2018年3月9日金曜日

オルゴナイト


最初にオルゴナイトを紹介してくれたのは妹だった。

妹いわく、妹と妹の友達の【共通の友達】が紹介したのが最初とのこと。

共通の友達のお姉さんは、家庭不和に加えて子どもの入院とけがが続いて色々さんざんだったところ、オルゴナイトを家に置くようになってからそれがぴたりと止み、今では家庭円満になった模様。

共通の友達の彼氏がお姉さんの家を訪ねた時、「まるで別人の家のようなんだけど、何をしたの?」と聞いたぐらいに、全く雰囲気が変わったと妹たちは聞いたようだった。

それを聞きつけて、妹と妹の友達は大みそかに噂のオルゴナイトを買いに行った。

帰ってきた妹が見せてくれたものは、「それ何?」って聞かなきゃわからない代物だった。きれいだけどそれがそんな威力を発揮しているとはとても思えず、健康食品のお店に売っていてしかも値段は700円と言われ、ますます怪しいと思った。

部屋の浄化グッズやパワーストーンをはじめとするグッズは基本的に高い。

本当に強い力や純度が高い物になればなるほど値段ももうきりがないぐらいに高い。
700円ってウソでしょ!?と思った。

まぁだけど700円なら騙されたと思って買っても痛くないし、効果がなければ簡単にあきらめもつく。

その時の私はほとんど買う気ではなかったけれど、もう1人の妹が正月帰省中新潟にいるうちに買いに行きたいと言って、それで年明け妹と2歳の姪っ子と一緒に行ってきた。

お店はうちから30kmほど離れているから次いつ来るかもわからないし、実際に目にした時に「これだ!」とすぐに感じたものがあって、それで1つ持ち帰ることにした。

今年最初の買物がオルゴナイトで、こういう開運グッズを買うのはいいなぁなんて、すごく軽い気持ちで買ってきていた。

ちなみに開運グッズ的なものを買うのも人生で初めてのことだった。

ああいうものは「買うぞ!」と意気込んでそして事前に色々調べて買うものかと思っていたけれど、実際に買った時は意気込みもなければどういうものかも知らぬまま買っていた。

店に飾られていたオルゴナイトの説明書きしか期待できる効能なんかは知らず、それに関しても半信半疑だった。

それまでオルゴナイトそのものを聞いたことも見たこともなかった私は、まぁこれで本当に何かが良くなれば儲けものだなぐらいな気持ちでしかなかった。

これが私のオルゴナイト

 
私が最初に効果を感じたのは、自分が持ってるパワーストーンが変化したことだった。

いつからそうしたのか忘れたけれど、とにかく今の職場に行ってから、少なくとも秋以降確実にポケットのある服を着るようになってから毎日ポケットにペンジュラムを入れている。

水晶の方のペンジュラムはでかいし万が一衝撃で割れたり欠けたりしたら嫌だから、すでに加工されているラリマールの方のペンジュラムを持ち歩いている。
(ラリマールは元々フランス人のアクセサリー職人の人が作った1点もののペンダントで、ペンダントの鎖の部分が壊れてからは石だけ残して、そしてその石に毛糸を通してペンジュラムに変えた)

年明けからはラリマールのペンジュラムと一緒にオルゴナイトもポケットに入れている。

そうしたらラリマールの石がツヤツヤ光るようになって、透明度が増し、全体的に色が濃くなった。

ぼやけていた自然の模様の部分もはっきりとするようになった。

私は最初「そんなわけない」と思った。

パワーストーンなんかの石の色が変わるなんて聞いたことがなかった。

最初は気のせいかもしれないとも思った。

自分で勝手にそう見えてると勘違いしてるのかなと思った。

だけど日に日に石の様子が変わっていく。

そこでパワーストーンに詳しい友達に石の色が変わることが実際にあるのかを聞いてみた。

そうしたら外的な要因によって石の色が濃くなったり透明度が増すことは実際にあると教えてもらった。

私の場合は、もう完全にオルゴナイトと一緒に持ち歩くようになってから変化したから、オルゴナイト効果だということはわかった。

ラリマール(のペンジュラム)とオルゴナイト
 

体の方はいつも基本的に元気だから体調面での変化はなかなか気付けなかったけれど、とにかくあのパワーストーンの色が変化したのを見て、この700円のオルゴナイトがとんでもない威力の持ち主だということだけはわかった。

ただそれを誰かに紹介しようとかは全く考えていなかった。

そもそもパワーストーンの色が変わったなんて言ったら、本当に頭のおかしい人みたいに思われることが関の山で、そんな危険を自ら犯したいとは思わなかった。

興味のある人がいたら紹介してもいいなぐらいだった。

それが変わったのは、20年来の友達とやりとりしてから。

その友達がずっと離婚したがっていたのは知っていた。

だけど年明けの友達の誕生日の時にお祝いメールを送った後、私が想像している以上に状況が大変なことを知った。

まじめに彼女が普通に日々生きていることが半端なくすごいことだとわかるような、そんな状況だった。

いずれ離婚となるにしても、それがすぐのすぐという感じではなかった。

それで私はふとその友達にオルゴナイトを贈ろうと思い付いた。

幸いにして彼女の昔からの友達に占い師を本業にしている子がいて、そういう世界のことも普通の人よりか抵抗がないのもわかっていたから、だから多分大丈夫かなと思った。

絶対とは言えないけれど、まぁ何なら私が2つ持ってもいいから、本人が気に入らなければ私に送り返してもらおうと思い、それで買いに出かけた。

買いに行った日は『ふみの日 日曜日』に書いた通り、ものすごい大寒波の大荒れの真っ只中の1日だった。

そこにも書いたけれど、必ずそれが彼女の元に届くことが決まっていれば、絶対に買いに行けると思った。

天気が絶対に味方すると賭けた。

賭けは当たって、そしてそれ以上のものを私は手にした。

レジでオルゴナイトの感想を言っていたら、健康食品のお店の店主さんの娘さんが奥から出てきた。

その娘さんがオルゴナイトの仕入れを担当していて、その方が唯一オルゴナイト制作者の方とコンタクトを取れる方だった。

私は娘さんに会うまでてっきり娘さんが作っているのかと思いきやそうではなく、娘さんの整体・マッサージのお客さんの1人が作っていて、それで娘さんから施術を受ける時に毎回オルゴナイトを持ってくるということがわかった。

娘さんは単に委託販売という形で関わっているだけということもその時初めて知った。

ネットで見るとオルゴナイトは誰でも簡単に作れるというようなことが書かれているけれど、実際はそんなことはなく、材料ももちろんだけれど、それ以上に制作する場所自体も相当きちんと設定しないといけないようだった。

場の浄化はもちろんのこと、その繊細なエネルギーを受け止められるような状態にすることが常に求められるようだった。

値段もネットで見ているものたちに比べると半額近い値段でびっくりしたと言ったら、制作者の方はオルゴナイトを生業にはしていなくて、だからオルゴナイトで儲けようというようなことは一切考えていない、だからオルゴナイトそのものもものすごく純粋な状態に仕上がっているんだと思いますと教えてもらった。

オルゴナイトを作る時、その人の意思やその人が持っているエネルギーはそこには一切入れないとのこと、代わりに自然の中にあるエネルギーを余すことなくその中に入れ込むことを徹底しているらしい。

そして私が一番感動したのはここだった。

オルゴナイトがその持ち主のところに着いたら、初めてその個々のオルゴナイトがその人に合わせて力を発揮するように設定している、というところ。

だから店に置いてあるからと言ってオルゴナイトが働いているわけじゃないとのことだった。

それを聞いて、ますますその時に友達のために選んだオルゴナイトがもう予め友達のところに行くことが決まっていたんだろうなぁと思った。

さらに娘さんから「どうやって友達の分を選んだんですか?」と聞かれたから、私はこの人になら言っても絶対に大丈夫と思ったから、「ペンジュラムを使って選びました」と答えたら娘さんは即座に納得された。

そして少しだけ私が普段からどんな風にペンジュラムを使っているのかという話をしたら
「過去で使われていましたね^^」と笑顔で返された。

娘さんの言う「過去」は「過去世」の過去。

たったこれだけの情報でそういう言葉をさらりと口にする娘さんを見て、ただ者じゃないなと感じた。

私もその少し前にホロスコープ鑑定でペンジュラムを過去世で使っていたことを教えてもらったばかりだったから、そんな風に言われたことにただただ驚いた。

この娘さん、体からその人の潜在意識の声を読み取ることができる、そういうマッサージをしていると自らを紹介されたから、私はそのまた3週間後ぐらいに実際に整体と足つぼを受けてきた。

その時の話もまた今度ブログにアップしようと思っているけれど、とにかくその娘さんの実力が半端なかった。

そういう人が絶対の自信を持ってお店に委託販売で置くオルゴナイトだから、これは間違いなく凄いものなんだとそういう意味でも確信している。
 

だいぶ長くなったから、オルゴナイトの続きの話は次へ。

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