2013年10月3日木曜日

撃沈から回復するまで~実際のプロセス~

(注)この文章、細かく書いているので長いです。
長いけど、どう撃沈して、そしてどう回復したのか、記録として残すために書きました。

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昨日朝から行きたくもない講習に出かけた。

半強制的に参加するもので、ドレスコード付きというやっかいなものだった。

現地ビルに到着しているにも関わらず、なんと高層エレベーター朝の時間帯は1Fに停止せず、
そうとは知らない私はそこで数分のロス。

途中でようやく2Fにまわらなければいけないことに気付き移動。

すでに受付終了時間5分前を切っていた。

エレベーターを乗り継ぎする途中、トイレに行きたくなった。

だけど、トイレに行く時間はない。

受付終了時間ジャストにしか到着できない時間になっていた。

2時間なんとか乗り切れるだろう・・・と予想して、ようやく会場に到着。

受付の方に「今日の講習にきました」と言って名前を名乗る。

イスに腰掛けてお待ちください、ということでイスに座って待っていた。

1、2分後、受付の方がくる。

場所に案内されるのかと思いきや
「あの~、今日は何の約束でいらっしゃいましたでしょうか?」
と聞かれる。

その時に、講習の案内状をかばんから取り出し、受付の方に見せた。

それを見て受付の方が
「それ、今日ではなく明日のものですね・・・
申しわけないですが、明日の朝もう一度来ていただいてもよろしいでしょうか」

と本当に申し訳なさそうに言われた。


この時の私は、どこにぶつけていいのかわからない怒りに満ち溢れていた。

さすがに受付の人にあたるわけにもいかず、
そこはひとまず平然を装ったつもりで、一言謝りとわかりましたと言って退散した。


色々抜けている私だけど、
こういう日にちを間違えるミスは恐らく過去に一度も経験していない。

こういう時の感情の体験も初めてであれば、
自分に怒っているのか何に怒っているのかわからない感情でぐるぐるしていた。

深呼吸でおさまるものではない感情の渦にのまれていた。


とりあえず、気を取り直そうと、
ついでにやろうと思っていた郵便局の口座に入金しようとATMに入った。

おばあさんの先客が一人。

最初は普通に待っていたつもりが、そのおばあさんどうも紙幣と小銭をどこかに振り込みしたいらしいようだった。

入金するまでも色々と操作があり、
ひとつひとつ声に出して操作をしていた。

さぁ入金という時に、入金の仕方がわからず、紙幣だけ入れて小銭を入れるタイミングを逃し
結局入金失敗して、最初からの操作になった。

さきほどの怒りがまだ健在だったところにこのおばあさんの入金失敗は、
火に油を注ぐ形になった。

心のイライラの声が、私の独り言として音声となって私の耳に届いた時、
もうこれ以上待っているとさらに怒りが増長するだけだと思いその場を去った。


次の気を取り直す作戦が必要となった。


とりあえずトイレに寄り、
その後少しでも楽しいことをしよう!ということで、
いまだかつて見たことのない閑散っぷりの大型書店に行った。

朝のすがすがしい空気が漂っている店内。
本でも見たら気が良くなるかも・・・と期待も高まる。


ところが。

この作戦も、最初の怒りが減るという意味では功を成したけど、
その怒りが別のものに変わったという結果になってしまった。

手に取った本がどういうわけか
「ネガティブ思考」チェックなるテストがあって、
気になってそのままテストした。

本によると6タイプのネガティブがあるという。

質問に答えて、自分がどの内容にどれほどマッチするかを見るのだけど、

解説に
「各項目5個以上『はい』がついたら、それはあなたが持っているネガティブのタイプです。
2項目以上に5個以上の『はい』がついた方は、その両方をきちんと読みましょう」

というような形になっていた。

私は全6項目に5個以上の「はい」が登場し、
ということは、すなわちネガティブ全制覇したことになり、
これも一気に気を滅入らせた。

各項目の解説がさらにいちいち気に障る形で、
本での気分転換失敗に終わり店をあとにした。


そんなこんなのうちに少し早いけど、ランチタイム突入。

ランチに行こうかとその辺り一帯をぐるぐると回った。

30分ほど歩いたら気は晴れてきたけど、ランチするのも面倒になり、
ここはもう家に帰ろうとバスに乗った。


家の近くのバス停で降りた。

ここからだ。

本格的に撃沈したのは。

空は雲ひとつない秋晴れで、申し分ない天候だった。

いつもの見慣れた街並みだ。

なのに、私は心がどんよりと重く、一体私は自分の人生がどこにむかっているのかと思った。

前日、父と妹にそれぞれ別々に今の私を疑うというか否定すると言うか
そんな言葉もあった。
(父親は心配で、妹は多分私ではなく本人の言葉にならない怒りが私に向いていたと今は思う)

私はどこまでいっても自分の未来に繋がる今のことが決められなかった。

どうしたいのかわからない。
(↑この「どうしたいのかわからない」も先述のネガティブチェックのひとつの質問に含まれていた)

焦りはしても答えは出ない。

どんどんどんどん落ち込んだ。

落ち込みは頂点に達し、
ごはんを作る気力はなく、
ジャンクフードと発泡酒という組み合わせでお昼を済ませた。

ジャンクフード+お酒の組み合わせは、ストレス大の私の兆候。

こういう時はひたすらぐるぐるするだけで、
一抹の光すら見つけられない。

食べたら横になって、読みかけの本を少し読んだ。

不安は不安のまま、
行き場を失った怒りは怒りのまま、
気付いたら私は寝てた。

一度電話が鳴って起きたけど、
電話を切ってからもまた寝た。


3時間くらい寝ただろうか。


起きたら、少しだけすっきりしていた。


もう今朝のそもそもの日にち間違いは仕方のないこととどこかであきらめ、
こんな日は嫌だけど過ぎたことはやり直せないからとなんだか納得し、
すこし胃が重たいことに気付いて夜は何か体にいいものを作りたいという意欲が湧いた。


日用品の買い出しの用事も思い出して、
夕方買い物に出た。


夕焼けの色がすっかり秋の色になっていて、
木々の葉っぱのあいだをすり抜ける風が心地よくて、
起きてぼーっとしていたこともあってやっと少し楽になっていた。


夜は、油揚げの焼いたもの、大根サラダ、大根の葉入り納豆ご飯を食べた。


その後、どういうわけか夏くらいからほぼ毎日のようにやっている写経をやり出した。

これだけできれば上出来だった。


その時に、この1日の出来事をブログにアップしようと決めた。

そして今こうして書いている。


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