいに難しい楽器だった。
左手側で弦を押さえるけれど、あれが私には理解不能で何と何を押さえたら、またはどこの位置を押さえたら特定の音が出るのか全くもって感覚的にも理論的にも理解できなくて大苦戦した。
ちなみに他にも、ドイツ語か何かでオペラの歌を歌うみたいなのもあって、あれも発音もわからなければ言葉の意味もわからなくて、全くもって楽しくなかった。
とにかくギターは私の中で本当に難しい楽器なのに、何で男の人たちにはああも人気なのかよくわからない。
モテたいとか(笑)。
書いてて思い出したけれど、一度だけハープ体験教室的なものに行った。
先生のハズレもあったけれど、とにかくギター同様に難しい楽器だった。
どうでもいいことだけれど、ギター見ながらそんなことを思い出していた。
*感想&紹介
久しぶりにこんな感じの、薬にも毒にもならない、何の意味も持たない書き物をした。
なんとなく書きたいことがあって、それをただただ綴る。
その行為が楽しかった。
イケメン上司にまつわる話は、1つは7割は書いた感じだし、もう1つはまだまだ本当に出だしのところだけ書いたままになっていたことを今確認してきた。
それはもう今月中もしくは年内アップを目指そうと思っている。
今年は月に片手で数えるくらいしかブログをアップしてないことに気付いた。
だけど代わりに、1つ1つは本当に濃密で深く深く自分の中に潜って書いている。
だから数は少なくてもかなり書いてる感じはする。
で、何せ色々と後手後手になっているから、ここで少しだけ紹介など。
今年も、2022年版のおいせさん手帳に関わらせてもらった٩(ˊᗜˋ*)و
ただどこまでどう書いていいのか担当の方に聞かないとわからないから、とりあえず紹介。
Amazonのレビューだとボロクソ書かれているけれども、私は今回はすごく使うのを楽しみにしている。
今回は友人ノムこと野村浩平さんとガッツリと関わりながら、そして編集の方とも細かくやりとりしながら、とても素晴らしい内容になった。
これまでとはテイストが違うから、どこまで触れて良いのか確認が取れたらまたじっくりと書ける範囲で書きたいなと思っている。
一応数量限定みたいだから、ご興味のある方は書店などでお手に取ってください。
☆
誤字脱字もあるかもだけど、読み返さずにこのままアップ。
2021/11/06 土曜日の快晴の朝
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