2020年12月22日火曜日

㊻【おいせさん手帳】目に見えない風の時代へ





おいせさん手帳第46回目

担当:ノム


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1222日 

触れられるから目に見えぬへ。

グレートコンジャンクション

 

20年周期で、木星と土星が空の上でピタリと重なる日があります。

それを「グレートコンジャンクション」と呼び、産業の転換期とされています。

昨日、その大きな節目の日がやってきました。1802年から2014年までは、基本的に土の星座で重なってきた2天体でしたが、今回から2159年までは、風の星座で起こります。いよいよ風の時代の始まりです。


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1年前の夏の終わりに、ノムとおいせさん手帳の打ち合わせをしていた頃が懐かしい。


これは最初の時から「絶対に入れたいね」と2人で話していた内容で、そして私の中ではひそかに「ノムに書いて欲しい」と思っていたことでもあった。


基本的に星の言葉を紡ぐことに私は苦手意識があった。


そしてノムの星の言葉は当時から至極洗練されていて、どこか星から託されてるみたいな空気をまとっていたから、どう考えてもノムが適任と思っていた。


だからどちらが書くかという取り決めの時、私は「ノムにグレコンのことを書いて欲しい」と言ったことはよく憶えている。


反対に、それに対して自分ができることを書くのは私が担当することを申し出た(これは12月26日分)。


そんな風にして、2人で最初から一致して絶対に発信したいね!となったのがこの内容だった。





2人でこの内容を絶対に盛り込みたいと考えるのには理由があった。


未来など予測できずに今に至るけれど、1年前にグレートコンジャンクションが起こることは既に知っていて、そしてそれが大きな転換点になるだけじゃなく、その転換に伴い1人1人の個人にとっても大きな変化を迎えたり見えないところでの影響は避けて通れないことは予想できた。


その変化や影響に対して、渦中や過渡期はどちらかと言えばしんどかったり重たかったりするだろうことも予想して、せめてそれというのは本人が悪いとか何もやってないということではなく、星回りでそのようなことが起こっていることを示唆したり、自分のためにできることや知っておいた方がいいだろうことを伝えたいね、というような気持ちで盛り込んだ内容だった。


さて、1年前に予想したことはどうなったかというと、これはもちろん個人差があるけれど、ノムも私も意外と今の強烈とされる星回りは平気だったりする。


それは何も起こってないとか影響がないということではなく、ノムも私も今年ではなく去年や一昨年、本当の本当にもがき苦しんで否が応でも自分に向き合わざるを得なくなって、先の見えない中でそこでずっとああでもないこうでもないとジタバタしたり、逆に耐えたり、はたまた嫌になったら全てから一旦離れようと試みたり、まぁ色々と強烈な状態を体験してそれに対して1つ1つ無視せずに向き合ってきたことが今の自分たちを救っている。


今の自分たちを作っていると言ってもいい。


だから星回り的にはノムも私もそれぞれ今年の方がエネルギー的に激しくて強烈ではあるけれど、心の中は今の方が穏やかだったりする。


それはもう他の何でもない、自分自身と向き合い続けて対話し続けたことの賜物だと思っている。


そこにしか答えがないと言ってもいい。


これからの時代は、外に答えを求めても外側には答えがない。


どんな小さなことであっても、自分の中にしか答えがない。


自分が何を食べたいのか、例えばテレビの向こうで東京のおしゃれカフェのごはんが紹介されていても、自分が今食べたいのが吉野家なら吉野家の牛丼、期間限定のマックのグラコロならグラコロ、というように自分にしか自分が感じているもの、この場合なら食べたいものはわからない。


青汁が健康に良いと言われても、みんながみんなあの味を難なく飲めるかといえばそうではないのと一緒で、合う人は飲めばいいし、どうしても苦手なら別の形で栄養を模索したらいい。


そんな風に答えは外ではなく何でも自分の中にきちんとある、ということをどんどん知っていく時代に今後は入っていくだろうと思っている。





これを書いている数時間前にノムと電話した時に面白い話を聞いた。


ノムはとある出版社にお願いされて、とあるインタビュー記事をインタビューしてそれをまとめて書いたものを提出した。


その書いた中には、コロナ禍になってたしかに不確定要素や不安要素が増えてしまったことは誰がどう見ても事実だけれど、反対にコロナが後押しとなってプラス側に転じたり追い風となって良い流れを生み出していることも、インタビューで聞いたままノムは言葉にして含ませた。


そのことはもっと根拠のある視点で説明してくれたし、根拠となるものも聞いていてわかりやすくていいなぁなんて思った。


ところが、その部分はカットされたとのこと。


コロナの話題は、特にプラスの雰囲気を持っている表現は、下手すると色んな人たちの感情を刺激する可能性があって、とりあえずそういうものを引き起こしたいインタビュー記事ではないし、そして内容としてたとえそれが事実を語っていても一般公開するには相応しくないと判断されて、その部分は公開されないことになった。


そう、あるものなのにないものとなって、本来ある情報とは別物になったと教えてくれた。


そんな風にして、情報が統制されてるのを目の当たりにして、ノムはこれからの時代はますます情報の取り方や向き合い方が大事になってくると言っていた。


私なんかは聞いていて、その話、絶対に出した方がアンチも生むかもしれないけれど、それで救われたり希望が持てたりする人もいるだろうから、出せばいいのになぁなんて思った。


表に出ないことで、実際に「有る」ものなのに、「無い」ことになっていたり隠されたりしている。


なんだかもったいないなぁと感じた。


でも、そんな風にして情報が統制されたり操作されたりしてるのなんて色んな場面で日常茶飯事だろうから、その中でいかに自分の感覚を頼りに情報収集したり情報選択をするかが今後はますます大事な能力になっていくだろうと思う。


ふと2012年くらいに受けた、某セミナーでの言葉を思い出した。


目の前で人の不調を治すことのできるヒーラーの先生のセミナーだった。


生涯を通じてそんなに凄腕のヒーラーさんにはもう二度と会えないと思う。


今でも目の前で起こった色んなことを事細かに覚えているくらい、すごいヒーリングを施す先生だった。


その先生が講義みたいな感じで話していた時に、最初にこんな風に伝えてくれた。


「これから色んな話をします。

一旦自分の価値観は脇に置いてね。

まずはその情報そのものを一度自分の中に取り込んでみる。

情報を咀嚼してみて、ピンときたなら取り入れて、ピンとこなければそれはそのままにしたらいい。

だけど、最初から『これは私の考えとは違う』と言って遮断することはしないで、とにかく一度は自分の中に取り込むことをして欲しい」


そんな風に注意喚起を促してから、先生は話を始めた。


「癒すことは愛すること。

癒されることは愛されること。」


そのように教えてくれた先生だった。


情報の取り込み方についても、本当に素晴らしい教えで、それは今もなお私の中に残っているし、その後も数々のセミナーなりワークショップなりに出かけたけれど、本当に言われたことと同じことをそのまま実践して今に至っている。


たしかに今の私は人よりも勘や直観が一般的な平均があるとするなら鋭い方に分類されるかもしれないけれど、そうしたものは自分の日々の積み重ねで今に至っているところが大きい。


違和感を覚えたら何が違和感かを自分に聞くこと。


すごいと思っている人が言った言葉だからと言って鵜呑みにせず、きちんと自分の感覚に問うて自分がしっくりきてるかどうかを確認すること。


この辺りを多分知らないうちにかなり徹底して自分はやってる気がする。


でもそうやって鍛えることはできるし、ましてや答えがますます無いようなこれからの時代では、情報の取り扱い方はもっともっと大切な能力になっていくと思う。





最後にノムのメッセージのプチ解説など。


【触れられるから目に見えぬへ。】


「風の時代」って占星術界では普通に使われているけれど、どういうことなのかを少し解説。


牡羊座から始まる12星座は、火・土・風・水の四元素に分けられる。


牡羊座、獅子座、射手座

牡牛座、乙女座、山羊座

双子座、天秤座、水瓶座

蟹座、蠍座、魚座


火は直感、土は物質、風は情報、水は感情をそれぞれ司ると言われている。


公転周期12年の木星と公転周期29年の土星が20年に一度360度ある天空で全く同じ位置にピタッと重なる。


それをグレートコンジャンクションと呼んでいる。


ちなみに携帯のニュースを見て知ったけれど、今年の木星と土星の接近ぶりはなんと396年ぶりの僅差でものすごく近付くらしい。


これまでずっと土(物質)を司る星座のところでグレートコンジャンクションは起こっていたけれど、今日のこの2020年12月22日以降のグレートコンジャンクションは風の星座の上で起こる。


見ての通り、これまでは土の物質第一主義みたいなところから、今度は風のように目に見えないもの第一主義へと時の潮流が変わる。


これまでは触れられるもの、目に見えるものを所有することに重きが置かれていたけれど、これからは目に見えないものに重きが置かれる。


目に見えないものは、情報、ネットなんかのシステムをはじめ、愛や友情、正義、やさしさ、ぬくもり、知性、コミュニケーションなんかもみんなそこに含まれてくる。


これまでは軽視されてきたり、はたまた物的なものこそ勝ち組とか成功の象徴だったとするなら、これからは物ではなく目に見えないものにますます価値観が移行していく。


「目に見えないもの」が何になるか、そしてその目に見えないものの中でも何が大切かは個人差が絶対にあるけれど、その個人差の中でも大切になってくるのは、他の誰でもない自分の感覚になる。


自分にしかわからない答え、自分にしかないこだわりこそがこれからの時代の自分専用の答えになる、と私は思っている。


さらには、木星と土星が水瓶座に入った後(木星はあっという間に次の魚座に行くけれど土星は3年ほど水瓶座に滞在)、今度は公転周期249年の冥王星も2023年あたりから水瓶座に入ってくる。


それは10数年の水瓶座滞在になるけれど、冥王星が水瓶座にいるのは、今生きている全員にとって一生に一度しか体験し得ない。


水瓶座という星は、改革の色が強い星でもあるし、そして人と繋がる時に、グループがあってそこに自分を所属させてそのグループに自分を合わせる従来のような在り方ではなく、個は個のままありのままでいて、そのありのままの自分と他の誰かのありのままの自分とが結びついてそれが繋がりとなってグループとなっていく、そういうタイプの人間関係をテーマとする。


だからますます個の時代が加速するし、誰かと同じ自分ではなく、他の誰でもない自分が強調される時代になっていくだろうことが予想される。


「風の時代」と検索したらたくさんヒットするかと思うからこのくらいにするけれど(ちなみにここに書いたのは私が学んだことを羅列しただけで、今回特別に調べたとかじゃない)、とにかくポイントなのは目には見えないものが大切になるということ。


「目には見えないからと言って、『ない』とは限らないんだよ」


見たことないけれど、今から約20年前に公開された映画『スモール・ソルジャーズ(Small Soldiers)』という中に出てくるセリフ。


そう、確実に存在する、目には見えないもの、そこに重きが置かれる時代に入りつつある。


しばらくは過渡期ゆえ世の中も自分の周りも混沌とする可能性大だけれど、そういう時こそ「自愛」が大事になってくると思う。


自分を大切にすること、自分を大切にできたらおのずと色んなものが調和する。


それは「調和する」と言い切れる。


私が自分でやってみて、間違いなく調和を生むための1番の近道だと感じている。


調和が増えれば増えるほど、これは私の場合だけど、生きづらさが減って代わりに心地良さが増した。


だからこそ自分を大切に扱って自分のために何かを選んだり守ったりすることに躍起になっている()


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