今日は台所の電球が切れた。
それは突然だった。
朝の白湯を沸かした時は普通に点いていた。
午前中、掃除をした時も普通に点いていた。
さて昨日の余りご飯でお昼ご飯でも作ろうかと電気を点けたつもりが点かない。
二度三度パチパチとスイッチを入れてみるも点かない。
このアパートで、初めて台所の電気が切れた。
先週は2年ほど履きつぶしたGパンに穴が開いた。
いつの間にか使い捨てコンタクトが残り1日分となっていた。
先週両親にプレゼントを送ろうとパッキングしたら、ガムテープが丁度切れた。
それは郵便局で借りられたから事無きを得たけれど、とにかく物の方が持ち主より先に
春に向けてなのか、何に向けてなのか、終わりを告げて次へと向かっている。
いつまでもしがみついていても、過去のものたちとはもうサヨナラですよ、と言われてるみたいだ。
台所の電球が切れた時は、本当にそう思った。
物の寿命に対し、「何で今何だろう?」なんて思っても仕方ないけど、
とにかく重なる重なる。
今の人生の流れと、物たちが告げる終わりの時期とが妙にマッチしていて、
あぁもう本当に変わるところなんだろうなぁ・・・と、
心の中でものすごいジタバタして色々先延ばしにしたり結論出すのを渋ったりしていても、
もうすぐそこまで色んなものたちが、要は次のものたちがやってきてるんだろうなぁと思う。
明日から3月。
暦上は春だ。
数日前、今年初の梅を近所のスキーショップで見かけ(雪降らないのに本格的なスキーショップが
近所にひっそりとある)、今日は菜の花を近くの人工的な花壇で見かけた。
もう春が来ている。
春という季節は、「替え時期」としてもしっくりくる。
わたしの心の中でのしっくり感は別にしても、季節とはしっくりかみ合っている。
替え時期ですサイン、どこまで受け入れられるだろう・・・。
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