おいせさん手帳第37回目
担当:ノム
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10月14日
衣替えは、断捨離の精神とともに。
神御衣祭
本日行われる「神御衣祭」とは、神様の衣替えをする行事です。
私たちも時間を見つけて、少しずつでも、クローゼットの整理を始めましょう。
その際には、流行や買ったときの値段などはいったん脇へおき、
これからも着たいのか、今の自分にふさわしいかを、自分に尋ねてみて。
違和感を覚えたアイテムにはお礼を伝え、さようならをしましょう。
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今回のノムのメッセージを読んで、1年前の今頃ノムに言われたことを思い出した。
その時の私はまだ先のことは何にも決まってなくて(今も何も決まってないけれど、「明日は仕事に行く」とかそういうやることの1つも決まってなくて焦りまくってた)、そんな時にノムが私に一緒にやってみよう!と提案してくれたこと。
ノムは私に「断捨離をしよう!」と言った。
掃除ではなく、断捨離だったと思う。
言われた直後に、気が向いた時に1つずつ場所を決めて、今日はここだけ!とやるのがいいかも…なんて想像したことは覚えているから、だから掃除じゃなくて断捨離だったはず。
それならお金もかからないし、きれいになるし、自分の中もスッキリするしで、そうすることで見えてくることもあると思うんだよねーとか、そんな風に話をしてくれたと思う。
それも、僕もするしミッチーにも言ってみるしそしてぶっしーもするのなら、3人で報告会するのもいいねーとかなんとか言っていたこともうっすらと記憶にある。
ちなみにその後から今に至るまで全くと言っていいほど断捨離はしてないのだけれど、ノムのこの提案はとっても素敵だった。
自分の先々をウンウンと唸りながら考えるんじゃなく、自分の身の回りを整えて、必要なもの、自分の心が満たされるものとを見極めて取捨選別して、そしてその先に見えるものがありますようにとゆるく目標や希望の旗を立ててみる。
素敵な方法で、私は自分の気が向いたらやりたい、と思った。
やらなかった理由は簡単で、「気が向かなかったから」。
すごく気に入ったのに、自分の何かは断捨離をすることをためらったか面倒くさがっていた。
でもそれさえも、それでいいとできたことの方が今となっては大きい。
ちなみに約1年後の今はちょっぴり断捨離をゆるく始めたいと思っている。
この間もそんな風に思って、小さな箱を取り出して中身を全部出してみたけれど、結局どれも必要で何も捨てずに終わった。
また次の気が向いた時に気力が続く限りやりたいと思う。
「断捨離ってなんだろう…」と髪の毛を洗っている時にそんなことを少し思った。
すぐに答えが出てきた。
「自分にとって本当に大切なものが何かを知ること」
ものが増えた減ったではなくて、過去を断ち切るとかでもなくて、ガラクタみたいなものばかりだったとしても自分にとって何が本当に大切かをひたすら見つめる、そこにゴールとスタートが同時にある気がした。
自分にとって何が本当に大切かを知ることは1つの到達地点で、だからゴールと呼んでもいいと思う。
そしてそこにたどり着いたら、今度はその本当に大切なものを大事にする時間を生きていくことが新たなスタートだと思う。
断捨離にはそういうものを導き出す手段なんだと考えると、ノムが先が見えなくて悶々としていた1年前の私に断捨離を提案してくれたのは、これ以上ないくらいピッタリのやり方だったんだと今になって気付いた。
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