2018年4月20日金曜日

自分の変化

3年前の2015年の春、私は人生で初めてホームページを作ることを試みた。

今当時のノートが手元にある。

カード占いが子どもの頃から大好きでという同い年の男性からあれこれアドバイスを無料でもらって、その時に無料で作れるホームページも教えてもらった。

ちなみにこの人は本物の占い師だと思う。

この人以上にカードを操れる人を見たことがない。

絵しか書いていないカードを見て、すぐにそこからメッセージを言ってくるのだから、本気ですごい人だった。

その人が本当に懇切丁寧に私に色んなことを教えてくれた。

そのメモ書きが今もそっくりそのままノートに残っている。

その教えに基づいて私はホームページを作り始めた。

今でも当時のことはよく覚えている。

いきなりしょっぱなでつまずいた。

ホームページのトップページと言えばいいんだろうか。

あそこに書くメッセージが思い付かず悩んだ。

来る日も来る日も考えては書いて考えては書いてを繰り返したけれど、結局ものにならずに終わった。

メッセージがどうしても思い浮かばず、そして焦りに焦って、やる気も失せ、最終的には頓挫した。

当時のメッセージがどこにあるのかもわからないし、そしてホームページももはや自分では開けないと思う。

 

今また新しくホームページを立ち上げようと色々準備している。

今回はとてもシンプルにメッセージができあがった。

それはいつかの車の運転中に出てきた言葉で、そこに少しずつ付け足して、そしてとても短い文章が出来上がった。

どうして今回はすぐに出来上がったのか。

自分ではっきりとわかる。

それは私の内側から出てきたから。

見た目とかきれいかどうかはどうでも良くて、自分の心からの気持ちをそのまま綴った。

そしてそれは伝わる人には伝わる、そう信じられる。

あと今回が前回と最大に違うのは、その文章を見てくれた人が見るだけでとりあえず癒される、それを目指した。

これは3年前は最後までできなかったことだった。

余裕のない感じや焦りは3年前も今も大差ないけれど、でも自分しか見えなかった3年前と違って、今回はその先にいるお客さんをなんとなく薄らぼんやりでも想像しながら書いてる。

というか書けるようになった。

 

そういうことができるようになった1番のきっかけは、多分ホロスコープだと思う。

自分のホロスコープを読み解いていくことで、私は自分の苦難としか思えなかった色んなことが今意味あるプロセスへと変容を遂げたことに気付いた。

私は自分を癒すことに関して、並々ならぬ労力と時間とお金を注ぎ込んだ。

そこまでしてでもとにかく自分が癒されたくて、そのためならもう手段だとかは問わなかった。

「お金は問わなかった」と書きたいところだったけれど、これはお金は問わなかった時もあるし、生活費さえままならない時はそこに払うお金の余裕などなかったから有料のものは何1つ受けられなかった時もある。

ちなみにこの有料で受けられなかったことも実はとっても大切なことで、その時の私はどうしたかと言うと自分1人でできることを代わりにやった。

お金払ってまでできないから、ネットや本で調べまくったり、自分の学んだ手法を使ったりして、セルフヒーリングを色々試した。

何が功を奏すのかはわからないもので、私は自分で自分にしたヒーリングが実は一番大きな変化を生み出すきっかけとなって、そこからどんどん色んな変化が起こるようになった。

そういう体験こそが「自分にも自分を癒す力がある」と気付かせてくれたし、そして誰しもがそういう力を持っているという気付きにも繋がっていった。

さらに自分で家でするヒーリングは、これから先自分以外の人にもどんどん紹介できる。

自分でできることは簡単じゃないとできないし、継続した方が良いものの場合は特に簡単でないと困る。

世の中に紹介されている色んな手法が長続きしないのはそこだと思ってる。

だから本当に効果のあったものはどんどん伝えたらいいし、そういうのは喜んで伝えたいとも思ってる。

 

私は単純にこの自分の変化がとてもうれしい。

私がカウンセリングとか人の心を癒すことに興味を持ったのは大学に入るあたりの18歳の頃だった。

そもそもは中学の頃にものすごいいじめに遭って、それを誰にも相談できず誰にも吐き出せず、それが苦しくてたまらなくて、それで私は当初スクールカウンセラーになりたいと思っていた。

実際社会に出てからも、スクールカウンセラーではなくても、人の話を聞くことだけはものすごい回数と人数をこなした。

そういう道に行くことになると言わんばかりに、そのような体験が多かった。

そして自分自身も色んな心痛い体験を大人になってからもした。

子どもの頃から知らずに引きずっていたものもある。

そこから色んな紆余曲折を経て今39歳になって、本当にそういう道で生きていきたいと心が決まった。

やっとやっと心が決まった。

そこだけは迷いがない。

これまでみたいにごちゃごちゃと何年も迷いまくって、自分には何もできないと思って、とにかく社会から隠れるようにして生きたいと思ったことも何度も何度もあった。

今はこれからどういう試練であったとしても、とにかくやりたいこと・目指したいことを突き進んでやる、それは何年かかってもいいから形にしていくものとして自分の中にある。

ちなみに3年前に途中までネタとして書いていたメモたちは今大活躍している。

3年前も今も内容は何一つ変わらない。

心の癒しに関して言えば、流行り廃りがない。

仮に流行があって今衰退するようなものがあるとすれば、それは何かが間違えているんだと思う。

金銭目的でやったり事業拡大を目的にしたら絶対にうまくいかない分野だと思う。

一時的に軌道に乗っても必ず落ちる。

でも基本を忠実に守り本当にそれに対して効果があると自分がわかっていれば、その軸はぶれることがない。

私の一番の強みは、そういうプロセスを自分がすべて通過していること。

そしてこのメモ魔の自分の特性がとても活かされていて、わからなければ自分の過去の何十冊とあるノートを見たらいい。

そこにヒントがある。

必ずある。

こういう心理系のワークなんかでよく言われるのが「嫌なことを書いたらその紙は燃やそう/ビリビリに破いて捨てよう!」とかいうもの。

私は逆に全部残した。

そんなガチで嫌だった時のことなんかその時にしか書けないものだから、私は逆に残す方を選んだ。

本当に不要と判断したらその時に捨てればいいから、とにかく将来使えるかもわからないから残しておこうと全部残した。

今それらはとっても貴重な資料になっている。

しかもその時々で私が何をしたかもわかるようになっている。

そんな超使える教科書、世界中どこを探したってない。

自分自身が臨床例となってるから、見たらすぐに思い出せる。

長い年月をかけて必要なものは全部そろった。

もちろんもっともっと伸ばすべきポイントはある。

もっともっと深めたい技術もたくさんある。

だけど「もうスタートしていいな」、という自分の中の心構えができた。

今なら事業として失敗したとしても大丈夫と思っている。

もし方向性が間違っていれば、そうだとわかる結果が出てくるだろうと思ってる。

そして本当に生きる道が違うのなら、最後はどこでも働く場所はある。

自分が選ばなければ仕事は世の中にたくさんある。

そういう覚悟が本当の本当に生まれてきた。

それがこの3年間で得た一番大きな変化じゃないかと思ってる。

0 件のコメント:

コメントを投稿