2018年5月20日日曜日

名古屋メモリーズ③ コーチングに初めて出逢った日

『名古屋メモリーズ③ コーチングに初めて出逢った日』と題して、当時mixiに当日アップした内容をそのまま転記。

コーチングの説明会に行くまでの出来事は途中まで書いて、パソコンのデスクトップに保存中。

順不同だけど、こちらを先にアップ。
(単に今日は書く気分ではなかったから、下書き保存のこちらを先にアップすることに)



『目からウロコ ネガティブな感情』
2010年8月8日

「コーチング」という名の説明会に出かけてきた。

いつぞやに仕事で必要な資料をコピーするために仕事の帰り、ネットカフェに夜の11時過ぎに出かけた。
(当時はまだ家のネット工事の予約待ちでネットが繋がっていなかった)。

仕事でくたくた、とにかく一刻も早く資料をコピーして帰りたく、 相変わらずテンションは下がりっぱなし。

と、そんな時たまたま見かけた宣伝をクリック。
それが「コーチング」だった。

一瞬(=1分程度)見て、面白そうと思って、そのまま無料説明会に申込み。

数週間の時を経て今日行って来た。

自分で言うのもなんだけど、ああいう一瞬のひらめき、 私の場合すごいものに遭遇する可能性がとっても高い!

今日も色んな意味で目からうろこの体験ばっかりだった。

その中でも二つのすごい発見。

「人がいたらどんな風にも生きていける」

これ、どこかの名言みたいだけど、私の口からぽろりと出た言葉。

私にとって一番大切なものは何か?だったかな?
たしかそんなことを聞かれたかと思うんだけど、それがその時の私の答え。

私の紆余曲折無計画人生の一部を話して、 私には何の一貫性もなさそうに見える我が人生。

今日私の相手をしてくれた方は「人」こそが私の中で一本の道筋になっていて、 それを伝えたくて伝えたくてうずうずしているとの見解を示してくれた。

その人と話していくうちに、いかに自分がどんな逆境に立たされても「人と繋がりたい」と切に願っているのかに気付かされた。

当然、人と関わるという事は、
裏切られる事も
落とされる事も
そこから逃げ出したくなるような事も
そういうものもついてまわるのに、
私の場合はなぜかマイナスな経験すらも自分の心の奥底にある「人」との関わりを求めてそこにとどまる性質がある。

自分でも変なの~と思うけど、 言われてみれば、 たしかに裏切られてもう嫌だから人とは関わらないとかという風には今まで一度も思ったことが無いなと気付いた。

そしてもう一つの気付き。

「ネガティブな感情」

去年の11月末に今の仕事に就いてからずっと私に付きまとっているこのネガティブさ。

4度退職願を出し、
それでもなぜか居残り、
自分でもいい加減嫌だと思い、
とにかく来年の春は晴れて退職!と日々自分に言い聞かせながら 毎日このネガティブさんと付き合っている。
というか格闘している。

そんな話をした後に今日言われたこと。

「ネガティブな感情を持つという事は、 他のことがやりたいというサインを自分で自分に送っているという証し。
ネガティブなものも必要があって生じる」

言われてみればまさにそう!

今やってること絶対違う。

とにかくやりたくない。

なぜこれを選んだのか何度悔やんだかわからない。

でも人相手の商売だから、 途中で投げることを誰よりも私自身が良しとしていない。

私じゃなくても出来る仕事なのは百も承知。

けど、途中で投げたらさすがに子どもたちに何となく申し訳ない。

偽善と言われようが申し訳ないものは申し訳ない。

だから区切りのいいところまで続けてそれでやめようとずっと思ってる。

そういうぐるぐるな感情を一気に簡潔に見抜いてもらって、ものすごい爽快感。

すごくプラスのパワーを名古屋のオフィス街のビルの6階でもらってきた。

信号が変わるたびに動き出す車たちを横目に見ながら、
全然自然に触れていないのに
不思議とナチュラルヒーリングとやらに導かれた感じ。

ということで、これから何回に渡るかわからないけど、
コーチング受講決定!

早速次の予約入れてきた。

考えてみれば。

今の仕事に就いたおかげで。

1、組織の中で働く事は無理。
2、今の仕事は好きではない。
3、長時間の拘束と自由時間の激減が苦痛。
4、自分の好きなことを仕事にしたい。
5、どこにいても出来る仕事をしたい。
6、31歳、本気で今後の身の振り方を考える。

まだまだ続くけど、
そんなこんなの気付きのおかげで。

ぼんやりとですが、
私のいつかの目標は「起業」です。

自分のペースと自分の時間、そして自分が好きと思えること、
それらを全て融合させる一番の解決法は「起業」のような気が。

今日の方は家庭持ちで40歳になってからの転職、起業。

その方が言っていられた言葉。

「前は仕事が終わらなくて夜中をまわってもうどうにもこうにもならない状態だったけど、 今は好きなことをしてそれに夢中になって、そして気付いたら夜中をまわってる」

(それでもサラリーマンしていた頃よりもずっとずっと自分の時間、家族との時間が増えたって言ってた。
そして1ヶ月の長期休暇も取れてると。)

私もそうなりたい。

仕事が終わらなくて
職場に泊り込んだり
休日に出たり
(今はもう100%やめた。
それで私以外の誰にも迷惑がかからないのなら、
別に今すぐしなくてもいいと思えるようになったから)
そういう日々とは決別したい。

そして好きなことして気付いたら「もうこんな時間!」となっていたい。
手芸で針を進めるように、
夢中になってそれで時間が過ぎてた!という環境に身を置きたい。

これから手探りで探していく。
ただずっと怖いだけのここ数ヶ月間のネガティブさんに比べたら
今はわくわくしている。
漠然とだけど、先を想像するのが何となく楽しい。

ちょっとずつ前に進めそう。

そんな予感がした今日。

ドミニカから帰ってきて初めて息を吹き返したような感じ♪



【追記 2018/05/20】
文中に「資料」とかかっこよく言ってるけど、必要だったのはたった1枚の仕事の某イベントの会場までの地図…。

たった1枚の地図のためにネットカフェとかあり得ないと思いながら行ったら、コーチングの説明会の存在を知った。

2010年8月8日、そこが私の今いる場所に辿り着くための入口だったと言ってもいい。

そこからまた8年かけて今の場所に辿り着いた。

8年の間に起業的なこともしなかったわけじゃない。

だけど、当時はどうして進まなかったのか自分でも今ならよくわかる。

私がこの8年の間で体験したことたちは、9割の人にはドン引きされる。

理解は基本してもらえない。

理解してもらえないならまだしも「何やってるの?何で始めなかったの?何か形にしなかったの?正社員とか考えなかったの?」とかいうような質問は浴びるほどに受けた。

色んな人たちからの軽蔑的な視線も気持ちも本当に感じてた(色々言われたことも多々あった)。

だけど、私は今だからはっきりとわかる。

私がしたこの8年の体験は、私の人生の中で絶対的に必要な体験だったこと。

これらの体験が周りの人にも理解されるのは、私がそれを活かしてからだと思う。

それまではまだしばらく、言われて嬉しくないことは言われてしまうかもと思う。

でも今はその体験によって得たものが計り知れないぐらいに凄いものだと気付いたから、言われても前とはまた違う風に受け止められる気がする。

周りから大非難を浴びた体験たちは、私の財産になってる。

私にはそれがわかっていて、そしてそれぐらいに貴重な体験を自分の人生の中で手に入れられたとわかっているから、だから揺らがずに済む。

自分以外の誰かの価値観じゃなくて、自分だけの価値観の中でそれを今私にできる最大の自己肯定感で受け止められるようになったから大丈夫。

偉そうに言うと、
【自分が一番価値のないと思ってる自分に対して、それでも大丈夫だよ、と言ってあげられること】
それが最大のターニングポイントだった。

私はそれをするためにこの8年があったと言ってもいいぐらい。

他の人はわからないけれど、私には一番人生で難しい課題だった。

なぜなら、私こそ、何かしてなければ自分は価値のない人間だと思い込んでたから。

30歳になるまでは、何かをすることで、外側から自分の価値観を高めることをしてた。

それが当たり前だと思ってたし、実際にそうできてたから、そうやって人生は作り出すものだと思い込んでた。

そんな20代とは真逆の体験をしたのが30代だった。

私は30代で失うものの方が多かった。

むしろ世間的に歓迎されるものは1つとして手にできなかった。

キャリアも結婚も子どもも家やお金というような財も何1つ築けなかった。

でも私は引き算のような人生を送って良かったと思ってる。

もし私が上に書いたようなことを手にできてたとしたら、反対に人生の後半はもっともっと大変になってたと思う。

足し算の人生を生きたとしても、私の場合は根深い自己否定が根底に強烈にあったから、いつかは動けなくなったと思う。

社会的に評価されるものがないとダメなんて思って生き続けてたら、私は多分メンタルをかなりやられたと思う。

もしくは、メンタルに出ずに体の病気として出たか。

そしてこれは私個人の感想だけど、自分の築いたものがでかければでかいほど、ダメージも大きくなったと思う。

そういう意味で、30代で引き算の人生を送ったことは、人生長い目で見たら、本当に今で良かったと思う。

私は自分がそんなにも自己否定しまくってるなんて、少なくともコーチングの説明会の時には全く気付いてなかった。

何年もかけて自分の内面を見て、そしてようやくわかってきたことだった。

今だって自己否定は普通にする。

でも、してもその後セルフケアできるようになった。

そして、自分のそれらの体験とそして1つ1つの細かなプロセスが全て必要なものだったと気付いたのは、この4月から自分のホロスコープを読み解き始めてから。

そして、その経験がこれから先の私を支える。

色んな角度で支えてくれる。


あまりにも気まぐれな名古屋シリーズだけど、これは時間かけてでも自分の備忘録として完成させたい。

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