2014年11月12日水曜日

断捨離強化月間

今月は、1日ひとつ何かを捨てる、ということを日々の小さな目標にしてみた。

本に感化されやすいわたしは、毎日ちいさなことを1ヶ月毎日積み重ねる、

という内容が紹介されたある本を読んで、

じゃあ今月は1日ひとつ何かを捨てようと決めた。

12日目にあたる今日、ようやく12個ぴったりの数に追いついた。

最初の1週間は好調だったけど、2週目に入った頃、うっかり忘れが3日ほど続き、

今日さきほど明日の月1の不燃ごみ収集日に合わせて幾つか細々としたものと、

2年ほどお世話になったフライパンを捨てた。

フライパンは、もうテフロンが剥がれはじめ、

お好焼きや餃子なんかはフライパンにくっついて剥がれないというストレスが発生していたから、

そんなに頓着せずにさっとごみ袋に入れることができた。

今回、厄介だったのは、数組のピアスたちだった。

数年前のある夏の日を境に金属アレルギーを引き起こしてからというもの、

金属のアクセサリーはほとんどしなくなった。

ちょっと調子こいて1時間くらいピアスをすると、耳がかゆくなって赤く腫れ上がる。

ネックレスは留めるところだけが金具でも、それだけでかゆくなる。

随分アクセサリーたちを目にしていなかったけど、

この間入れ物ごと久しぶりに目にし、あぁもう捨てようと思った。

ところがどっこい、いざ捨てようと思ったらこれが捨てれない。

宝石みたいなデザインのものは、意外かもしれないが、ひょいと捨てられた。

そうではなく、個人の作家さんが作ったものやめずらしい素材のピアスたちが捨てれない。

たとえ安っぽい素材でも、気に入って手に入れただけあって捨てれない。

そこでわたしは発想転換し、気に入った素材たちをピアスの金具からすべて取り除くことにした。

ボタン、貝ボタン、ガラス細工がそれぞれ残り、

どのようにリメイクするかわからないけど、何か手芸でもしてよみがえらせようと予定している。

ちなみに、ピアスが入っていた容れ物は、手塚治虫展で見つけた鉄腕アトムに出てくる

ひげもじゃのおじいさんをモチーフとしたアクセサリー入れだった。

これを一緒に見に行った友達のことも憶えているし、

大学時代、ほんのわずかの期間だけ一緒に時間を過ごした人とのある1ページだから、

ちょっと躊躇したけれど、それこそ近藤麻理恵さんの本に書いてあるように、

それを見てもうときめかないから、あぁ捨てて大丈夫だと思った。

話は変わるが、今日訪ねたおひとり様専用と言わんばかりの小さなカフェの内装を見て、

モノは最小限のそのスペースがすごく心地良かった。

花屋も兼任でしているらしく、ところどころドライフラワーなんかが飾ってあったけど、

あとはこだわりぬいた料理と花と緑関係の大量の本以外は何もない場所だった。

超繁華街の一角にひっそりとあるのに、半端ない居心地の良さで、

他のお客さんもみんな思い思いに時間を過ごしていた。

1組だけカップルがいても、そのカップルすら話をするのがはばかれる位にしーんとしていた。

そこに行って、改めて今月の断捨離強化月間の目標を思い出し、

今日は帰ったらまとめて抜けた日にち分のものを捨てようと決めた。

それが、フライパンであり、ピアスであり、ピアスの容れ物だった。

残りの18個、わたしは何を捨てようと決心するかはわからない。

30個すべて達成した時に、どんな気持ちがするのか、ちょっと楽しみだ。

ちなみに今日までに捨てたもの。

1、ベージュの七分丈カーディガン
2、Sさんからのハワイみやげ
3、プレゼントメッセージ付きノート(←関係の断捨離という意味も込めて)
4、葉部分の人参の茎
5、ポイントカード2枚
6、ドコモの会員プレゼントの保証書
7、あしかがフラワーパークのパンフレット
8、フライパン
9、ピアス5組
10、鉄腕アトムピアス入れ
11、財布屋からもらったキーホルダー
12、借りてたタッパ(←関係の断捨離という意味も込めて)

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