ハロウィンの夜、ヒーラーOさんとの最後?の会合を開いた。
しばらく東京に行く用事がなくなるから、それに伴いOさんに会うのも今後しばらくはなくなる。
この日は私の方から予め2つリクエストした。
1つは、当日まで何もテーマを決めず、その日会った時の流れで話をお互いにすること。
それをリクエストした理由は、そちらの方が間違いなくその時に聞く必要のある話を聞けると思ったから。
もう1つは、直前になってOさんにお願いしたことで、Oさんから見て何で私と出会ったのか、その意味を感じたまま会った時に教えて欲しいとリクエストした。
その日も最後に相応しく色々濃い話満載だったけれど、その中でも特に印象に残ったことを書きたい。
Oさんが教えてくれた、私と出会った理由。
色々あるけれど、一番感じたのは「遣われた」こと、とOさんは言った
天とか神様とかがいるとしたら、そういうところの諮らいだと感じた、と教えてくれた。
私が私の道に進むために、その通過点としてOさんは自分が遣われたと思う、そう話してくれた。
意味ははっきりとわかった。
人生でおかしなことがたくさんあると感覚が鈍りやすいけれど(ちょっとのことでは驚かなくなる 汗)、普通に冷静に考えて、Oさんとの出会いもそしてこの5回に渡っての勉強会もものすごくおかしいことに気付いた。
この広い日本の中で、ピンポイントでOさんのサイトに行き着いて、Oさんのヒーリングセッションを受けて、さらにはOさんから個人レッスンを受けさせてもらって(しかも無料で)。
もうどこまでもあり得ないことのオンパレードだった。
しかも私は基本的に体の施術や気を扱うヒーリングは無知に近くて、そうした分類は知らないし、自分は何の施術が必要かもわかっていない。
何も知らないままOさんの施術を私は受けに行った。
これは、周りの人から「どんな施術を受けたの?」とかなり突っ込まれて聞かれた時に初めて気付いた。
種類に興味がないし、他の人の紹介ではなくネットで見て申し込んだのはOさんがその系統で言えば多分2人目だから、そもそもどういうタイプのものかは知らないまま申し込んでいた。
ちなみに申し込んだ一番の理由は、Oさんという人に会ってみたかったから。
Oさんのサイトで、自分が知りたい情報をいくつか得た。
そしてOさん自身も後天的に自分の能力的なものに気付いた人ゆえ、そこに至るまでの苦労や困難含めプロセスを確実に知っている人だった。
私も春先から始まったその自分の体質的なものを、しかも私の場合、自分では確信できるほどの力があるわけでもなく、「気のせいかたまたまかもしれない」そう思っていたこともあって、体験者から少しでもヒントになることを教えてもらいたかった。
それで知ったOさんだった。
だから、Oさんが「遣われた」と言った意味は私なりの解釈にはなるけれど、はっきりとわかった。
Oさんは私にとって、師でありメッセンジャーだった。
Oさんはその日の最後の方に私に言った。
「僕が多分武士俣さんの人生で最後の人でしょうね、こうやって魂からのメッセージを届けるのは。
魂的に生き方がどうだとか伝えるのは、多分今回の僕のこの時で武士俣さんが聞くのは最後だと思います」
最後にOさんは、私に向けてメッセージを書いてくれた。
これも私がお願いした。
Oさんは最初の日、何も言わずとも私が占星術の勉強をしていることを言い当て、他にも人生の流れも色々言い当て、別の時にさらには口にしたこともない人物とその人の特徴まで言い当てた。
私はこう切り出した。
「もし私から何か(言葉やメッセージ)が出ていて今の私が聞く必要のあることは教えて欲しい、ないならないで『無い』と教えて欲しい」
聞くことがあれば、今必ず聞くようになっている。
反対になければ、自分で考えて自分で感じてそして自分を信じて進みなさいということだろうと思った。
「出てますよ。紙に書きますね。自動書記をします。武士俣さん、『自動書記』はご存知ですか?」
わかります、よろしくお願いしますと答えてOさんがノートの後ろの紙に書き出すのを見ていた。
『自動書記』というのは、書く側の人が目の前の人の魂や守護霊なんかと繋がって、そこから来ている情報やメッセージを代わりに書いていく作業を指す。
読むとわかるけれど、書き手の意思や考えはそこには一切含まれなくて、ひたすらキャッチした言葉だけを綴っていく。
Oさんから書いてもらったものを見て、間違いなくそれは自分自身から来ているものだと確信した。
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ただ進みなさい、なぜ歩まないのですか?
なぜ振り返るのですか?
あなたは何を迷っているのですか?
私が来た事をどのようにとらえていますか?
自分の判断で進んでいると思いますか?
あなたはここにいる、それが全てです。
感じなさい、心を見なさい
見つめなさい、今を見つめなさい
あなたの中から湧き上がる全てを認め、
愛しなさい
それがあなたに与える全てだ。
あなたはまだ認めていない
これからもっと認めなくてはいけない
それなのに、あなたは逃げる
まだ逃げても良いと思っている
立ち止まるな、進め
何のために生きている
何のために生まれてきた?
私はあなたの中にある者
そのまま、その言葉を表現します。
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この1枚の紙切れは、その後私がとことん自分と向き合うための礎(いしずえ)になった。
Oさんは書き終えた文章を見て、「僕にはいまいち意味わかんないですけどね」と言い添えた。
書かれたものは、もうどこをどう切り取っても私のことだった。
私には何を言われているのかわかるし、核心突かれちゃったなぁというのは瞬時にわかった。
なんなら、よくわからない涙までもが目の中に溜まって、一瞬ウルっとなってしまった。
ヤバイと思ってすぐに涙を拭いた。
最初の3つの質問、歩まない、振り返る、迷っている、あまりにそのまま過ぎて、私のことどこで監視してますか?という具合。
文中の「私が来た事」は、「私の魂がこうしてわかる形で来た事」を指している(←わかっていたくせに、「武士俣さん、その解釈間違ってます」と言われることを少しばかり期待してOさんに確認したけど、私の解釈で間違いなかった)。
自分の判断で進んでる、とは思えないぐらいの経験たちがやってきたから、これは素直に「私の判断ではありません」と思った←若干反抗気味。
「ここにいる、それが全て」本当にその通りだった。
おかしなぐらいに幾つものことが重なって、今Oさんが目の前にいて、そしてOさんから自動書記してもらって私に向けたメッセージを伝えてもらっている。
それ以上でもそれ以下でもなかった。
自分の中にある全てを認められず右往左往しているのは私だった。
「愛しなさい」、認められない人にさらに高いハードルを容赦なく突きつけられる。
「与えられている」(お願いはしていないけれど)、というのはわかる。
認めていないし、逃げているのはもうその通り過ぎる。
多分「もっと認めなくてはいけない」というのは、自分の中にあるものを使えば使うほど力が出てくるというか磨かれるんだろうなぁと思う。
これは、ペンジュラムや自分で思いついてやる心理ワークでわかる。
どこから引っ張ってくるのか知らないけれど、ポンポンと色んなことを思いつくから。
そしてやればやるほど、自分の能力やセンスが上がるのも肌で感じる。
自分なんだけど、そういう時の自分はいつもとは違って優秀な力を発揮する。
前はそれは自分の力だと思っていたけれど、最近はこれは授けられているもの、そんな気がしている。
何のために生まれてきたのか、ホロスコープとその他の色んなツールや人を通じて伝えられている、けれど、自分が受け入れていないだけ。
「私はあなたの中にある者」は「私の魂」という解釈で合ってるかもOさんに聞いた。
その魂からの言葉をそのまま伝えられている、というのはよくわかった。
Oさんから書いてもらったメッセージは、全く知らない所の話ではなく、むしろ耳が痛いほど私のことで、否定したくても否定する箇所さえない状況だった。
Oさんに会ってから、約1週間になる。
このメッセージの2〜3日後、感情が大爆発して、そして今少し落ち着いている。
昨日から、ちょっと意図的に自分のホロスコープを見ている。
理論的にヒントが欲しいから。
(ホロスコープは私の根拠のない思い付きと違って、絶対的とまではいかないけれど大筋の論理があるから、それに当てはめて考えると色々ヒントがもらえる)
今は、そのもらったメッセージにその他諸々の出来事や現状と自分の気持ちとで、対話みたいなことをしている。
自分と自分に折り合いをつける、おかしな言い方だけど、本当にそんな風なことをしている。
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