2015年7月21日火曜日

問いかけたら答えはやってくる

7月も気付けば3週間が過ぎた。

最近アメブロばかりに傾倒していたら、『光の図書館』が随分とご無沙汰だと昨日の夜気付いた。

気付けば7月に入ってから一度も『光の図書館』は更新していない。

せめて1記事は各月最低でもアップしようと、今年に入ったか入らないかの辺りで決めた。

おそらく今のところ、それは達成できている。

今月もあと10日で1記事はアップできるだろうと思う。

ただ、アップするにあたり、これを書こうというのが定まらなかった。

候補はメモ帳にストックしてあるからそれを開けばわかるけど、そういう気分じゃない。

そこで、何かヒントとなるものがやってきますように、と問いを宙に向かって投げかけた。

個人的にこの自分でもない他の誰かでもない、とりあえず宙に質問を投げかける行為が好きだ。

嘘みたいな本当の話で、宙に投げかけておくと、タイミングは読めないし方法も読めないけれど、

何かしらの方法で答えがやってくる。

これは何回やっても毎回面白い答えがやってくるし、そしてやってくる方法も毎回ユニークだ。

その一連のプロセスが面白くて虜になっている。

これを読んだ人にも是非試して欲しい。

どんなことにも応用できるし、回数を重ねれば重ねるほどこの不思議なプロセスの深遠さに

魅せられるはずだから。


先ほどドライカレーをお昼に作って食べてぼけ~っとしていた。

外は暑いから出たくないし、夜の寝つきが悪くなるから昼寝も避けたいし、本も読みたくない。

さてどうしようかと思っていた。

今さっと手に取れる位置にある本は10冊程度だ。

そのうちの1冊、滅多に手にすることのない童話の本をたまたま手に取った。

この本は、8年前祖母が亡くなったことで日本に帰国し、そのついでに丁度絵の個展を開いていた

友達に会いに行き、個展開催のお祝いに持って行った本だった。

内容がすごく好きで、わたしは友達用と自分用と同じ本を2冊購入した。

本は読む気がしないからぱらぱら開いて終わったけど、ふと二つ折りにしてあるメモ用紙に目が

留まった。

10年前の日付で、08-26-05となっていた。

そこに、ある子どもがつぶやいた言葉をさっとメモしておいたのだ。

そう、これが次回の『光の図書館』のメインテーマになる。

見た瞬間、「これを書こう!」と即決した。

何でこの本にそのメモ用紙を挟んだのか、挟もうと考えたのか、今となっては全く思い出せない

けれど、まさに今このタイミングで目に留まり、さらには宙に投げかけた答えがこんな風にやって

きた。

今回もこの用意周到なプロセスに驚きを隠せない。


10年前の夏に耳にした言葉。

今と同じ字体の自分の字。

漢字を含めてたった8文字の言葉。

その言葉を見て、当時の光景がありありとよみがえる。

たった8文字なのに、その時の風景も、子どもの顔も、全部が全部よみがえる。

「文字に残す」ってすごいことだと毎回感心する。

そこには紙と文字しかないのに、それを見ただけで色んなものを回想できる。

あれもこれも沢山忘れてばかりいる普段の脳みそと同じとは思えない位に細かく憶えている。

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