2018年7月15日日曜日

葛藤

昨日の夕方、妹から電話が来た。

この電話はある意味研究材料として非常にありがたい電話だった。

今妹は週に何日かパートに出ている。

その職場で困ったことを話してた。

何が研究材料だったかと言うと、話してる最中に相手の潜在意識からもたらされるヒントが出てくるのかどうか、どんな風にわかるのか、それを見たかった。

今回ももれなく出てきたし、相変わらずわかりにくいなと思いながら聞いてた。

わかりにくいというのは、それが私の思考なのか、それとも妹(相手)の潜在意識からもたらされた情報なのか、その辺りの差がわからない。

しかも、情報によっては、私も大いに賛成するみたいなのもあるから、余計と判断がつきにくい。

昨日妹に伝えたことは、

・相手の人たちがバカだから、相手にしないこと。
相手にしたり、何か物申すともっと面倒なことや、妹にとってしんどいものが来るから、とにかく距離を上手く置いてそのバカな人たちとは関わり合いにならないこと。

・ストレスが溜まりやすい人的状況だから、自分を守る術をきちんと持つこと。

・妹が感じてることは合ってるし社会的に正しい判断だから、自分の感じたことに対して自分のためにそれで良かったんだと思ってあげること。

・上のことに合わせて、妹が自分が悪いとか何か間違えたことをしたとかいう考えを持たないように気をつけること。

上の4つだった。
(私は相手をバカ呼ばわりしたけれど、妹はそんな風に呼んでいない)

身内びいきではないけれど、妹が説明する状況は私からしてはっきり言ってあり得なくて、妹の私情を抜いて事実だけを見た時にも明らかに色んなことがおかしいことも伝えた。

私個人としては、その状況を生み出す会社の体制がどうかと思ったけれど(責任者不在で←名ばかりの責任者はいる、責任者的立場のポジションは20代前半の秋には辞める契約社員の子らしい)、まぁそれで動いてるのが奇跡的でそのうちその部門潰れるでしょと思った。
7/15 7:14


↑上のことを書いたのは、6月6日に書き途中になっていて、早々とアップしてしまいたい記事があったから。

それがこちら↓


6月6日 18:03

・アドバイスされたくないと言われたこと
・「人の人生に踏み込んではいけない」と思っていること

今日はこの2つについて、回想を。

これは私の個人的な体質ととても深く関わってたから、余計と自分の中でずっと長いこと悶々としてたんだとわかった。

以前書いたように、私はこれまで気付かないうちに、相手からの情報をキャッチして、それはまるで私には単なる自分の考えで思い浮かんだと勘違いして、それをそのまま伝えることをしてた。

私は透視もできないし、何かが聞こえるようなこともない。

ただ、相手の人がその人の状況や心情を私に話すと、一瞬でパッと答えみたいなものが出てくる。

私は直感で「これはその人に必要なこと」と何の疑いもなく思っていて、大抵の場合は話の返答のごとくそのままを言っていたし、本人の心情と相反するような時は、時を見て伝えたり、言う言わないも様子を見ながら考えてた。

「僕のお母さんが僕を妊娠してる時、ドラッグをしてたから、僕の手はこんな風にずっと震えが止まらないんだよ」
「おじさんが私のパンツを脱がせて、触ってきたんだよ」
「この間子どもを精神科に連れて行ったら、○○障害と診断されました」
「祈祷師の方針で、我が子の名前を改名することになりました」
「あの子が万引きしてると知ったんですが、その子のお母さんには言っていません」

ヘビーなことばかりをいくつか書いたけれど、これリアルに私は目の前で全部どれもこれも言われたこと。

そんなことばかりを10数年対応してたから、目の前で即座に反応しなきゃいけないことは日常茶飯事だった。

しかも「正解」がない。

強いて言うなら相手を否定しないこと。

それ以外で絶対の正解なんてないから、あとは自分の感覚で都度都度対応するしかない。

しかも「無視」は当たり前だけどできないから、何かしらは反応、ただ相槌を打つでも自分の感じたことをそのまま伝えるでもする必要があった。

いちいち考えたりする余裕なんかない。

ヘビー系の話はもう一発勝負だから、自分がそのまま感じたことを表現するしかない。

だって相手もやっと告白してるのに、まさか「次回までに私の返しを考えときます」なんてわけにいかない。

こんな風だったから、先日の(癒しのレシピ)モニターの人に対しての現実的な心理&身体的なアプローチのヒントのプロセスは、私からすると朝飯前みたいなことだった。

相手の人が私に数行のメールで自分の現状を伝えてきた。

私はそれを読んだ直後1〜2分で今のその人に必要と思われることを19個ヒントとしてキャッチした。

そしてその思い浮かんだことを淡々とメールに書いた。

自分は体が絶不調で布団の中にいたにも関わらず、その作業は全く疲れることなくやれた。

それって結局のところ、私は単なる受信機みたいなもので、私が受信してるのは相手の潜在意識からの情報。

だから、答えもぽんぽん出てくるし、何も見えないけれど相手の潜在意識が伝えてくるものだからそりゃまるで一部始終を見てたかのような正確さにもなるなと思った。

だけど。

私は自分のこういう部分を超積極的に活用してるかと言えば、特に30代になってからは相当気をつけて使ったり、反対にあえて触れなかったりしてた。

それが最初に書いた

・アドバイスされたくないと言われたこと
・「人の人生に踏み込んではいけない」と思っていること

の2つに関係している。

アドバイスされたくないと何人かから言われたことがある。

私はアドバイスしたつもりがなくても相手はそう解釈してしまう以上仕方ないと思ってる。

ちなみにそれを言われる時、私は毎回心外で本気で驚く。

言い方なのか、伝え方なのか、全然わからなくて、でも伝わる人には伝わるし、そうして否定する人は否定するから、それらは人の捉え方の違いなのかと思ってた。

でも、これは私が今回の色んなことを体験して思ったのは、多分「アドバイスされたくない」的なことを言ってきた人たちは、あまりに内容が図星過ぎたからなのかなと思った。

私が言うことのほとんどは、あまり自分の思考を介してないものが多い。

相手から見て、私が言ってる風にしか見えないとは思うけれど、実際には私の考えにはないことも多い。

話を聞く時に、瞬時にパッと出てくるから、それらを今振り返ると確かに私の脳みそが考えたとするなら随分と優秀すぎる。

しかも私が発信してるというより、その人の潜在意識がその人のために私を使って伝えてる、そう思う方がとても自然な感じがする。

だからわかりやすいのが、自分と日々対話してるような人たちからは非常に喜ばれるし、反対にそういう習慣のない人たちからは非常に不評になりやすい、傾向として。

でもこの分析ができるようになったのは今週(6月第1週)に入ってからで、これまで何年にも渡ってそこがわからなかった。

だから私は相手から訳のわからない返答や攻撃の矢が飛んでくるくらいなら、何も言わないのが1番と考えるところもあった。


もう1つ。

「人の人生に踏み込む」ことを私は絶対にしてはいけないと思ってるところがある。

その人の人生はその人自身のもので、私が生きられるわけじゃないんだから、というものだった。

それだけじゃなく、怒られたこともある。

それもあまりに不意打ちで、さすがに私はその時は反論した。

はっきりと覚えている。

その人は何年か前に私のお試しのコーチングセッションを受けてくれた人だった。

何人かしてみて気付いたことは、どういうわけかみんな「心の闇」的なところを私に話す。

私は一切の誘導もしないし、「○○について話してください」なんてこともお願いしない。

なんとなく今頭に浮かんだものを話してもらう。

話し手は、私のこのブログ以上にみんなあちこちに思考や思いが飛ぶ。

大体話し手の人は、話の飛び方に自分で嫌悪感を示すけれど、私は気にせずに話してくださいとお願いする。

一見飛んでるようでも、実は全部1つのテーマに繋がってたり、そこを起点に他の大切なものが引き出される通過地点になったりするから、飛ぶのは私は全く気にならないし、むしろ1つ1つが大事だと思うからそのまま話してもらう。

だからその人が自分の何を語るかなんて私にも当然わからないけれど、本人にも「えっ⁉︎」ってなるぐらいにわからないんだと思う。

理性強めな人ほど「こんなこと話すつもりじゃなかった」と言われる。

口に出しては絶対に言わないけれど、私は心の中で「言えて良かったね」と思ってる。

こんなこと話すつもりじゃなかったというのは、大抵眉唾ものの話が多い。

例にして出すと、ある男性は自分の浮気願望について話をした。

これにはきちんと理由がある。

この人がしたいのは浮気じゃないのが話を聞いててわかったから、それは全部フィードバックして返した。

フィードバックして返したと言っても、私は単に本人の口から飛び出した言葉を全部繋げただけだから、本人も自分の心の奥底にある願いがわかって満足してた。

でもその人がその話を当初するのはすごくためらってた。

私は何のことが頭をかすめたのか知らないから、とりあえず「その頭をかすめたことを言ってください」とそれだけは指示を出して話してもらった。

確か当時、転職が決まった時で引越しも伴うから、大きく人生が変わる直前だった。

だから本人は最初、それにまつわることをテーマにしようとしてた。

だけど、別のことが頭をよぎって、「ちょっと今パッと思いついたことがあるんだけど、あんまり言いたくないし、ましてやテーマにしたくない」と言った。

だから私はそのあんまり言いたくないけれど、頭で考えたことを飛び越してまでパッと瞬時に浮かぶ内容の方がどう考えても重要なんだろうなぁと思った。

相手が気乗りしないのはわかってたけれど、「その頭をかすめたことを言ってください」とお願いしたのはそういう理由からだった。

その方は浮気願望が止まらないのが何なのかを知りたがった。

奥さんのことは大切だし、浮気もしていない。

だけど常に浮気したいというのがなぜかあって、自分でもそれが何を意味してるのかわからなくて混乱するとのことだった。

私がその浮気願望について今日は掘り下げようと言ったら相手は最初難色を示した。

話題として適当じゃないと思ったんだと思う。

だけど私は、それが多分絶対にその人にとっての大事なテーマが含まれているから、と半ば強引にそのテーマで行くと言った(←一度ピンと来たら、内容はさておきそれにしようと私は言う)。

ちなみにこれは私が自分の観察によって得た法則みたいなもので、本人が触れたくないというところほど超絶大事なテーマが含まれている。

あと、入口ははっきり言って何でも良くて、それはその大切なところに繋がるための最初のヒントで、その奥に本当に大切なものがある。

だから浮気願望上等!と思った。

その時も読みは大当たりで、その人の浮気願望という最初の入口からは考えられない壮大なその人の人生のテーマが含まれていた。

私もそこに繋がるんだ!と驚いたけれど、最後は本人が自分で自分の答えを言ってた。

私はメモしてるだけだったから、後から本人にも見せた。

本人もものすごく驚いていたけれど、納得してたし、当初の浮気願望も全く違う理由で自分の中に願望があるとわかったから安心されてた。

という説明をしてたら良かったんだと思うけれど、その何年か前の時は説明もせずに始めたから、相手の人は私にものすごく怒ってきた。

「武士俣さんは僕にネガティブな話ばかりをさせたいんですか?
さっきから僕の口から出てくるものは、自分の中で絶対に嫌だと思ってるものばかりで、武士俣さんはそれをわざと引き出してるんですか?」

ここまで言われた。

私はこの人に関しては個人的な事情や背景が全くわからなかったから、相手のペースに完全に合わせた。

浮気願望の時みたいにそれにしましょうなんて話もしなかった。

ひたすら相手が言うことをただただ聞いていた。

そうしたら上のように相手の人が怒ってきた。

私は今でもその内容をはっきりと覚えているし、その人がなぜそこまで私に怒らなければいけなかったのかわからなかったし今もわからない。

↑ここまでが6月6日に書いた内容。

最後に書いたことにいくつか付け足すと。

さすがに私は言い返した。

人の話を聞く時に私が守っていることの1つに、私は誘導をしない。

何を語るのかは、相手に全部権限があるから、私は内容も操作しないし、そもそもその人じゃないからその人に何があって何を思っているのかなんて私には知る由もない。

だから、特定のこと、ネガティブなことを話させるための誘導は一切していないことははっきりと伝えた。

相手が何を自分の人生で体験してるのかもわからないから、質問も基本的にしない。

だから、誘導して私がある特定の話やネガティブなことを引き出すというのはできないことも伝えた。

私からすると、何を話すかは話し手である本人が選んでいるとしか思えないから、私が不快にさせたとするなら謝るけれども、その過程の選択に関しては私の選択は一ミリも含まれないことも伝えた。

ちなみにその方は、多分一番吐き出したかったことは、自分が暴力を振るってしまうことだった。

その自分を心底嫌っていて心底憎んでいる。

それは毎日自分の中にいて、自分でもそれゆえに色々わだかまりが常にあるんだと思う。

内容が内容なだけに、普通には理解されない。

これも何でその話を本人が私にしたのかなんて私もわからない。

だけど、聞く必要があったからそうなっただろうし、実は私はその人が最初の暴力の告白者ではなかったから、これだけは知ってた。

その人たちも癒されたいこと。

加害者でありながら、その前に被害者の体験を持ってることが多いから、全部ひっくるめて癒されたいこと。


色々書いていて、何で6月の時にこれを必死で書こうとしたのかを振り返ってみた。

・アドバイスされたくないと言われたこと
・「人の人生に踏み込んではいけない」と思っていること

私にとって、その2つは怖いものでもあるし、言い訳のように使うこともあるし、そして最後はそこを乗り越えるなり折り合いをつけるなりして上手くやる道が必要なこともなんとなくわかってる。

私の力のようなものがオンになる時、それはアドバイスになることもあるし、人の人生に足を踏み込むようなことにもなる。

妹に伝えたことを見てもわかる通り、基本的に超現実的なヒントが相手からくる。

私はただ思い浮かんだことを言うに過ぎないし、基本的にアドバイスする気もない。

そんなの各個人で考えて解決して!と思ってしまう。

だけど、人によって受け取り方は様々だし、私としても言われたくない言葉が返ってくることもある。

さらにその行為は、小さくても相手の人生に少し踏み込む要素がある。

その辺りも私はかなり躊躇する。

妹ならそんなの気にならないけれど(妹は自分の気に入ったものだけ聞いて気に入らないものは流してくれるから、私も気兼ねせずに言える)、それ以外の人となれば私が気になってしまう。

私は人と関わることに怖さを持っている。

時々、本気で怖くなってすべてから目を背けたくなることもある。

だから色んな言い訳を自分でもする。

未だに色んなことから逃げたい自分もいる。

忘れもしない12日の朝。

私は夢の中で、なんと会ったこともない女性の家を訪ねていて(誰かから届け物をお願いされた)、そこがDVの夫とやたらと骨折ばかりする子どもが4人いるという家庭で、私は見ず知らずのその女性に相手の今を決して否定しないようにしながら相手の意識から飛んできた情報を言葉を選びながら伝えていた。

夢の中でその行為に及んだのは初めてだった。

目覚めは、気が重たいものだった。

現実的に逃げようとすると今度は夢で体験する、その流れに引いた。

そんなこんなのことが重なっているから、今は丁寧に自分の中を見ていくしかないと思ってる。

それが過去への時間旅行に繋がるし、どういうわけかこのタイミングで自分にとっては入りやすい入り口も手に入れて、ますますそのための道具まで揃ってしまった。

これも後手後手になって書き途中の別の話にも繋がるけれど、私は今普通ならお金払って習いに行かなきゃいけないようなことをタダで教えてもらってる。

しかも完全に私側が知りたいことにフォーカスを置いて、色々教えてもらってる。

普通ならあり得ないことが起こる時というのは、100%必要があってしか起こらないことは私もさすがに認めている。

怖い怖いと言って逃げれるところまで逃げてるけれど、多分逃げれない。

何が言いたかったのかもはや着地点も見えなくなったこの話だけれど、これをこのまま一時保存してもいつまでもアップできないからアップしてしまおう!

この私の中の色んな葛藤を「こんな風に解決しました!」と早く言えるようになりたい‼︎‼︎←切実

0 件のコメント:

コメントを投稿